楽天プレミアムカードはメリットがない?年会費を回収できる人を診断

今回は楽天経済圏の楽天プレミアムカードについて話します。まずは診断を行い、自分に合っているか/合っていないかを判断してみてください。

楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込み)で、楽天カード(一般)が永年無料であることを考えると、決して安い金額ではありません。

そのため「楽天プレミアムカードはメリットがない」という声も多く見かけます。ただし、この評価は人によって正反対に変わります。

この記事では、年会費11,000円をどこで回収するのかを4つのルートに分け、自分が回収できる側かどうかを数値で線引きできるように整理しました。

「楽天プレミアムカードはメリットがない」って書いてある記事、けっこう見かけるんだよね。実際どうなの?

答えは「人による」よ。年会費11,000円を何で取り戻すかが決まってない人は損をするし、逆に回収ルートがハッキリしてる人はしっかり得をするね。まずは自分がどっち側かを確かめるのが先よ。

楽天プレミアムカード

楽天市場をよく使う人で、年に数回でも旅行や出張に行く人におすすめだよ!
プライオリティ・パスを一番安く持てる1枚として人気!

メリットデメリット
楽天市場でポイント最大6倍(プレミアム限定で+2倍)
プライオリティ・パスが無料発行(年5回まで無料)
国内空港ラウンジは回数制限なし+旅行保険は最高5,000万円
年会費11,000円(税込)がかかる
家族カードは年会費550円がかかる
発行会社楽天カード株式会社
国際ブランドVisa、Mastercard®、JCB、American Express
還元率1.0%
年会費11,000円(税込み)
付帯保険海外旅行傷害保険:最高5,000万円
国内旅行傷害保険:最高5,000万円
動産総合保険・カード盗難保険
スマホ決済Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ、楽天Edy
ポイント楽天ポイント
入会条件20歳以上・安定した収入のある方
優待店舗楽天市場、楽天トラベル、楽天ぐるなび
追加カードETCカード(年会費無料)
家族カード(年会費550円)
監修者プロフィール
曽根原淳子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
曽根原淳子

大手通信会社に所属し、現在は金融事業会社に出向。金融領域の業務に従事しながら、FP2級に加え、証券外務員一種・二種、貸金業務取扱主任者などの資格を取得し、資産運用から証券、融資まで幅広い金融知識を有する。

私生活では、マイルやポイントを貯める「ポイ活」を実践。投資信託を中心に資産運用にも取り組み、投資歴は8年。金融業務で培った専門知識と実体験を活かし、資産形成やポイ活など、暮らしに役立つお金の情報をわかりやすく伝えることを大切にしている。

目次

【5問診断】楽天プレミアムカードの年会費11,000円、あなたは回収できる?

5問・約30秒

楽天プレミアムカードの年会費11,000円
あなたは回収できる?

楽天カード(一般・年会費永年無料)と比べて増える金額で判定します

スタート前

楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込み)。5つの質問に答えると、一般カードと比べて年間いくら増えるかを試算し、回収できる側かどうかを判定します。

  • 楽天市場(毎週火曜日・木曜日の上乗せ)
  • 国内空港ラウンジ(羽田の利用料1,320円で換算)
  • プライオリティ・パス(1回US$35・無料は年5回まで)
  • 楽天モバイルのギガ割引クーポン(年13,200円相当)
Q1 / 5

楽天市場での買い物は、1カ月あたりいくらくらいですか?

ふるさと納税を除いた、ふだんの買い物の金額でお答えください。

Q2 / 5

楽天市場の買い物を、毎週火曜日・木曜日に寄せられますか?

プレミアム限定の「楽天市場特典分(+1倍)」は、毎週火曜日・木曜日の利用分だけが対象です。

Q3 / 5

1年間で国内の空港ラウンジを何回くらい使いますか?

出張・帰省・旅行で飛行機に乗る回数から考えてみてください(往復なら2回とカウント)。

Q4 / 5

1年間の海外旅行・海外出張は何回くらいですか?

プライオリティ・パスが効くかどうかの判定です(公式の試算前提にならい、1回の渡航でラウンジ2回利用として計算します)。

Q5 / 5

楽天モバイルを契約していますか?

プレミアム会員には毎月5GBのギガ割引クーポン(月最大1,100円・税込み相当)が進呈されます(進呈条件あり)。

診断結果

一般カードと比べて年間で増える金額(目安)

      【結論】楽天プレミアムカードは全員に得ではない

      【結論】楽天プレミアムカードは全員に得ではない

      楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込み)を楽天市場・空港ラウンジ・楽天モバイルなどで回収できる人だけが得をするカードです。

      通常還元率は1%で、これは楽天カード(一般)や楽天ゴールドカードとまったく同じ数値になっています。つまり、普段の買い物をするだけでは年会費分の差は生まれません。

      プレミアムで上乗せされるのは「楽天市場の火曜・木曜の特典」「空港ラウンジ」「プライオリティ・
      パス」「楽天モバイルのクーポン」といった、使う人と使わない人でハッキリ差がつく特典ばかりです。

      だからこそ「メリットがない」という感想と「手放せない」という感想が同時に生まれます。まずは全体像を押さえてから、自分がどのタイプかを確認していきましょう。

      楽天プレミアムカード 総合スペック(2026年8月時点・楽天カード公式)
      • 年会費:11,000円(税込み)/家族カード 1人550円(税込み)/ETCカード 無料
      • 通常還元率:1%(100円につき1ポイント)※全券種共通
      • 楽天市場:最大6倍(5と0のつく日のエントリー分を含む場合)
      • 国内空港ラウンジ:回数制限なし(家族カード会員も対象)
      • プライオリティ・パス:年5回まで無料、6回目以降は1回US$35
      • 海外旅行傷害保険:最高5,000万円/国内旅行傷害保険:最高5,000万円
      • ご利用可能枠:最高300万円(審査により決定)

      年会費11,000円を12カ月で割ると、1カ月あたり約917円です。この「月917円のサブスクを払う価値があるか」という視点で、次の3タイプのどれに当てはまるかを見てください。

      スクロールできます
      あなたのタイプ年会費を回収できるか判断の目安
      楽天市場が月10万円未満で旅行にも行かないいいえ上乗せ分が年会費に届かない
      楽天市場を火木にまとめ買い/出張や旅行が多いはい1ルートだけでも回収可能
      楽天市場は使うが旅行はしない条件つきゴールド・一般で足りることが多い

      2番目のタイプに当てはまった人は、1ルートだけで年会費を回収できます。

      最新の年会費と特典条件は公式ページで確認してから申し込むのが確実です。

      ※年会費11,000円(税込み)は一括払いです(2026年8月時点・楽天カード公式)。

      メリットを感じにくい人

      楽天プレミアムカードのメリットを感じにくいのは、楽天市場の利用が少なく、飛行機にも乗らない人です。

      プレミアム固有の上乗せは「楽天市場特典分(毎週火曜日・木曜日の利用分のみ・+1倍)」と空港ラウンジ系の特典に集中しています。

      楽天市場での買い物が月に数千円〜数万円という水準だと、この上乗せは年間で数千ポイントにしかなりません。年会費11,000円には遠く届かない計算になります。

      空港ラウンジも同じ構造です。

      国内空港ラウンジは羽田空港ラウンジの利用料1,320円で換算すると年9回使ってようやく年会費と釣り合い、海外のプライオリティ・パスでも年2回の利用が最低ラインになります。

      年に1回旅行するかどうかという生活では、ここも埋まりません。

      さらに見落とされがちなのが家族カードです。楽天カード(一般)は家族カードも永年無料ですが、プレミアムの家族カードは1人あたり550円(税込み)の年会費がかかります。

      家族2人分を作ると年1,100円のマイナスから始まることになります。

      公共料金や税金の支払いが多い人も注意が必要で、これらは500円につき1ポイント(0.2%)と還元率が下がります(券種を問わず楽天カード共通)。

      メリットを感じにくい人の条件(当てはまるほど回収が遠のく)
      • 楽天市場の利用が月10万円未満で、火曜・木曜に買い物を寄せるつもりもない
      • 飛行機に乗るのが年1〜2回で、空港ラウンジを使う予定がない
      • 家族カードを2人分作る(プレミアムは1人550円・年1,100円のマイナスからスタート)
      • 支払いの中心が公共料金・税金(500円につき1ポイント=0.2%)

      年会費を回収しやすい人

      年会費を回収しやすいのは、楽天市場を月10万円以上使う人と、仕事や旅行で空港をよく使う人です。

      楽天市場では「楽天カード特典分(+1倍)」の月間上限に券種差があり、楽天カード(一般)は月1,000ポイント、プレミアムは月5,000ポイントまで受け取れます。

      たとえば楽天市場を月20万円利用した場合、一般は上限1,000ポイントで頭打ちになるのに対し、プレミアムは2,000ポイントを満額受け取れます。

      差は月1,000ポイント、年間で12,000ポイントです。これだけで年会費11,000円を上回ります。

      空港を使う人も回収しやすい層です。国内空港ラウンジはプレミアムなら回数制限なしで利用でき、月2回の出張がある人なら年間の利用回数は自然に9回を超えます。

      海外のプライオリティ・パスは年5回まで無料で、1回あたりの通常料金US$35で換算すると年2回でほぼ元が取れます。

      楽天モバイルの契約者も見逃せません。プレミアム会員には毎月5GBのギガ割引クーポン(月最大1,100円・税込み相当)が進呈され、12カ月分で13,200円相当になります。

      こうした回収ルートが1本でも当てはまるなら、年会費を払う価値は十分にあります。自分の回収ルートを1本決めてから申し込むのが失敗しないコツです。

      楽天ゴールドカード・一般カードで十分な人

      年に数回しか飛行機に乗らない人は、楽天ゴールドカードで足りるケースが多いです。

      楽天ゴールドカードの年会費は2,200円(税込み)で、国内空港ラウンジは年2回まで無料(毎年9月1日〜翌年8月31日の1年間)で利用できます。

      旅行が年1〜2回なら、この枠で収まります。楽天市場の倍率もゴールドは最大5倍まで上がり、誕生月には+1倍(上限 月2,000ポイント)の特典も付きます。

      ゴールドカードの詳細は楽天カード公式サイトの楽天ゴールドカードのページで確認できます。

      一方、楽天市場も旅行もそこまで使わない人には楽天カード(一般)が向いています。年会費は永年無料で、家族カードも永年無料です。

      通常還元率1%はプレミアムと変わらないため、コンビニやスーパーでの支払いに関しては差が出ません。

      ETCカードは年会費550円(税込み)かかりますが、会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員なら無料になります。

      ただしゴールド・一般には国内旅行傷害保険が付帯しません。海外旅行傷害保険の最高額も2,000万円までで、プレミアムの最高5,000万円とは差があります。

      保険を重視するかどうかが、ここでの分かれ目です。

      楽天プレミアムカード年会費の損益分岐点診断

      楽天プレミアムカード年会費の損益分岐点診断

      楽天プレミアムカードの損益分岐点は、「火曜・木曜の楽天市場で年110万円」「国内空港ラウンジ年9回」「海外ラウンジ年2回」のいずれか1本です。

      ここではインタラクティブな入力欄の代わりに、自分の数字を当てはめられる試算表を用意しました。

      使い方は簡単で、まず自分の年間の楽天市場利用額を確認し、次に年間の空港ラウンジ利用回数を数え、最後に一般カードとの差額を合計するだけです。

      複数のルートを足し算してもよいので、「楽天市場だけでは届かないが、出張のラウンジと合わせれば超える」という判断もできます。

      ポイントは1ポイント=1円相当として計算していますが、期間限定ポイントは用途と有効期限が限られる点だけ頭に入れておいてください。

      なお比較の基準はすべて年会費永年無料の楽天カード(一般)です。「プレミアムで貯まる総額」ではなく「一般カードと比べて増える分」で見ないと、回収できているかどうかの判断を誤ります。

      楽天市場の年間利用額を入力する

      まず確認するのは、毎週火曜日・木曜日に楽天市場でいくら使っているかです。

      プレミアム固有の上乗せである「楽天市場特典分(+1倍)」は、毎週火曜日・木曜日の利用分だけが対象で、上限は月10,000ポイントとなっています。

      この+1倍は1%に相当するため、年会費11,000円を回収するには年間110万円(月およそ9.2万円)の火木利用が必要という計算になります。

      次の表で自分の金額に近い行を探してみてください。

      スクロールできます
      火木の楽天市場 年間利用額月あたり上乗せポイント(+1%)年会費11,000円の回収
      30万円2.5万円3,000ポイント届かない
      60万円5万円6,000ポイント届かない
      90万円7.5万円9,000ポイントあと一歩
      110万円約9.2万円11,000ポイントちょうど分岐点
      150万円12.5万円15,000ポイント回収できる
      200万円約16.7万円20,000ポイント余裕を持って回収

      ※上乗せポイントは「楽天市場特典分=+1倍(1%)」で計算した目安です。上限は月10,000ポイントのため、月100万円分を超える部分は加算されません。

      もうひとつ、曜日に関係なく効いてくるのが「楽天カード特典分」の上限差です。

      この特典は全券種+1倍ですが、受け取れる上限が楽天カード(一般)は月1,000ポイント、プレミアムは月5,000ポイントと5倍違います。

      楽天市場の利用が月10万円を超えると一般カードは上限に張り付くため、月10万円超のヘビーユーザーは曜日を気にしなくても差が出ます。

      旅行・ラウンジの年間利用回数を入力する

      次に数えるのは、1年間に空港ラウンジを何回使うかです。

      国内空港ラウンジはプレミアムなら回数制限なしで利用でき、公式が特典価値の換算に使っている羽田空港ラウンジの利用料1,320円で計算すると、年9回で年会費11,000円を上回ります。

      8回では10,560円で届かないため、9回が実質的な分岐点です。

      スクロールできます
      国内空港ラウンジ 年間利用回数1,320円換算の価値年会費11,000円との比較
      2回2,640円大きく不足
      5回6,600円不足
      8回10,560円わずかに不足
      9回11,880円回収できる
      12回15,840円余裕を持って回収

      ※ラウンジごとに利用料は異なるため、羽田空港ラウンジの利用料で換算した目安です。

      海外のプライオリティ・パスは単価が高いぶん、少ない回数で分岐点に届きます。

      1回あたりの利用料US$35を公式の試算前提であるUS$1=157.77円(2025年1月19日時点)で換算すると約5,522円となり、
      年2回の利用で約11,044円相当=年会費とほぼ同額です。

      ただし無料で使えるのは年5回までで、5回すべて使った場合でも約27,610円相当が上限になります。回数を積み上げても青天井にはならない点は必ず押さえておきましょう。

      なお為替が動けば円換算額も変わります。

      一般・ゴールド・プレミアムの実質差額を表示

      最後に、楽天カード(一般・年会費永年無料)と比べてプレミアムでいくら増えるかを合計します。ここで大切なのは「プレミアムで貯まる総額」ではなく「一般との差分」で見ることです。

      以下が今回の独自試算になります。

      独自試算の結論

      回収ルートは3つあり、どれか1つを満たせば年会費11,000円(税込み)は回収できる計算です。

      • 火曜・木曜の楽天市場で年110万円(月約9.2万円)
      • 国内空港ラウンジを年9回
      • 海外ラウンジを年2回

      ※2026年8月時点の公式条件・US$1=157.77円換算で試算しています。

      スクロールできます
      区分内容
      前提条件比較対象は楽天カード(一般・年会費永年無料)。「プレミアムにすると年会費11,000円を払う代わりにいくら増えるか」の差分で計算。1ポイント=1円相当(期間限定ポイントを含む)。為替はUS$1=157.77円(2025年1月19日時点の公式試算前提)。新規入会キャンペーンは含めない。2026年8月時点の公式条件に基づく
      計算過程①楽天市場(火木)11,000ポイント ÷ 1% = 1,100,000円 → ÷12カ月 = 月約91,667円
      計算過程②楽天市場(上限差)月20万円利用の場合:プレミアム2,000ポイント − 一般1,000ポイント(上限)= 月1,000ポイント → 年12,000ポイント
      計算過程③国内空港ラウンジ11,000円 ÷ 1,320円 = 8.33回 → 年9回(1,320円×9回=11,880円)
      計算過程④海外ラウンジ(PP)US$35 × 157.77円 = 約5,522円 → 11,000円 ÷ 5,522円 = 1.99回 → 年2回(無料は年5回まで=約27,610円相当が上限)
      計算過程⑤楽天証券のクレカ積立プレミアム1.0% − 一般0.5% = 差0.5% → 月10万円×12カ月=120万円 × 0.5% = 年6,000ポイント(単独では年会費に届かない)
      計算過程⑥楽天モバイル月最大1,100円(税込み)× 12カ月 = 13,200円相当
      結論数値年会費11,000円 ÷ 12カ月 = 約917円/月。回収ラインは「火木の楽天市場 年110万円」「国内ラウンジ 年9回」「海外ラウンジ 年2回」「楽天モバイル契約(13,200円相当)」のいずれか1本、または複数の組み合わせ
      注釈・免責あくまで試算であり、実際の獲得ポイントは利用状況・キャンペーン適用条件により異なります。2026年8月時点の公式条件・還元率に基づくため、改定された場合は数値が変動します。期間限定ポイントは用途と有効期限が限られます。海外ラウンジの円換算額は為替で変動します

      差分の細かい積み上げも見ておきましょう。楽天証券のクレカ積立は、代行手数料が年率0.4%(税込)未満のファンドを対象に、一般0.5%に対してプレミアムは1.0%が進呈されます。

      ただし代行手数料0.4%以上のファンドでは一般もプレミアムも一律1%=差が出ません。積立は投資であり、元本割れリスクがあり、将来の運用成果を保証するものではありません。

      楽天証券の詳細は楽天証券の公式サイトで確認できます。

      楽天モバイルのギガ割引クーポンは月5GB分(月最大1,100円・税込み相当)で、12カ月分では13,200円相当です。

      これ1本で年会費を上回りますが、進呈には条件があり、クーポン適用でデータ利用量が0GBになってもプラン料金は最大980円(税込1,078円)が請求されます。

      「通信費が完全に無料になる」わけではない点に注意してください。

      それでも楽天モバイルを使っている人にとっては回収ルートとして大きいので、進呈条件と自分の月間データ量を公式サイトで確認したうえで検討してみてください。

      このほか、楽天トラベルの事前決済特典は一般2.5倍に対してプレミアム3.5倍(要エントリー)で差は1.0%、年6万円(税抜)の利用なら600ポイントです。

      楽天銀行の普通預金金利は一般の年0.32%に対してプレミアムは年0.34%で、残高100万円なら年200円(税引前)の差にとどまります。

      ETCカードは一般550円がプレミアムでは無料になる一方、家族カードは一般が永年無料なのに対しプレミアムは1人550円のマイナスです。

      細かい特典を全部足しても、結局は楽天市場かラウンジのどっちかが太くないと厳しいってことだね。

      そうなのよ。証券や銀行の差は「足しになる」レベルで、主役にはならないね。太い柱を1本決めて、残りをおまけと考えるのが現実的よ。

      楽天プレミアムカードはメリットがないと言われる理由

      楽天プレミアムカードはメリットがないと言われる理由

      楽天プレミアムカードに「メリットがない」という評価が付く最大の理由は、通常還元率1%が全券種で共通のため、普段の買い物では年会費11,000円ぶんの差がまったく生まれないからです。

      差が出るのは楽天市場の一部の曜日と、空港・旅行まわりの特典に限られます。

      さらに2025年1月には「選べるサービス」の仕組みが変わり、新規入会者が選べる特典は楽天市場特典のみになりました。

      旅行系の特典を目当てにしていた層にとっては、選択肢が減ったように映ります。ここでは「メリットがない」と言われる4つの理由を、公式情報に沿って一つずつ確認していきます。

      言われている内容が今も正しいのかを見分けることが目的です。

      スクロールできます
      言われている理由公式条件でみた実際当てはまる人
      楽天市場の通常還元だけでは回収できない通常還元率は1%(100円につき1ポイント)で全券種共通。上乗せは楽天市場特典分(毎週火曜・木曜/+1倍)と楽天カード特典分の上限差(プレミアム月5,000P・その他月1,000P)だけ楽天市場が月10万円未満の人
      プライオリティ・パスに制限がある本会員は年5回まで無料、6回目以降は1回US$35。同伴者は無料枠なしで1名1回US$35。家族カードは申込対象外海外へ年1回以下/毎回同伴者と入る人
      旅行しないと付帯特典を使い切れない国内空港ラウンジは回数制限なしだが、羽田空港ラウンジ利用料1,320円換算では年9回でようやく年会費と釣り合う飛行機に年数回しか乗らない人
      他社ゴールドとの競争が激しい楽天ゴールドカードは年会費2,200円(税込み)で国内空港ラウンジ年2回無料・ETC年会費無料ラウンジ利用が年1〜2回の人

      ※2026年8月時点の楽天カード公式情報。ラウンジ利用料・US$1=157.77円換算は2025年1月時点の公式表記にもとづきます。

      楽天市場の通常還元だけでは年会費を回収しにくい

      楽天市場で普通に買い物をするだけでは、年会費11,000円は回収できません。

      楽天カード公式が示している進呈例では、楽天市場で月10,000円(税抜き)利用した場合の合計は420ポイント/月です。

      内訳は楽天市場ご利用分100ポイント、楽天カード通常分110ポイント、楽天カード特典分100ポイント、楽天市場特典分110ポイントとなっています。

      お誕生月にはさらに110ポイントが加わるため、年間では 420×12+110=5,150ポイント です。年会費の半分にも届きません。

      この水準では、プレミアムにしたぶんの上乗せはさらに小さくなります。プレミアム固有の楽天市場特典分は+1倍ですが、対象は毎週火曜日・木曜日の利用分だけです。

      買い物の曜日がバラバラなら、この+1倍は満額つきません。

      還元率が下がる支払いがある点も、体感を悪くする要因になっています。公共料金・税金は500円につき1ポイント(0.2%)、保険料は200円につき1ポイント(0.5%)です。

      国民年金保険料やNHK放送受信料(2024年8月1日利用分より適用)も0.2%の対象になります。

      ただし、これらは券種を問わず楽天カード共通のルールであり、プレミアム固有のデメリットではありません。

      プライオリティ・パスの利用条件に制限がある

      プライオリティ・パスは楽天プレミアムカードの目玉ですが、無料で使えるのは本会員が年5回までで、6回目以降は1回あたりUS$35がかかります。

      同伴者も1人1回あたりUS$35の有料です。家族での旅行を想定していると、思ったより費用がかさみます。

      回数のカウント方法にも注意が必要です。

      カウントの基準はデジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)の発行日から1年間で、対象はデジタル会員証を提示して利用する国内・国外すべての施設になります。

      国内の対象施設で使った回数も、この年5回の枠を消費します。

      さらに、無料で利用できるのは「ラウンジ」のみです。「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」カテゴリーの施設は利用できません。

      世界各国1,400カ所以上(2025年1月時点)という数字だけを見て「どこでも無料で使える」と考えると、現地で戸惑うことになります。

      利用開始までの手間もあります。

      楽天e-NAVIから招待コードを受け取り、プライオリティ・パス公式サイトで申し込み、アプリをダウンロードしてログインする流れで、カードが手元に届いてからでないと申し込めません。

      カードを切り替えた場合は再度申し込みが必要です。上記の利用料は2025年1月15日時点のもので、超過分は登録したクレジットカードに請求され、別途海外事務手数料もかかります。

      無料回数の数え方・同伴者料金・対象施設の条件は楽天プレミアムカードのプライオリティ・パス完全ガイドで詳しくまとめています。

      編集部メモ

      アンケートに回答した30代男性(保有1年未満・年間利用額50万〜100万円)は、使わなかった特典として海外空港ラウンジ特典を挙げ、
      「国内出張で空港ラウンジはよく利用しているが、海外出張や海外旅行を年に5回行くわけではないので、海外向けの特典はあまることが多い」と話しています。

      年5回の無料枠は、使い切れる人を選ぶ特典だと言えます。

      旅行をしない人は付帯特典を使い切れない

      楽天プレミアムカードの特典は旅行に寄っているため、旅行しない人は価値の大半を捨てることになります。

      国内旅行傷害保険は最高5,000万円、海外旅行傷害保険も最高5,000万円が付帯しますが、飛行機にも新幹線にも乗らなければ使う機会がありません。

      楽天カードトラベルデスクは世界40拠点以上(2025年8月1日時点)に設置されていますが、これも海外へ行かなければ関係のない特典です。

      楽天トラベルの事前決済特典(プレミアム3.5倍・要エントリー)も同じで、宿泊予約をしない人にとってはゼロと同じになります。

      国内空港ラウンジが回数制限なしという強みも、空港に行かない生活では価値になりません。

      つまり旅行をしない人に残るのは、楽天市場の火曜・木曜の+1倍と、楽天モバイル・楽天証券・楽天銀行といった楽天グループ内の細かい優遇だけです。

      楽天マガジン(月3冊まで無料)や楽天ミュージック(30日ごとに5時間まで無料)といった特典もありますが、年会費11,000円を埋める規模ではありません。

      旅行に行かないなら、楽天市場の利用額だけで回収できるかを先に計算するべきです。

      他社ゴールドカードとの競争が激しい

      「メリットがない」と言われる背景には、同じ価格帯のカードに選択肢が増えている傾向もあります。

      年会費数千円〜1万円台の付帯サービス付きカードは各社が力を入れている分野で、読者が比較検討する候補は以前より多くなりました。

      その結果、「楽天プレミアムカードでなければ得られない価値は何か」という問いが厳しく問われるようになっています。

      ただし当記事では、他社カードの年会費や特典の具体的な数値は書きません。他社の公式情報を今回のファクトチェックで確認していないため、数値を挙げると不正確な比較になるからです。

      ここでは「同価格帯に選択肢が増えている」という傾向の指摘にとどめます。

      そのうえで現実的な判断軸を示すと、比較すべきは他社カードのスペックではなく、自分の生活動線が楽天グループに乗っているかどうかです。

      楽天市場で買い物をし、楽天トラベルで宿を取り、楽天モバイルを契約している人にとっては、プレミアムの特典は自然に消化されます。

      逆に楽天サービスの利用が楽天市場だけという人は、他社との比較以前に「年間110万円の火木利用があるか」で答えが出ます。判断の順番を間違えないようにしましょう。

      「メリットがない」って言われてる理由、けっこう納得できるものが多いね。

      でもね、どれも「条件を満たさない人にとっては」って但し書きが付くのよ。自分の生活で条件を満たすかどうかが全部の答えになるね。

      回収ルートが1本も見つからなかった人は、無理にプレミアムを選ぶ必要はありません。

      通常還元率1%は同じで年会費が永年無料の楽天カード(一般)から始めるほうが、確実に手元に残るお金は増えます。

      楽天プレミアムカードのメリット

      楽天プレミアムカードのメリット

      楽天プレミアムカードの最大のメリットは、国内空港ラウンジを回数制限なしで使えることと、楽天市場で火曜日・木曜日に+1倍が上乗せされることです。

      ここまで「メリットがない」と言われる理由を見てきましたが、それは裏返せば「条件を満たす人には他券種にない価値がある」ということでもあります。

      特に2025年1月の制度変更以降は、優待特典の中身が変わっているため、古い情報のまま判断すると実際の使い勝手を見誤ります。

      この章では現行制度に沿って、プレミアムでしか得られない4つの価値を整理します。いずれも一般カード・ゴールドカードには無いか、内容に差がある項目だけを取り上げました。

      自分が使う特典が1つでもあるかを確認しながら読んでみてください。1つも当てはまらないなら、この後の「おすすめしない人」を先に読んでも構いません。

      スクロールできます
      メリット公式の条件年会費11,000円に対する目安
      楽天市場の選べるサービス楽天市場特典分=毎週火曜・木曜の利用が+1倍(月間上限10,000P)。新規入会者が選べるのは楽天市場特典のみ火木にまとめ買いで年110万円(月約9.2万円)なら回収
      国内空港ラウンジ当日の航空券(または半券)提示で回数制限なく無料羽田空港ラウンジ1,320円換算で年9回
      プライオリティ・パス本会員は年5回まで無料(6回目以降US$35)US$35=約5,522円換算で年2回
      旅行傷害保険海外最高5,000万円/国内最高5,000万円(一般カードは国内保険なし)旅行・出張が多い人ほど価値が出る
      ご利用可能枠・付帯サービス最高300万円(審査により決定)/ETC年会費無料/専用ダイヤル高額決済が多い人向け

      ※2026年8月時点の楽天カード公式情報。回収の目安はポイシェル編集部が公式条件から試算した概算です。

      楽天市場の選べるサービスを活用できる

      現在の楽天プレミアムカードの優待特典は、「楽天グループサービスの優待特典」という名称で、2025年1月15日以降に新規入会した会員が登録できるのは楽天市場特典のみです。

      かつて存在した「楽天トラベル特典」「楽天ブックス・楽天TV特典」は、2025年1月14日以前に入会して選択済みの会員だけが引き続き適用される形になりました。

      旅行やエンタメのコースを選べる前提で書かれている解説記事も残っているため、ここは必ず現行制度で判断してください。

      重要なのは、この特典は楽天e-NAVIからの登録が必須という点です。登録しなければ適用されません。

      ただし新規で楽天プレミアムカードを作成した場合は楽天市場特典が自動で登録され、
      入会月の翌月末日21時59分までに登録しなかった場合も、翌月より楽天市場特典が自動適用される仕組みになっています。

      すでにトラベル特典やブックス・TV特典を使っている既存会員は、特典登録月を含む6カ月間は変更できません。

      7カ月目の1日から楽天市場特典へ変更でき、変更時は変更前の特典のポイント対象が変更月の前月末までの利用分となります。

      なお家族カード・楽天ビジネスカードでの利用分は優待特典の対象外です。

      楽天市場特典の中身は毎週火曜日・木曜日の利用分が+1倍(上限 月10,000ポイント)で、火木にまとめ買いする習慣がある人ほど効く設計になっています。

      国内空港ラウンジを利用できる

      国内空港ラウンジを回数制限なしで使えるのは、楽天プレミアムカードのわかりやすい強みです。

      対象は楽天ブラックカード・楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカードの会員で、家族カード会員も含まれます。楽天カード(一般)は対象外です。

      楽天ゴールドカードは年2回まで無料(毎年9月1日〜翌年8月31日)という制限があるため、出張が多い人ほどプレミアムとの差が開きます。

      利用時に必要なのは、本人名義のカード本体と、当日の搭乗が確認できるもの(航空券もしくは半券)の2点です。

      ここは間違えやすいところで、スマートフォン等に表示されるカード画面の提示では利用できません。カードを財布に入れ忘れると使えないため、出張前の確認が欠かせません。

      制限もあります。同伴者は有料(本カードで支払い)で、ラウンジによっては利用時間の制限があり、満席時には利用できない場合や営業時間が変更される場合もあります。

      アルコール飲料やシャワールームなどは一部有料です。

      対象ラウンジは全国に広がっており、羽田空港は第1・第2旅客ターミナルにそれぞれあり、第1ターミナルでは到着後、到着ロビーに出る前にも利用できます。

      地方空港では阿蘇くまもと空港のラウンジ「ASO」なども対象です。

      スマホに表示したカード画面じゃ入れないんだ。カードそのものを持っていかないとダメなんだね。

      そこ、いちばんやりがちな忘れ物なのよ。搭乗券とカード本体の2つを財布に入れておけば、当日あわてなくて済むね。

      海外旅行保険・国内旅行保険が付帯する

      楽天プレミアムカードは、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険の両方が最高5,000万円で付帯します。

      楽天カード(一般)と楽天ゴールドカードは海外旅行傷害保険が最高2,000万円で、国内旅行傷害保険は付帯しません。国内出張や国内旅行が多い人にとっては、この差が実利になります。

      ただし読み方には注意が必要です。この5,000万円という数字は傷害死亡・後遺障害保険金における最高額であり、どんなケースでも5,000万円が支払われるわけではありません。

      適用には条件があるため、実際に旅行へ行く前に補償内容を公式サイトで確認しておくと安心です。

      保険以外では、動産総合保険とカード盗難保険も付帯します。

      加えて、楽天プレミアムカード専用ダイヤルと、海外から日本語で相談できる楽天プレミアムカード24時間緊急デスクが用意されています。

      保険とサポートを「旅行の保険料代わり」と考えられるかどうかが、年会費の評価を左右します。

      ちなみに楽天ブラックカードは海外旅行傷害保険が最高1億円、国内は最高5,000万円という設定です。

      利用可能枠や付帯サービスを重視できる

      楽天プレミアムカードのご利用可能枠は最高300万円で、楽天カード(一般)の最高100万円、楽天ゴールドカードの最高200万円より上に設定されています(いずれも審査により決定)。

      高額な家電や旅行代金を一度に決済したい人には、この枠の広さが効いてきます。

      楽天ブラックカードは最高1,000万円ですが、こちらは楽天プレミアムカードを持ち、条件を達成した方のみ申し込める仕組みです。

      日常のランニングコストも下がります。ETCカードはゴールド・プレミアム・ブラックでは年会費無料で、一般カードの550円(税込み)が不要になります。

      エンタメ系では楽天マガジンが月3冊まで無料、楽天ミュージックが30日ごとに5時間まで無料で利用できます(いずれも別途申し込みが必要)。

      外食や資産形成まわりの優遇もあります。

      楽天ぐるなびの幹事ポイントはプレミアムがレギュラー幹事ランクとなり、対象コース料金(税抜)の3%が還元されます(対象店舗の対象コースを2名以上でネット予約・来店。

      家族カードは対象外)。

      楽天銀行の普通預金金利は年0.34%(税引後0.270%)で、一般の年0.32%より優遇されます(2026年2月1日現在・
      楽天銀行調べ/変動金利/適用は普通預金残高300万円が上限/前月末時点で楽天カードの引落設定が完了している必要あり)。

      楽天損保のポイント進呈率も3.0%に上がります(対象はサイクルアシスト・ゴルフアシストの傷害総合保険で、2025年1月14日以降に申し込まれた新規契約が対象。

      それ以前の新規契約と継続契約は一律1%、全額ポイント払いの場合も1.0%です)。

      楽天証券のクレカ積立は先述のとおり1.0%ですが、投資には元本割れリスクがあり、将来の運用成果を保証するものではありません。

      一般・ゴールド・プレミアムカードを比較

      一般・ゴールド・プレミアムカードを比較

      楽天カードの4券種は、年会費が上がるほど楽天市場の倍率・ラウンジ・保険が強化される一方、家族カードだけは一般が最も有利という構造になっています。

      以下では年会費と還元率、楽天市場の特典、ラウンジと保険、家族カードとETCカードの4つの軸で違いを整理します。自分が重視する行がどこかを決めてから見ると、迷いにくくなります。

      「全部入りだから上位券種が得」ではなく、使う行だけを見て年会費と釣り合うかを確かめるのがコツです。

      年会費と基本還元率

      通常還元率は4券種すべて1%(100円につき1ポイント)で共通です。差が出るのは年会費と、楽天グループでの上乗せ分だけになります。

      スクロールできます
      券種年会費(税込み)通常還元率ご利用可能枠
      楽天カード(一般)永年無料1%最高100万円
      楽天ゴールドカード2,200円1%最高200万円
      楽天プレミアムカード11,000円1%最高300万円
      楽天ブラックカード33,000円1%最高1,000万円

      ※ご利用可能枠は審査により決定されます。楽天ブラックカードは楽天プレミアムカードを持ち、条件を達成した方のみ申し込みが可能です。

      年会費の差は一般とプレミアムで11,000円、ゴールドとプレミアムで8,800円です。この差額を楽天市場か空港ラウンジで取り返せるかが、券種選びの実質的な判断基準になります。

      公共料金・税金が500円につき1ポイント(0.2%)、保険料が200円につき1ポイント(0.5%)という点も全券種共通なので、ここでの差は生まれません。

      なお楽天プレミアムカードの年会費11,000円は一括払いで、初年度から発生します。

      入会した時点で1年分のコストが確定するため、「合わなければ次の更新で戻せばいい」と考える場合でも、最低1年分は支払う前提で判断してください。

      還元率が全券種で同じという事実は、裏を返せば楽天グループ以外での買い物ではどの券種を選んでも結果が変わらないことを意味します。

      スーパーやコンビニでの支払いが中心の人ほど、年会費の差がそのまま損得になります。

      楽天市場での特典

      楽天市場の最大倍率は、一般が最大4倍、ゴールドが最大5倍、プレミアムとブラックが最大6倍です。

      ここで混乱しやすいのが、楽天カード公式に「最大6倍」と「最大5倍」の両方の表記が存在する点になります。

      カード紹介ページの最大6倍は「5と0のつく日特典分(要エントリー)」を含んだ数字で、プレミアムプログラムページの最大5倍は5と0のつく日を含まない数字です。

      どちらも正しく、内訳で理解すると迷いません。

      スクロールできます
      倍率の内訳一般ゴールドプレミアム上限・条件
      ①楽天カード通常分+1倍+1倍+1倍楽天市場でのカード利用額100円につき1ポイント
      ②楽天カード特典分+1倍+1倍+1倍上限 プレミアム・ブラック 月5,000ポイント/その他 月1,000ポイント
      ③楽天市場ご利用分+1倍+1倍+1倍税抜き・クーポン利用後・送料別。楽天ふるさと納税は対象外
      ④5と0のつく日特典分+1倍+1倍+1倍要エントリー。上限 月1,000ポイント
      ⑤楽天市場特典分なしなし+1倍毎週火曜日・木曜日の利用分のみ。上限 月10,000ポイント
      ⑥お誕生月特典分なし+1倍+1倍上限 ゴールド 月2,000ポイント/プレミアム 月10,000ポイント

      ※倍率は計算の対象金額が異なるものの倍数の合算です。②④⑤⑥は期間限定ポイントで進呈されます。

      プレミアムだけの上乗せは⑤で、②の上限が5倍に広がる点と合わせて考えるのが正解です。月10万円超を楽天市場で使う人は、②の上限差だけで年12,000ポイントの差が出ます。

      もうひとつ意識しておきたいのが、上乗せ分の多くが期間限定ポイントで進呈されるという性質です。用途と有効期限が限られるため、通常ポイントと同じ感覚で貯め込むと失効させてしまいます。

      年会費の回収を計算するときは「必ず使い切る前提」で見積もるのが安全でしょう。

      また③楽天市場ご利用分は楽天ふるさと納税が対象外なので、ふるさと納税で年間の楽天市場利用額をかさ上げしても、そのぶんはポイントに反映されません。

      空港ラウンジ・旅行保険

      空港ラウンジと旅行保険は、券種による差が最も大きい領域です。特に国内旅行傷害保険は一般・ゴールドに付帯しないため、国内移動が多い人はここで判断が変わります。

      スクロールできます
      項目一般ゴールドプレミアムブラック
      国内空港ラウンジ対象外年2回まで無料回数制限なし回数制限なし
      プライオリティ・パス申込不可申込不可年5回まで無料(6回目以降US$35)同伴者2名まで無料
      海外旅行傷害保険最高2,000万円最高2,000万円最高5,000万円最高1億円
      国内旅行傷害保険なしなし最高5,000万円最高5,000万円

      ※保険金額は傷害死亡・後遺障害保険金における最高額です。適用には条件があります。ゴールドの年2回は毎年9月1日〜翌年8月31日の1年間で数えます。

      プライオリティ・パスは楽天e-NAVIからの申し込みが必要で、プレミアムの同伴者は1人1回あたりUS$35です。

      表を上から見ると、一般とゴールドは保険の面ではほとんど同じ位置にあることが分かります。

      ゴールドで増えるのは国内空港ラウンジの年2回だけで、海外旅行傷害保険の最高額は一般と変わりません。

      これに対してプレミアムでは国内ラウンジが回数制限なしになり、海外旅行傷害保険の最高額が5,000万円へ上がり、さらに国内旅行傷害保険が新たに加わります。

      旅行や出張の頻度が上がるほど、ゴールドとプレミアムの差は一気に開きます。

      国内空港ラウンジは家族カード会員も対象なので、家族で出張や旅行が多い世帯ほどプレミアムの価値は上がります。逆に飛行機に乗らない生活であれば、この行はすべてゼロと同じ扱いになります。

      家族カードとETCカード

      プレミアムにすると得をする項目と損をする項目が同時に発生するのが、家族カードとETCカードです。

      ETCカードはゴールド以上で無料になる一方、家族カードは楽天カード(一般)が永年無料なのに対し、プレミアムは1人550円(税込み)がかかります。

      スクロールできます
      項目一般ゴールドプレミアムブラック
      家族カード年会費永年無料1人550円1人550円2枚まで無料
      ETCカード年会費550円無料無料無料

      ※一般カードのETCカードは、会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員の場合は無料です。

      つまり一般からプレミアムへ切り替えると、ETCカードで年550円が浮く代わりに、家族カード1枚につき年550円の負担が増えます。

      家族カードを2枚作る家庭では年1,100円のマイナスとなり、ETC分の550円と相殺してもプレミアム側が不利です。

      この差は損益分岐点の計算にそのまま効いてくるため、隠さず織り込んでおきましょう。

      なお家族カードには、優待特典(楽天グループサービスの優待特典)の対象外という制限もあります。楽天ぐるなびの幹事ポイントも家族カードは対象外です。

      一方で国内空港ラウンジは家族カード会員も利用できるため、「ポイントは本会員、ラウンジは家族も」と覚えておくと整理しやすくなります。

      家族カードが有料になるのは盲点だったなあ。ポイントの話ばかり見てたよ。

      そこ、意外と見落とされるのよね。家族2人ぶんで年1,100円のマイナスからのスタートになるから、回収ラインもその分だけ上がると考えておくといいね。

      ここまでの比較で「自分はプレミアム側だ」と判断できた人は、公式サイトで最新の特典内容とキャンペーンを確認しておくとスムーズです。

      なお新規入会特典は時期により変動するため、年会費を回収できるかの計算には含めないでください。

      編集部が聞いた実体験|一般カードとプレミアムカードを使い比べた感想

      編集部が聞いた実体験|一般カードとプレミアムカードを使い比べた感想

      楽天プレミアムカードのリアルな使い勝手は、実際に年会費11,000円(税込み)を払った保有者2名の回答から見えてきました。

      この章で紹介するのは、ポイシェル編集部がクラウドワークス経由で実施した楽天プレミアムカード保有者向けアンケートの結果です。実施時期は2026年8月、有効回答は2名。

      内訳は、保有1年未満・年間利用額50〜100万円で現在もメインカードとして使っている30代男性(総合満足度5)と、
      保有5〜10年・年間利用額50〜100万円で現在は一般カード・ゴールドカードへダウングレードした50代男性(総合満足度5)です。

      回答者が2名と少ないため統計的な代表性はなく、あくまで個人の実感である点を前提に読んでください。

      それでも「余った特典」「更新月に何を見たか」は、公式スペックを読むだけでは絶対に出てこない情報です。

      スクロールできます
      項目回答者①(30代男性)回答者②(50代男性)
      保有期間1年未満5年〜10年
      年間利用額50万円〜100万円50万円〜100万円
      現在の状況保有中(メインカード)解約済み(一般・ゴールドへダウングレード)
      総合満足度55
      主な使い道国内出張の空港ラウンジ・楽天トラベル楽天市場での毎月の買い物

      ※出典:ポイシェル編集部が実施した楽天プレミアムカード保有者アンケート(クラウドワークス経由・有効回答2名・2026年8月)

      年会費以上に使えた特典

      2名が「年会費以上の価値があった」と答えた特典は、国内空港ラウンジと楽天市場のポイントに分かれました。同じカードでも、生活スタイルによって回収ルートがまったく違うことがわかります。

      保有1年未満・年間利用額50〜100万円の30代男性は、月2回ほどある国内出張のたびに空港ラウンジを利用し、移動前の時間を快適に過ごせる点を最大の価値として挙げています。

      さらに出張先のホテルを楽天トラベルで予約し、楽天市場のポイントアップや楽天証券の積立投資も組み合わせた結果、「年間5〜8万円程度お得になっていると実感」と回答しました。

      この金額は本人の実感値であり、公式スペックから導いた試算値ではありません。

      一方、保有5〜10年で現在は一般カード・ゴールドカードにダウングレードした50代男性は、毎月10万円以上を楽天市場で買い物しており、
      買い回りの効果も加わって「毎月5,000ポイントくらいは得しているんだろうな」という感覚だったと語ります。

      この「毎月5,000ポイント」も本人の体感であり、楽天カード公式が定める「楽天カード特典分の上限=プレミアム・ブラックは月5,000ポイント」という別の数値とは無関係です。

      数字が偶然近いだけなので、混同しないようご注意ください。

      利用者の声

      回答者①(保有1年未満・年間利用額50〜100万円の30代男性)
      「月2回ほど国内出張があり、毎回空港ラウンジを利用して移動前の時間を快適に過ごせています。出張のホテルは楽天トラベルで予約し、
      楽天市場のポイントアップや楽天証券の積立投資も合わせると、年間5〜8万円程度お得になっていると実感しています」

      回答者②(保有5〜10年・現在は一般カード/ゴールドカードへダウングレードした50代男性)
      「毎月10万円以上は楽天市場で買い物をしていたので、買い回りの効果も加わり常にお得感がありました。毎月5,000ポイントくらいは得しているんだろうな、という感覚でした」

      回答者①が挙げた楽天証券のクレカ積立は投資信託の積立です。投資信託は元本割れリスクがあり、将来の運用成果を保証するものではありません。

      ポイント進呈率だけで判断せず、商品性を確認したうえで利用してください。

      使わなかった特典

      2名が「結局使わなかった」と答えたのは、海外空港ラウンジ(プライオリティ・パス)と旧制度のエンタメコースでした。

      どちらも、年会費11,000円の中に含まれているのに手つかずになりやすい代表格です。

      保有1年未満の30代男性は、使わなかった特典として海外空港ラウンジを挙げ、「国内出張で空港ラウンジはよく利用しているが、
      海外出張や海外旅行を年に5回行くわけではないので、海外向けの特典はあまることが多い」と回答しました。

      楽天カード公式によると、プライオリティ・パスは本会員が年5回まで無料で、6回目以降は1回あたりUS$35(2025年1月15日時点)。

      つまり「年5回」という枠は、年に何度も海外へ出る人を想定した設計で、国内移動が中心の人にとっては枠を余らせる構造になっています。

      この回答者の実感は、公式の無料回数と読者の渡航頻度がズレたときに何が起きるかを示した例といえます。

      保有5〜10年の50代男性が挙げたのはエンタメコースで、「それ自体知らなかったです」という回答でした。ただしここは補足が必要です。

      エンタメコースは旧制度「選べる3コース」時代の特典であり、この回答者は保有5〜10年=旧制度時代からの会員にあたります。

      楽天カード公式FAQ(No.177)のとおり、2025年1月15日以降に新規入会した会員が登録できるのは楽天市場特典のみです。

      これから申し込む人は、そもそもエンタメコースを選ぶことができません。

      選べるサービスの現在地(楽天カード公式FAQ No.177)
      • 2025年1月15日以降に新規入会した会員:登録できるのは楽天市場特典のみ
      • 2025年1月14日以前に入会し、楽天トラベル特典またはブックス/TV特典を選択済みの会員:引き続きその特典が適用される
      • 特典の登録は楽天e-NAVIから必須。入会月の翌月末日21時59分までに登録しない場合、翌月より楽天市場特典が自動適用
      • 家族カード・楽天ビジネスカードでの利用分は優待特典の対象外

      更新時に見直した判断基準

      2名の判断軸は、「楽天経済圏を今も使っているか」の一点に集約されました。

      年会費が変わらなくても、生活が変われば回収できるかどうかは変わるという当たり前の事実が、2つの回答から浮かび上がります。

      保有1年未満の30代男性は、更新時に最も重視するのは楽天経済圏を活用しているかどうかだと回答しました。

      今後、出張が減ったり、転職して会社指定のホテル予約サイトを使うことになり楽天トラベルを使わなくなれば、メリットは薄れると考えているそうです。

      そのうえで、年間で獲得したポイント・ポイント制度の改定内容・ラウンジの利用回数・年会費に見合うリターンの4点を改めて確認して判断したいと述べています。

      この4点は、そのまま読者の更新チェックリストとして使えます。

      保有5〜10年の50代男性は「毎月の買い物や出張があったので、常に継続していました。更新云々を気にしていませんでした」と回答しました。

      ただし、この回答者は現在は楽天プレミアムカードを解約し、一般カード・ゴールドカードにダウングレード済みです。

      回収できていた時期は更新を意識する必要すらなく、条件が変わった時点で券種を下げた、という流れが読み取れます。

      「一度作ったら持ち続ける」ではなく、生活の変化に合わせて券種を下げる選択肢が普通にあることを示す実例です。

      満足度は2人とも5なのに、片方はダウングレードしてるのが不思議…

      満足してたかどうかと、今の生活で元が取れるかは別問題なのよね。更新月の前に「去年ラウンジ何回使った?」を数えるだけでもかなり判断しやすくなるよ

      楽天プレミアムカードがおすすめな人・おすすめしない人

      楽天プレミアムカードがおすすめな人・おすすめしない人

      楽天プレミアムカードがおすすめなのは、年会費11,000円(税込み)を旅行か楽天市場のどちらかで回収できる人です。

      逆に、旅行にほとんど行かず楽天市場の利用額も少ない人は、どの回収ルートにも乗らないため年会費がそのまま負担になります。

      ここでポイントになるのは、「楽天プレミアムカードで貯まる総額」ではなく「一般カードと比べて増える分」で判断すること。

      一般カードは年会費永年無料なので、増えた分が11,000円を超えて初めてプラスになる計算です。

      自分がどのルートで回収するのかを1つ決められない人は、いったん見送るのが安全といえます。以下では、判断が分かれやすい3タイプに絞って線引きを示します。

      おすすめな人(1つでも当てはまれば回収圏内)
      • 国内空港ラウンジを年9回以上使う(羽田空港ラウンジの利用料1,320円で換算した目安)
      • 海外空港ラウンジを年2回以上使う(US$35・US$1=157.77円換算の目安)
      • 楽天市場を月10万円以上使っている(火曜・木曜に買い物を寄せられるなら月約9.2万円で回収圏内)
      • 楽天モバイルを契約していて、ギガ割引クーポン(プレミアムは5GB/月)の進呈条件を満たせる
      • 国内旅行傷害保険(最高5,000万円)が必要な旅行・出張が多い
      おすすめしない人(どの回収ルートにも乗らない)
      • 飛行機に年数回しか乗らない、または空港ラウンジを使う予定がない
      • 楽天市場の利用が月10万円未満で、火曜・木曜に買い物を寄せるつもりもない
      • 支払いの中心が公共料金・税金(500円につき1ポイント=0.2%)や保険料(200円につき1ポイント=0.5%)
      • 家族カードを複数枚作りたい(プレミアムは1人550円、一般カードは永年無料)
      • カードの特典条件を管理するのが面倒で、シンプルさを優先したい

      海外・国内旅行が多い人

      旅行・出張が多い人は、空港ラウンジだけで年会費11,000円を回収できる可能性が高い層です。楽天カード公式の情報をもとに計算すると、回収ラインは国内と海外で大きく違います。

      国内空港ラウンジは、楽天プレミアムカードなら利用回数の制限がありません(楽天ゴールドカードは年2回まで無料で、1年の区切りは毎年9月1日〜翌年8月31日)。

      公式が特典価値の試算に使っている羽田空港ラウンジの利用料1,320円で換算すると、11,000円 ÷ 1,320円 = 8.33回。つまり年9回以上の利用が国内ラウンジ単独での分岐点です。

      ラウンジごとに利用料は異なるため、あくまで羽田の利用料で換算した目安と考えてください。

      海外はもっと少ない回数で届きます。プライオリティ・パスは1回あたりUS$35で、公式が試算に使うUS$1=157.77円(2025年1月19日時点)で換算すると約5,522円。

      11,000円 ÷ 5,522円 = 1.99回なので、海外ラウンジは年2回でほぼ分岐点に到達します。

      ただし無料は年5回までで、5回分すべて使っても約27,600円相当で頭打ちになる点、そして為替で金額が動く点は押さえておきましょう。

      保険面では、プレミアムのみ国内旅行傷害保険が最高5,000万円付帯し(一般・ゴールドは国内旅行傷害保険なし)、海外旅行傷害保険も最高5,000万円です。

      いずれも傷害死亡・後遺障害保険金における最高額で、適用条件があります。

      国内空港ラウンジの利用には、本人名義のカード本体と当日の搭乗が確認できるもの(航空券もしくは半券)が必要です。スマートフォンなどに表示されるカード画面の提示では利用できません。

      同伴者は有料で、ラウンジによって利用時間の制限や満席時に利用できない場合があります。

      ラウンジ回数が読める人にとっては、年会費を払う判断がいちばんシンプルになります。出張や旅行の予定がすでに決まっているなら、次の1年で何回使うかを数えてから申し込むのが確実です。

      楽天市場の利用額が多い人

      楽天市場のヘビーユーザーは、月10万円以上使っているかどうかが分かれ目です。この層には、金額が大きいほど効いてくる「上限差」という回収ルートもあります。

      先述のとおり、楽天カード特典分(+1倍)の上限は一般・ゴールドが月1,000ポイント、プレミアム・
      ブラックが月5,000ポイントで、楽天市場を月20万円使えば年間12,000ポイントの差が生まれます。

      この層で重要なのは、その差が曜日をまったく気にしなくても発生するという点です。一般カードは月10万円を超えたところで上限に達し、そこから先はいくら使っても増えません。

      買い物のタイミングを調整できない人ほど、楽天市場の月額そのものが回収の決め手になると考えてください。

      もう1本のルートが、プレミアム・ブラック限定の楽天市場特典分(+1倍)です。こちらは毎週火曜日・木曜日の利用分のみが対象で、上限はプレミアムで月10,000ポイント。

      1%が上乗せされる計算なので、11,000ポイント ÷ 1% = 110万円、月あたり約9.2万円を火曜・木曜の楽天市場に集約できれば、この特典単独で年会費を回収できます。

      買う曜日をコントロールできるかどうかが、実際に効くかどうかを決めます。

      年会費無料とシンプルさを優先する人

      旅行に行かず楽天市場の利用も月10万円未満なら、年会費永年無料の楽天カード(一般)で十分です。無理にプレミアムへ上げても、増える分が年会費を下回れば単純なマイナスになります。

      見落とされやすいのが、家族カードの逆転です。一般カードは家族カードも永年無料ですが、プレミアムは1人あたり550円(税込み)。

      家族2人分を作ると年1,100円のマイナスから始まります。

      ETCカードは一般が550円(税込み)、プレミアムは無料ですが、一般カードでも会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員なら無料なので、この差が出ない人もいます。

      また、公共料金・税金は500円につき1ポイント(0.2%)、保険料は200円につき1ポイント(0.5%)と還元率が下がりますが、
      これは券種を問わず楽天カード共通で、プレミアムに変えても改善しません。

      支払いの中心がこれらの人ほど、年会費のぶんだけ不利になります。

      中間の選択肢として、楽天ゴールドカード(年会費2,200円・税込み)もあります。

      国内空港ラウンジは年2回まで無料、楽天市場は最大5倍、ご利用可能枠は最高200万円で、国内旅行傷害保険は付帯しません。

      「年に1〜2回だけラウンジを使う」なら、11,000円ではなく2,200円で足りる可能性が高いので、
      詳細は楽天ゴールドカードの公式ページで確認してみてください。

      まずは無料の一般カードで楽天市場の使い方を固め、金額が増えてから上位カードを検討する順番でも遅くはありません。

      じゃあ、一般カードに戻したら家族カードはまた無料になるってこと?

      そうなるね。券種を下げると失うものばかり気にしがちだけど、戻ることで軽くなる固定費もあるのよ。今の生活に合っているかどうかで選び直せばいいからね

      申し込み・切り替え前に確認したい注意点

      申し込み・切り替え前に確認したい注意点

      申し込み・切り替えの前に確認しておきたいのは、特典条件の変更・キャンペーンの扱い・切り替え時のカード番号変更の3点です。

      楽天プレミアムカードは特典の数が多いぶん、「入ってから気づく」タイプの落とし穴も多くなります。

      特に、すでに一般カードやゴールドカードを持っている人が切り替える場合は、番号が変わることで生活まわりの支払い設定に影響が出ます。

      年会費を払う判断と同じくらい、切り替え後の手続きを事前に把握しておくことが大切です。ここでは、楽天カード公式サイトと公式FAQに記載のある内容だけを整理します。

      逆に言えば、公式に書かれていない審査基準や到着日数は本記事では扱いません。推測で判断せず、手続き前に楽天e-NAVIと公式FAQで自分のカードの状況を確認するのがいちばん確実です。

      特典条件は変更されることがある

      楽天プレミアムカードの特典は、過去に実際に変更されています。だからこそ、いま見えている条件が数年後も同じとは限らない前提で考える必要があります。

      最も大きいのが「選べるサービス」の変更です。楽天カード公式FAQ(No.177)によると、2025年1月15日以降に新規入会した会員が登録できるのは楽天市場特典のみ。

      2025年1月14日以前に入会し、楽天トラベル特典またはブックス/TV特典を選択済みの会員だけが、引き続きその特典の適用を受けられます。

      既存会員が特典を切り替える場合も、特典の登録月を含む6カ月間は変更できず、7カ月目の1日から楽天市場特典へ変更可能というルールがあります。

      変更した場合、変更前の特典のポイント対象は変更月の前月末までの利用分までです。

      そのほかの数値にも時点があります。

      プライオリティ・パスの利用料(無料枠5回・6回目以降US$35)は2025年1月15日時点のもので、
      変更時は運営元のPriority Pass (A.P.) Limited社から告知されます。

      楽天カードトラベルデスクは世界40拠点以上(2025年8月1日時点)、楽天銀行の普通預金金利(プレミアムで年0.34%・
      税引後0.270%)は2026年2月1日現在・楽天銀行調べの変動金利で、適用は普通預金残高300万円が上限です。

      特典の合計額で申し込みを決めるのではなく、「1つ消えても回収できるか」で決めると、改定に振り回されずに済みます。

      キャンペーンを損益計算に含めすぎない

      入会キャンペーンは、回収計算に入れてはいけない一時的なボーナスです。もらえるのは基本的に初年度の1回だけで、2年目以降は年会費11,000円(税込み)だけが毎年残ります。

      楽天カード公式サイトによると、楽天プレミアムカードの新規入会特典は、JCBブランドを選んだ場合は新規入会&3回利用で8,000ポイント、
      JCB以外のブランドは新規入会&利用で5,000ポイント(常時開催)です。

      いずれもポイント進呈には条件があり、期間限定ポイントを含みます。ここで注意したいのが、期間限定ポイントは使い道と有効期限が限られるという点。

      現金と同じ感覚で年会費と相殺すると、実際には使い切れずに失効することがあります。

      キャンペーン込みで「初年度は実質プラス」と考えるのは間違いではありませんが、判断すべきは2年目以降です。

      「キャンペーンを一切なしにしても回収できるか」で計算し、もらえたぶんは純粋なおまけとして扱うのが安全な考え方といえます。

      前章までで示した回収ルート(火曜・木曜の楽天市場で年110万円/国内ラウンジ年9回/海外ラウンジ年2回)は、いずれもキャンペーンを含めずに計算した数字です。

      切り替えでカード番号が変わる場合がある

      切り替えの具体的な手順と、カード番号・ポイント・家族カード・ETCカードの引き継ぎは楽天プレミアムカードへの切り替え方法で解説しています。

      一般カードやゴールドカードから楽天プレミアムカードへ切り替えると、カード番号は変更となります。

      楽天カード公式FAQ(No.8244)に記載された内容のうち、生活に影響が出るポイントを整理します。

      まず、引き継がれるものです。

      利用残高は新しいカードの残高へ自動的に移行され、保有している楽天ポイントも切り替え後のカードへ自動的に引き継がれます(楽天PointClubで確認可能)。

      支払い口座も同じ口座をそのまま使えます。手元の楽天ETCカードは引き続き利用可能です。

      一方、自分で動く必要があるものもあります。

      電気・ガス・公共料金などを旧カードで登録している場合は、各社ごとに変更手続きが必要です(利用先によっては自動的に新カード情報へ変更される場合もあります)。

      家族カードは、新しいカードを受け取ると旧家族カードが利用できなくなるため、希望する場合は新カード到着後に改めて申し込みが必要です。

      そしてプライオリティ・パスは、カードを切り替えた場合に楽天e-NAVIから再度申し込みが必要になります。

      「番号が変わる=各社の登録が切れる」と考えて、引き落とし先を一覧にしてから切り替えるのがおすすめです。

      スクロールできます
      項目切り替え後の扱い
      カード番号変更となる(旧カードは新カードの請求データが届いた時点で利用不可・自分で裁断して破棄)
      利用残高新しいカードの残高へ自動的に移行
      楽天ポイント切り替え後のカードへ自動的に引き継がれる
      支払い口座同じ口座を引き継いで使える
      公共料金・税金などの登録各社ごとに変更手続きが必要(自動変更される利用先もあり)
      家族カード旧家族カードは利用不可。希望する場合は新カード到着後に改めて申し込みが必要
      ETCカード手元の楽天ETCカードは引き続き利用可能
      プライオリティ・パス楽天e-NAVIから再度申し込みが必要
      楽天e-NAVI一定期間後に自動で新カードが追加登録される(自分で追加登録する場合もあり)
      楽天Edy旧カードの残高は使い切ってから破棄、または専用機器で新カードへ移行。オートチャージ解除は手続きから反映まで2日ほど

      ※出典:楽天カード公式FAQ No.8244「カードを切り替えた際の注意事項について知りたい」

      実際に切り替えを経験した保有5〜10年の50代男性は、ポイントや楽天e-NAVIの引き継ぎについて「戸惑った記憶自体がありません。

      なのでスムーズにいったのだと思います」と回答しています。請求まわりについても「分割やリボはしていなかったし、新しいカードを使うのに問題は生じませんでした」とのことでした。

      残高とポイントが自動で引き継がれるという公式の仕様どおりの結果ですが、この回答者は「楽天以外には使用していなかったので、
      再登録が必要になったものはなし」とも答えており、他社サービスに旧カードを登録している人ほど手間が増える点は変わりません。

      番号が変わるって聞くと、ちょっと身構えちゃうな

      残高もポイントも勝手についてくるから、そこは心配いらないよ。手を動かすのは公共料金の登録と家族カード、あとプライオリティ・パスの申し込み直しくらいね

      楽天プレミアムカード メリット ないに関するよくある質問

      楽天プレミアムカード メリット ないに関するよくある質問

      楽天プレミアムカードの「メリットがない」という評判をめぐって、検索でよく調べられている疑問を5つまとめました。

      回答に使った金額・回数・倍率は、すべて楽天カード公式サイトおよび楽天カード公式FAQに記載された数値がもとになっています。

      特典の条件と料金には時点があり、改定されることがあるため、申し込み前には必ず最新の公式ページで確認してください。

      特に為替が絡むプライオリティ・パスの金額は、円換算した時点で数字が変わります。

      また、ここで挙げた回収ラインはいずれも年会費永年無料の楽天カード(一般)と比べた差分で計算しているため、すでにゴールドカードを持っている人は差が小さくなる点にも注意してください。

      楽天プレミアムカードの元を取るにはいくら必要ですか?

      回収ルートは3本あります。

      楽天市場なら毎週火曜・木曜の利用で年約110万円(月約9.2万円)、国内空港ラウンジなら年9回以上(羽田空港ラウンジの利用料1,320円で換算した目安)、
      海外空港ラウンジなら年2回以上(US$35・US$1=157.77円換算の目安)です。

      もちろん複数の組み合わせでも回収できます。

      楽天市場を使わない人にもメリットはありますか?

      あります。国内空港ラウンジが回数制限なしで使え、国内旅行傷害保険が最高5,000万円付帯するのは一般・ゴールドにはない差です。

      楽天モバイル契約者ならギガ割引クーポン5GB/月(月最大1,100円・税込み × 12カ月分)も対象になります。

      ただし進呈条件があり、クーポン適用でデータ利用量が0GBでもプラン料金は最大1,078円(税込み)請求されます。

      楽天ゴールドカードとの違いは何ですか?

      年会費は2,200円と11,000円(いずれも税込み)。国内空港ラウンジはゴールドが年2回まで無料、プレミアムは回数制限なしです。

      楽天市場はゴールド最大5倍・プレミアム最大6倍、ご利用可能枠は最高200万円と最高300万円。国内旅行傷害保険はゴールドになく、プレミアムは最高5,000万円。

      プライオリティ・パスの申し込み対象もプレミアム(とブラック)のみです。

      プライオリティ・パスは無料ですか?

      発行手数料は無料ですが、利用は本会員が年5回まで無料で、6回目以降は1回あたりUS$35(2025年1月15日時点)。同伴者は1人1回あたりUS$35です。

      利用には楽天e-NAVIからの申し込みが必要で、回数はデジタル会員証の発行日を基準に1年間でカウントされます。

      無料で使えるのは国内・国外の「ラウンジ」のみで、「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」カテゴリーの施設は利用できません。

      楽天プレミアムカードから一般カードへ戻せますか?

      券種の切り替えは可能で、編集部のアンケートに答えた50代男性も、プレミアムを解約して一般カード・ゴールドカードへダウングレードしています。

      ただし切り替えではカード番号が変更となります。利用残高と楽天ポイントは自動で引き継がれますが、公共料金などは各社ごとの変更手続きが必要で、家族カードは改めて申し込みが必要です。

      ETCカードは引き続き使えます。

      結論|楽天プレミアムカード メリット ないは条件を整理して自分に合う選択をしよう

      結論|楽天プレミアムカード メリット ないは条件を整理して自分に合う選択をしよう

      楽天プレミアムカードに「メリットがない」というのは、全員に当てはまる評価ではなく、回収ルートを1本も持っていない人にとっての正しい評価です。

      年会費11,000円(税込み)は月あたり約917円。この917円を毎月どこで取り返すかを先に決められれば、判断は驚くほど単純になります。

      逆に、決められないまま「特典が多そうだから」で申し込むと、家族カード550円やプライオリティ・パスの再申し込みといった細かい手間だけが残ります。

      大切なのは「プレミアムで貯まる総額」ではなく「年会費無料の一般カードと比べて増える分」で見ること。最後に、この記事で示した回収ルートの分岐点をもう一度まとめます。

      スクロールできます
      回収ルート分岐点の目安前提・注意
      楽天市場(火曜・木曜)年約110万円(月約9.2万円)プレミアム限定の楽天市場特典分+1倍。毎週火曜・木曜の利用分のみ、上限は月10,000ポイント
      楽天市場(金額が大きい人)月20万円で年12,000ポイントの差楽天カード特典分の上限差(一般 月1,000pt/プレミアム 月5,000pt)。月10万円を超えたあたりから差が生まれる
      国内空港ラウンジ年9回以上羽田空港ラウンジの利用料1,320円で換算した目安。ラウンジごとに利用料は異なる
      海外空港ラウンジ(プライオリティ・パス)年2回以上US$35・US$1=157.77円(2025年1月19日時点)換算。無料は年5回までで約27,600円相当が上限
      楽天モバイル契約していれば年13,200円相当ギガ割引クーポン5GB/月=月最大1,100円(税込み)×12カ月分。進呈条件あり
      楽天証券のクレカ積立単独では届かない(月10万円で年6,000pt)プレミアム1.0%と一般0.5%の差0.5%。代行手数料が年率0.4%(税込)以上のファンドは一律1%で差が出ない

      ※上記はいずれも2026年8月6日時点の楽天カード公式サイト・公式FAQに記載された数値をもとにした試算であり、実際の獲得ポイントは利用状況・条件の変更・為替により変動します。

      ポイントは1ポイント=1円相当として計算していますが、期間限定ポイントは用途と有効期限が限られます。

      楽天証券のクレカ積立は投資信託の積立です。元本割れリスクがあり、将来の運用成果を保証するものではありません。ポイント進呈率だけで商品を選ばないようご注意ください。

      楽天証券のサービス内容は楽天証券の公式サイトで確認できます。

      編集部のアンケートに答えた2名は、いずれも総合満足度5でありながら、片方は保有を継続し、片方はダウングレードを選びました。

      同じカードでも、生活が変われば正解が変わるという事実が、この記事のいちばんの結論です。

      出張や旅行が多い、または楽天市場の金額が大きいなら、年会費以上のリターンを取れる設計になっています。

      逆に、どのルートにも当てはまらないなら、年会費永年無料の楽天カード(一般)や年会費2,200円の楽天ゴールドカードのほうが素直な選択です。

      判断の手順
      1. 直近1年の「空港ラウンジの利用回数」と「楽天市場の月平均利用額」を数える
      2. ラウンジ年9回以上、または火曜・木曜の楽天市場が月約9.2万円以上ならプレミアムが回収圏内
      3. どちらも下回るなら、一般カード(年会費永年無料)かゴールドカード(年会費2,200円)で十分
      4. 申し込み後は楽天e-NAVIでの特典登録と、プライオリティ・パスの申し込みを忘れずに行う

      回収ルートが1本でも当てはまった人は、条件が変わる前に最新の特典内容を公式サイトで確認しておくと安心です。

      結局「メリットない」って言われてたのは、条件が合ってない人の感想だったんだね

      そういうことね。ラウンジの回数か楽天市場の金額、どっちかで線を引けば迷わなくなるよ。当てはまらない年が来たら券種を下げればいいだけだからね

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