ドコモでんきにはGreenとBasicの2種類があり、どちらを選ぶか迷う人は多いはずです。基本料金の差は月500円ですが、dポイントの還元率も同時に変わる仕組みになっています。
つまり「電気をどれだけ使うか」と「どのdカードを持っているか」で答えが逆転します。この記事では関東エリアの公式単価をもとに、世帯別の損益分岐点を実額で試算しました。

Greenのほうが高いなら、Basicでいいんじゃないの?



そう思いますよね。でもGreenは還元率も上がるので、使用量が多い人は逆転することがあるんです。
まずは下の診断で、自分の条件ならどちらが有利になるかを確かめてみてください。
あなたはドコモでんきGreen・Basicどっちがお得?
3つの質問に答えると、あなたの場合の診断結果が出ます。
Greenがお得になりやすい条件です
関東エリア・契約30A・月400kWhのモデルで試算すると、dカード GOLDで月約104円、dカード PLATINUM(初年度)で月約1,011円Greenが有利になります(2026年7月時点の公式還元率に基づく概算)。
Greenの追加料金は月500円ですが、還元率差が4〜10ポイント付くため使用量が多いほど回収できます。損益分岐点はGOLDで月約336kWh、PLATINUM初年度で月約133kWhです。
PLATINUMは2年目以降の還元率が6〜12%に変わるため、更新時に条件を再確認しておくと安心ですね。
条件次第でGreenを検討できます
あなたの条件は損益分岐点の近くにあります。dカード GOLD・GOLD Uなら月約336kWh、dカード PLATINUM初年度なら月約133kWhを超えるとGreenが有利に転じます(関東エリア30A・2026年7月時点の概算)。
まずは検針票で直近3か月の使用量を確認してください。分岐点を安定して超えていればGreen、下回る月が多ければBasicが無理のない選択です。
夏冬だけ使用量が伸びるご家庭は、年間平均で判断すると迷いにくくなりますよ。
Basicがおすすめです
一般カードの場合、Greenが得になるのは月約644kWhからで、通常の世帯利用ではほぼ届きません(関東エリア30A・2026年7月時点の概算)。
dカード GOLD・GOLD Uでも使用量が月150kWh前後なら、還元差は月約224円で追加料金500円に届きません。差額500円を払わずにdポイント2%を受け取れるBasicが分かりやすい選択です。
将来カードをGOLD以上に切り替えたときは、あらためて使用量と分岐点を見直してみてください。
Basicがおすすめです(ドコモ回線なしの場合)
ドコモ回線がない場合の還元率はBasic1%・Green2〜3%で、差は1〜2ポイントにとどまります(2026年7月時点)。月500円の追加料金を回収するのは現実的ではありません。
還元率を上げたい場合は、先にドコモ回線への乗り換えを検討するほうが効果は大きいでしょう。回線ありならBasicでも一律2%が付きます。
回線を移したあとで、あらためてGreenの損益分岐点を確認するのがおすすめです。
※あくまで簡易診断です。関東エリア・契約30A・燃料費調整額を除いた概算で判定しており、実際の還元額は利用状況やエリアで異なります(数値は2026年7月時点)。
JavaScriptが無効の場合は、下の「【結論】ドコモでんきGreenとBasicは電気使用量とポイント条件で決める」にある判定テーブルでご確認ください。
ドコモでんき(Basic/Green)





単価は同じだから、比べるのは500円と還元率だけだよ!
| 項目 | ドコモでんきBasic | ドコモでんきGreen |
|---|---|---|
| 基本料金 (関東30A) | 935.25円 | 1,435.25円(+500円) |
| 電力量料金 | 〜120kWh 29.80円 120〜300kWh 36.40円 300kWh超 40.49円 | Basicと同額 |
| dポイント還元 (回線あり・一般カード) | 2% | 4% |
| dポイント還元(回線あり・GOLD/GOLD U) | 2% | 6% |
| dポイント還元(回線あり・PLATINUM) | 2% | 初年度12%/2年目以降6〜12% |
| dポイント還元(回線なし) | 1% | 2〜3% |
| 損益分岐点の目安 | ― | GOLD 約336kWh PLATINUM初年度 約133kWh 一般カード 約644kWh |
| 再生可能エネルギー | 通常の電源構成 | CO2排出量実質ゼロ |
| 契約期間・解約金 | なし | なし |
| 供給エリア | 沖縄電力エリア全域と一部離島を除く全国 | 同左 |
| 申込・工事 | Webで最短5分・工事不要・立会い原則不要 | 同左 |
| ◯ Basicがおすすめ | ◯ Greenがおすすめ |
|---|---|
| ドコモ回線+dカード GOLD以上を持っている 電気使用量が多い(GOLD 約336kWh超・PLATINUM初年度 約133kWh超) 3〜4人家族・オール電化 CO2実質ゼロの環境価値を重視したい | 一般カードのみ/dカードを持っていない 電気使用量が少ない世帯 一人暮らしなど少量利用 ドコモ回線がない |
【結論】ドコモでんきGreenとBasicは電気使用量とポイント条件で決める


ドコモでんきGreenとBasicの選び方は、電気使用量とdカードの種類で決まります。Greenの追加料金は月500円で、これを還元率差で取り戻せるかが判断軸です。
還元率差はdカードの種類で大きく変わり、ここが判定の中心になります。dカード GOLD・GOLD Uなら、損益分岐点は月約336kWhです。
dカード PLATINUM初年度なら、分岐点は月約133kWhまで下がります。いずれも関東エリア・契約30Aを基準にした2026年7月時点の概算値です。
| 項目 | dカード(一般) | dカードGOLD・GOUD U | dカードPLATINUM |
|---|---|---|---|
| カードフェイス | ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() |
| Greenの還元率(回線あり) | 4% | 6% | 初年度12% (2年目以降6〜12%) |
| Basicとの差 | 2ポイント | 月4ポイント | 10ポイント(初年度) |
| 損益分岐点(関東30A) | 約644kWh | 約336kWh | 初年度 約133kWh |
| 目安 | 通常世帯ではほぼ届かない | 3〜4人家族で届く | 二人暮らし以上でほぼ有利 |
一般カードだけの場合は月約644kWhが必要で、通常の世帯利用ではほぼ到達しません。筆者も検針票を見返しましたが、この水準を毎月超える家庭は限られると感じました。



500円を取り戻せるかどうかで決まるってことだね。



そのとおりです。うちの家計で言えば、電気をたくさん使う冬ほどGreen向きになりますね。
同じ判定を条件別に整理したのが次の表です。診断ツールの判定ロジックと同じ内容なので、あとから見直すときはこの表を使ってください。
| ドコモ回線 | dカードの種類 | 電気使用量の目安 | 判定 |
|---|---|---|---|
| あり | 一般カード/なし | すべての使用量 | Basicがおすすめ |
| あり | GOLD・GOLD U | 月120kWhくらい | Basicがおすすめ |
| あり | GOLD・GOLD U | 月120〜300kWh | 条件次第(約336kWh超でGreen) |
| あり | GOLD・GOLD U | 月300kWh超 | Greenがお得 |
| あり | PLATINUM | 月120kWhくらい | 条件次第(約133kWh超でGreen) |
| あり | PLATINUM | 月120〜300kWh | Greenがお得 |
| あり | PLATINUM | 月300kWh超 | Greenがお得 |
| なし | 種類を問わず | すべての使用量 | Basicがおすすめ |
※関東エリア・契約30A・燃料費調整額を除いた基本料金+電力量料金での概算です。
少量利用ではBasicが分かりやすい
電気使用量が少ない世帯は、Basicのほうが素直に得をします。還元率差で500円を回収するには一定の請求額が必要で、少量利用ではそこに届かないからです。
関東エリア・契約30Aで月150kWhを使う一人暮らしなら、Basicの月額は約5,603円です。同じ使用量でGreenを選ぶと、月額は約6,103円になります。
このときdカード GOLDでの還元差は月約224円です。追加料金500円に対して約276円足りないため、Greenを選ぶと負担が増えます。
一般カードだと還元差は月約112円まで下がり、不足額は約388円に広がるんです。つまり少量利用では、Greenを選ぶほど負担が増える形になります。
Basicはdカードの種類を問わず一律2%の還元です。カードのランクを気にせず使えるので、判断がシンプルで済むのも利点です。
筆者が一人暮らしの知人に試算を見せたときも、「500円が固定で増えるのは重い」という反応でした。数字で見ると納得しやすい部分です。
- 還元率差で500円を回収するには一定の請求額が必要 → 少量利用では届かない
- 月150kWh(一人暮らし)だと、GOLDでも還元差は月約224円 → 500円に約276円足りない
- 一般カードなら還元差は月約112円で、不足額は約388円に広がる
- Basicはdカードの種類を問わず一律2%で、判断がシンプル
対象カード・回線条件と利用量次第でGreenを検討
Greenを検討する価値があるのは、ドコモ回線とdカード GOLD以上を持つ人です。さらに電気使用量が多いと、還元率差が500円を上回りやすくなります。
ドコモ回線ありでdカード GOLD・GOLD Uを使う場合、Greenの還元率は6%です。Basicの2%との差は4ポイントで、月約336kWhを超えると500円を回収できます。
dカード PLATINUMは初年度12%で、Basicとの差は10ポイントです。分岐点は月約133kWhまで下がり、二人暮らし以上ならほぼGreen有利になります。
一方でドコモ回線がない場合は、Basic1%・Green2〜3%で差が1〜2ポイントしかありません。この条件では500円の回収は現実的でないため、Basicが無難な選択になります。
条件を1つずつ確認するのが、判断を早くするコツです。回線・カード・使用量のどれか1つでも欠けると、結論はほぼBasicに傾きます。
- ドコモ回線+dカード GOLD以上を持っている
- かつ電気使用量が多い(還元率差が500円を上回る)
- GOLD・GOLD U(還元6%・差4ポイント)→ 月約336kWh超で回収
- PLATINUM初年度(還元12%・差10ポイント)→ 月約133kWh超で回収(二人暮らし以上でほぼ有利)
※回線・カード・使用量のどれか1つでも欠けると、結論はほぼBasicに傾く
環境配慮の価値を料金差と分けて考える
Greenの環境価値は、料金の損得とは別に評価するのがおすすめです。GreenはCO2排出量が実質ゼロになる設計で、これは金額に換算しづらい価値だからです。
ドコモでんきGreenは再生可能エネルギー由来の環境価値を組み合わせています。公式サイトでも「CO2排出量実質0」と説明されており、電気の使い方そのものは変わりません。
そのため損益分岐点を下回っていても、環境価値を理由にGreenを選ぶ判断はあり得ます。その場合は「月500円の寄付に近い支出」と捉えると、納得感を持って続けやすいでしょう。
逆に家計最適化だけを目的にするなら、この記事の試算どおり使用量とカード種別で決めるのが合理的です。目的を切り分けて考えると、迷いが減りますよ。
どちらを優先するかは家庭ごとに違って構いません。「損得」と「環境価値」を別の物差しで測るのが、後悔しない選び方だと言えます。
ドコモでんきGreenとBasicの違いを比較


GreenとBasicの違いは、基本料金の500円差とdポイント還元率の2点にほぼ集約されます。電力量料金の単価・契約期間・解約条件はどちらも同じ扱いです。
つまり比較すべき軸は「毎月500円多く払うか」と「還元率を何%にするか」だけです。ここを取り違えると、単価の違いを探して余計に迷ってしまいます。
- GreenとBasicの違いは、基本料金の500円差とdポイント還元率の2点にほぼ集約
- 電力量料金の単価・契約期間・解約条件はどちらも同じ
- 比較すべき軸は「毎月500円多く払うか」と「還元率を何%にするか」だけ



単価まで違うと思ってたけど、同じなんだね。



そこが誤解されやすい部分です。だから比べるのは500円と還元率だけで済みますよ。
基本料金と電力量料金
基本料金はGreenがBasicより500円高く、電力量料金は完全に同額です。この関係は全エリア・全アンペアで共通なので、どの地域でも差額は月500円になります。
関東エリア(東京電力管内)のBasic基本料金は、契約アンペアごとに決まっています。10Aで311.75円、20Aで623.50円という水準です。
30Aは935.25円、40Aは1,247.00円、50Aは1,558.75円と上がります。60Aでは1,870.50円で、容量が大きいほど固定費も増えていきますね。
Greenはこれらにそれぞれ500円を加えた金額になります。たとえば30Aなら1,435.25円で、差額はアンペアが変わっても一定です。
電力量料金の単価は、関東エリアで3段階に分かれています。最初の120kWhまでが29.80円、120kWh超300kWhまでが36.40円です。
300kWhを超える分は40.49円で、使うほど単価が上がる形です。この単価表はBasicとGreenで共通なので、比較の対象になりません。
契約アンペアを下げれば基本料金は下がりますが、ブレーカーが落ちやすくなる点は注意が必要です。筆者は30Aから変更を検討して、家電の同時使用を数えて見送りました。
- 10A:311.75円/20A:623.50円/30A:935.25円
- 40A:1,247.00円/50A:1,558.75円/60A:1,870.50円
- ※Greenはこれらすべてに+500円(差額はアンペアが変わっても一定)
- 電力量料金(関東・3段階):〜120kWh 29.80円/120〜300kWh 36.40円/300kWh超 40.49円
- ※この単価表はBasicとGreenで共通
dポイント還元条件
還元率の差だけが、Greenを選ぶ金銭的なメリットです。ドコモ回線ありのBasicは一律2%、Greenは4〜12%で、この差が判断材料になります。
内訳を見ると、Greenは一般カードで4%、dカード GOLD・GOLD Uで6%です。dカード PLATINUMは初年度12%で、2年目以降は6〜12%の範囲になります。
中部・関西・九州エリアは、Greenの還元率がさらに高く設定されています。GOLD・GOLD Uは10%、PLATINUMは初年度20%という扱いです。
エリア | ![]() ![]() dカードGOLD | ![]() ![]() dカードGOLD・GOUD U | ![]() ![]() dカードPLATINUM 初年度 |
|---|---|---|---|
| 関東 | 6% | 6% | 12% |
| 中部・関西・九州 | 10% | 10% | 20% |
PLATINUMの2年目以降は10〜20%の範囲になります。関東基準のこの記事の試算より、Green有利に振れやすい地域です。
ドコモ回線がない場合はBasic1%・Green2〜3%まで下がります。還元対象は基本料金と電力量料金で、燃料費調整額は計算に含まれません。
なお還元は「100円(税抜)につき」の計算です。カード選びから見直したい人は、次の記事も参考になります。


再生可能エネルギーの扱い
Greenは再生可能エネルギー由来の環境価値を組み合わせたプランです。公式サイトでは、この仕組みによってCO2排出量が実質ゼロになると説明されています。
Basicにはこの環境価値の付与がありません。ただし供給される電気そのものは同じ送電網を通るため、停電しやすさや使い勝手に違いは出ません。
環境価値の実質化には条件が定められており、公式サイトの注記でも触れられています。「実質ゼロ」は環境価値の組み合わせによる表現で、発電方法が個別に切り替わるわけではありません。
家庭のCO2排出を抑えたい人にとっては、電気を選ぶだけで実践できる手段になります。料金の損得と切り離して考えると、Greenの位置づけが分かりやすくなるでしょう。
再エネ賦課金や燃料費調整額はGreen・Basicで共通です。環境価値の部分だけが両プランの違いだと考えると整理しやすくなります。停電のしやすさや電気の質にも違いはありません。
解約金・契約期間
ドコモでんきはGreen・Basicのどちらも、契約期間の縛りと解約金がありません。そのため試してから乗り換える形が取りやすいプランです。
たとえばBasicで始めて、使用量が増えたタイミングでGreenへ変える運用もできます。逆にGreenが合わないと感じたら、違約金の心配なくBasicへ戻す判断も可能です。
この点は「まず安いほうから試す」戦略と相性が良い部分です。年会費のように後戻りできない支出ではないので、初期の判断を重く考えすぎる必要はありません。
ただし解約金なしという条件は制度変更の対象になり得ます。申込前に公式サイトで最新の記載を確認しておくと安心です。
工事費用も無料なので、初期費用の負担なく試せる点も乗り換えやすさにつながっています。金銭的なリスクなしで気軽に試せるのは、この2プランに共通する強みです。
電気とあわせてガスも見直したい人は、こちらの比較記事も参考になります。
解約金・契約期間の確認について:解約金・契約期間なしという条件は、公式FAQページが参照できなかったため複数の独立した情報源で内容の一致を確認したものです。申込時点の公式表記を必ずご自身で確認してください。
料金と還元条件を自分の目で確かめたい人は、公式のプラン一覧が最短です。
Greenがおすすめな人


Greenが向いているのは、ドコモ回線とdカード GOLD以上を持ち、電気使用量が多い世帯です。この条件では還元率差が4〜10ポイントになり、月500円の追加料金を上回ります。
反対に3条件のどれかが欠けると、回収は一気に難しくなります。とくにカードのランクが判定を左右するので、そこを最初に確認するのが効率的でしょう。
目安として、dカード GOLD以上なら月336kWh前後、PLATINUM初年度なら月133kWh前後が分岐点です。3〜4人家族やオール電化の世帯は、この水準を超えやすい傾向にあります。
一般カードだと月644kWhが必要になるため、カードのランクを先に確認しておきましょう。
- ドコモ回線+dカード GOLD以上を持ち、電気使用量が多い世帯
- 目安:GOLD以上なら月約336kWh前後、PLATINUM初年度なら月約133kWh前後が分岐点
- 3〜4人家族・オール電化の世帯はこの水準を超えやすい
※一般カードだと月約644kWhが必要 → まずカードのランクを確認



カードのランクでそんなに変わるものなの?



変わりますよ。GOLDとPLATINUMでは、分岐点になる使用量が200kWh以上も違うんです。
電気使用量が多い世帯
電気使用量が多い世帯ほどGreenの効果は大きくなります。還元は請求額に対して計算されるため、使用量が増えるほど還元率差の金額が膨らむ仕組みです。
3〜4人家族の目安である月400kWhでは、Basicの月額が約15,112円です。dカード GOLDの還元差は月約604円まで増えます。
オール電化などで月600kWhまで増えると、Basicの月額は約23,210円です。GOLDの還元差は月約928円まで伸びます。
差し引き月約428円がGreenの上乗せメリットになります。使用量が増えるほど、還元差が追加料金を上回る構図です。
同じ600kWhでもdカード PLATINUM初年度なら、還元差は月約2,321円まで伸びます。追加料金を引いても月約1,821円が残る計算です。
一方で使用量は季節で大きく動きます。夏冬だけ多い家庭は、年間平均で分岐点を超えるかどうかを見るのが安全です。
使用量が多い世帯ほど、還元差の金額が大きくなります。これがGreenのポイントです。
同じ4ポイント差でも、請求額が大きいほど回収は早まりますね。
対象のドコモ回線・カードを利用している
ドコモ回線とdカード GOLD以上の組み合わせは、Greenの前提条件と言えます。回線がないと、還元率が大きく下がってしまうからです。
回線なしの還元率はBasic1%・Green2〜3%で、差は1〜2ポイントです。この差では月500円の回収は難しいでしょう。
回線ありでdカード GOLD・GOLD Uを使うと、Greenは6%、Basicは2%です。差の4ポイントを月500円に当てはめると、分岐点は月約336kWhになります。
dカード PLATINUMなら初年度12%で、Basicとの差は10ポイントです。分岐点は月約133kWhまで下がり、多くの世帯が対象に入ります。
GOLDとPLATINUMを比べると、分岐点になる使用量は200kWh以上も違います。カードのランクが判定を大きく左右する部分です。
ドコモ回線をこれから検討する人は、料金プランとのバランスも重要です。ahamoとの相性を知りたい人は、次の記事も合わせて読んでみてください。


なお中部・関西・九州エリアでは還元率がさらに高くなります。GOLD・GOLD Uが10%、PLATINUMが初年度20%という水準です。
還元率をカード別に確かめると、自分の条件が判断しやすくなりますよ。dカード別の電気料金還元率を公式サイトで確認できます。
環境配慮型プランを選びたい
料金より環境価値を重視する人にも、Greenは選択肢になります。CO2排出量が実質ゼロになる設計は、Basicにはない付加価値です。
この場合は損益分岐点を超えているかどうかを気にしすぎる必要はありません。月500円で環境価値を買うという判断として整理すると、支出の意味づけがはっきりします。
一人暮らしで月150kWh・一般カードの条件なら、差し引きの負担は月約388円です。年間では約4,656円となり、この金額で環境価値を選ぶかという問いに変わります。
判断材料としては、家計の余裕と環境への関心の強さが軸になるでしょう。筆者は「割高でも意味があると思えるか」を基準に考えると納得しやすいと感じました。
環境価値の内容と注記は公式サイトに記載されています。申込前に自分の目で確かめておくと、後から迷いにくくなりますね。
電気の質や供給の安定性はBasicと変わりません。選ぶ理由が「環境への配慮」だけになる点を理解したうえで検討するとよいでしょう。
Basicがおすすめな人


Basicが向いているのは、電気使用量が少ない世帯、対象カードを持たない人、ドコモ回線がない人です。いずれも還元率差で月500円を回収できない条件にあたります。
つまりGreenが向いていない人=Basicがおすすめな人と考えて差し支えありません。無理にGreenを選ぶより、Basicで一律2%を確実に受け取るほうが家計には効きます。
一般カードの場合、Greenで得をするには月約644kWhという非現実的な使用量が必要です。ドコモ回線がない場合も還元差が1〜2ポイントにとどまり、同じくBasicが無難です。
契約期間の縛りがないため、条件が変わったらいつでも見直せます。
- 電気使用量が少ない世帯
- 対象カード(GOLD以上)を持たない人
- ドコモ回線がない人(還元差が1〜2ポイントしかない)
※いずれも還元率差で月500円を回収できない条件。無理にGreenを選ばず一律2%を確実に受け取るほうが得



Basicって「下位プラン」みたいな印象があるけど…。



そんなことはないですよ。単価は同じですし、回線ありなら還元も2%しっかり付きます。
一人暮らし・電気使用量が少ない
一人暮らしなど使用量が少ない世帯は、Basicが基本線になります。還元差が小さいため、月500円の追加料金を取り戻せる場面がほとんどないからです。
月150kWhの想定では、Basicの月額が約5,603円になります。dカード GOLDの還元差は月約224円です。
追加料金500円に届かないため、Greenを選ぶと月約276円の負担増です。年間では約3,312円のマイナスになります。
一般カードなら還元差は月約112円で、負担増は月約388円まで広がります。年間に換算すると約4,656円の差になり、決して小さくない金額です。
例外はdカード PLATINUM初年度で、月150kWhでも月約60円Greenが有利になります。分岐点が月約133kWhと低いため、少量利用でもぎりぎり届く計算です。
とはいえ余裕は小さいので、使用量が減る月にはBasic有利へ戻ります。安定性を求めるなら、少量利用ではBasicが扱いやすい選択でしょう。
一人暮らしでGreenを選ぶ根拠になるのはPLATINUM初年度だけと考えておくと、判断を誤りにくくなります。
対象カードを持っていない
dカードを持っていない人や一般カードのみの人は、Basicを選ぶのが合理的です。一般カードでの還元率差は2ポイントしかなく、回収に必要な使用量が極端に増えます。
具体的には、一般カードでGreenが得になるのは月約644kWhからです。関東エリア・契約30Aでの試算で、月額が約25,000円に達する水準にあたります。
オール電化世帯の目安である月600kWhでも、Greenは月約36円のマイナスです。つまり一般カードでは、ほぼどの世帯でもGreenが得にならない計算になります。
Greenを狙うならカードの見直しが先です。dカード GOLD以上に切り替えれば、分岐点は月約336kWh以下まで下がります。
カードを変えずにGreenへ切り替えると、ほぼ確実に負担が増えることになります。まずはカードのランクを確認するのが先決です。
ドコモ経済圏全体の組み立て方を知りたい人は、次の記事が全体像の把握に役立つはずです。


シンプルな料金を重視する
料金の分かりやすさを優先する人にもBasicは向いています。基本料金が500円安く、還元率もカード種別を問わず一律2%で固定されるからです。
Greenの場合、還元率はカードのランクや契約年数で変わります。dカード PLATINUMは初年度12%から、2年目以降6〜12%へ動くんです。
Basicなら「回線ありで2%」だけを覚えておけば済みます。家計管理を簡単にしたい人には、この分かりやすさが実利になるでしょう。
もちろん電力量料金の単価はGreenと同額です。安いプランを選んだからといって、電気の質や使い勝手が下がるわけではありません。
筆者もまずBasicで契約して、使用量の実績を見てから判断する順番をおすすめしています。解約金がないので、後から変える余地は十分にありますよ。
迷ったときほど、条件が単純なプランから始めるのが失敗しにくい進め方です。カードのランクや使用量が変わったタイミングで見直せば十分です。ドコモでんきBasicの申込内容は公式サイトで確認できます。
世帯別|GreenとBasicの料金を試算


世帯別に試算すると、答えははっきり分かれました。Greenが有利なのは、3〜4人家族以上でdカード GOLD以上の場合です。
一人暮らしと二人暮らしは、PLATINUM以外ではBasic有利という結果でした。カードのランクが判定を左右する構図が、数字にも表れています。
以下はすべて関東エリア・契約30A・燃料費調整額を除いた基本料金+電力量料金での概算です。数値は2026年7月時点の公式単価と還元率に基づいています。
- 電気使用量:一人暮らし150kWh/二人暮らし300kWh/3〜4人家族400kWh/オール電化600kWh(各世帯の月間目安)
- 契約アンペア:30A
- 地域:関東エリア(東京電力管内)の公式単価
- カード条件:ドコモ回線ありを前提に、一般カード/dカード GOLD・GOLD U/dカード PLATINUM(初年度)の3パターンで試算
- 燃料費調整額・再エネ賦課金は還元対象外のため試算から除外
| 世帯の目安 | 使用量 | Basic月額 | Green月額 | 一般カード | GOLD・GOLD U | PLATINUM初年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 一人暮らし | 150kWh | 約5,603円 | 約6,103円 | 月−388円 | 月−276円 | 月+60円 |
| 二人暮らし | 300kWh | 約11,063円 | 約11,563円 | 月−279円 | 月−58円 | 月+606円 |
| 3〜4人家族 | 400kWh | 約15,112円 | 約15,612円 | 月−198円 | 月+104円 | 月+1,011円 |
| オール電化 | 600kWh | 約23,210円 | 約23,710円 | 月−36円 | 月+428円 | 月+1,821円 |
※金額欄はGreenを選んだ場合の損得(プラスがGreen有利)です。還元差から追加料金500円を引いた概算値です。



二人暮らしでGOLDだと、あと58円で逆転なんだね。



惜しい水準ですね。GOLDの人は月約336kWhを超えるかどうかが本当の分かれ目になりますよ。
一人暮らし
一人暮らしはPLATINUM以外ではBasicが有利という結果になりました。月150kWhの想定でBasicの月額は約5,603円、Greenは約6,103円です。
還元差は一般カードで月約112円、dカード GOLDで月約224円です。追加料金500円に対して不足するため、Greenを選ぶと負担が増えます。
例外はdカード PLATINUM初年度で、還元差は月約560円です。500円を差し引いても月約60円が残るため、わずかにGreen有利へ振れます。
ただし2年目以降の還元率は6〜12%に変わります。6%まで下がるとGOLDと同じ条件になり、一人暮らしではBasic有利に戻る計算です。
契約アンペアを10Aや20Aに下げている場合は、基本料金がさらに低くなります。請求額が下がる分、還元差も小さくなる点は覚えておきたいところです。
筆者が世帯別に数値を並べてみると、カードのランクだけで結果が反転する境目の狭さに驚きました。使用量より先にカードを確認したほうが早いです。
二人暮らし
二人暮らしは分岐点の手前に位置する世帯です。月300kWhの想定でBasicの月額は約11,063円、Greenは約11,563円になります。
dカード GOLDの還元差は月約443円で、追加料金500円まで約58円足りません。年間では約696円のマイナスとなり、ほぼ拮抗した水準といえます。
一方でdカード PLATINUM初年度なら還元差は月約1,106円です。500円を引いても月約606円が残り、年間では約7,272円のプラスになります。
一般カードの還元差は月約221円にとどまります。この条件では月約279円のマイナスで、Basicを選ぶほうが確実です。
GOLDを持つ二人暮らしは、使用量の推移を数か月見てから決めるのが現実的でしょう。分岐点の約336kWhを安定して超えるなら、Greenへ移す判断ができます。
わずか58円の差なので、季節変動だけで結果が入れ替わりうる世帯です。年間平均で見て判断すると振り回されにくくなります。
3〜4人家族
3〜4人家族はdカード GOLD以上でGreenが有利に転じる層です。月400kWhの想定でBasicの月額は約15,112円、Greenは約15,612円になります。
dカード GOLDの還元差は月約604円で、追加料金を引いて月約104円のプラスです。年間では約1,248円で、金額としては小さいものの黒字に届きます。
dカード PLATINUM初年度では還元差が月約1,511円まで伸びます。差し引き月約1,011円、年間では約12,132円のプラスという計算です。
一般カードの場合は還元差が月約302円で、月約198円のマイナスです。家族世帯であってもカードのランクが足りないと逆転しない点に注意してください。
エアコンの使用が増える夏冬は、使用量が伸びやすくなります。年間平均で400kWh前後を保てるなら、GOLD以上ならGreenを検討できるでしょう。
3〜4人家族はGOLD以上を持っていれば黒字化しやすい層です。カードを見直す価値がある世帯規模だと言えます。
オール電化・電気使用量が多い家庭
オール電化などで使用量が多い家庭は、Greenの効果が最も分かりやすく出ます。月600kWhの想定でBasicの月額は約23,210円、Greenは約23,710円です。
dカード GOLDの還元差は月約928円で、差し引き月約428円のプラスになります。年間では約5,136円で、追加料金を明確に上回る水準です。
dカード PLATINUM初年度なら還元差は月約2,321円まで拡大します。差し引き月約1,821円、年間では約21,852円という大きな差になります。
それでも一般カードでは月約36円のマイナスです。月600kWhという多消費世帯でも、一般カードでは黒字化しない点が一般カードの限界です。
なお、この試算は関東エリアの単価に基づいています。中部・関西・九州エリアは還元率が高く、同じ使用量でもGreen有利に振れますよ。
使用量が多い家庭ほど、ドコモでんきGreenの還元条件を早めに公式サイトで確認しておく価値があります。
筆者の検証|電気使用量からGreenとBasicの年間差額を計算


筆者の試算では、年間損益の分かれ目がはっきり出ました。dカード GOLDなら月約336kWh、PLATINUM初年度なら月約133kWhが境目です。
この使用量を超えると、Greenの年間差額がプラスに転じます。下回る月が続くならBasicのほうが有利で、判断の軸は使用量に集約されます。
計算の考え方はシンプルで、比べるのは2つの数字だけです。Greenの追加料金は年間6,000円(500円×12か月)になります。
これを還元率差で得られるdポイントが上回るかどうかです。上回ればGreen、届かなければBasicという判断になります。
- 年間損益の分かれ目:GOLDなら月約336kWh、PLATINUM初年度なら月約133kWh
- この使用量を超えると、Greenの年間差額がプラスに転じる
- 比べるのは2つの数字だけ:Greenの追加料金=年間6,000円(500円×12か月)vs 還元率差で得られるdポイント



年間で見ると、金額の印象がだいぶ変わるね。



そうなんです。月100円の差でも年間1,200円ですから、判断材料としては大きいですよ。
検針票で使用量を確認する方法
判定の出発点は、自分の電気使用量を正確に知ることです。検針票には当月の使用量がkWh単位で記載されており、そこが唯一の判断材料になります。
確認したいのは「今月のご使用量」や「使用電力量」と書かれた欄です。ここに表示されたkWhの数値を、この記事の分岐点と比べれば判定できます。
見るべきは1か月分ではなく、直近3〜6か月分の推移です。夏冬は冷暖房で使用量が跳ね上がるため、1か月だけでは判断を誤りやすくなります。
契約アンペアも同じ検針票で確認できます。基本料金の欄と合わせて見れば、この記事の関東エリア試算と自分の条件のずれも把握できるでしょう。
Web明細を利用している場合は、会員ページから過去の使用量をまとめて見られます。筆者は年間の平均値を出してから判断する方法をおすすめしますよ。
使用量さえ分かれば、あとはこの記事の分岐点と照らし合わせるだけです。特別な計算をしなくても判断できます。
ポイントを含む実質額の計算
実質額は「電気料金 − 獲得dポイント相当」で考えます。GreenとBasicを比べるときは、この実質額の差を年間で見るのが分かりやすい方法です。
関東エリア・契約30Aで月400kWhを使う家庭なら、dカード GOLDでGreenの年間差額は約+1,248円、dカード PLATINUM初年度なら約+12,132円になります(2026年7月時点の公式単価・還元率に基づく概算)。
前提条件・計算過程・結論数値を1つの表にまとめました。数値はすべて公式サイトで確認した単価と還元率から算出しています。


分岐点の求め方も示しておきます。GOLDなら500円÷4%=12,500円が、分岐となる月額です。
この月額を関東エリアの単価で使用量に戻すと、約336kWhになります。基本料金935.25円を差し引いてから、段階単価に当てはめる計算です。
PLATINUM初年度は500円÷10%=5,000円が分岐です。同じ手順で使用量に換算すると約133kWhとなり、一人暮らしでも届きうる水準まで下がりますね。
一般カードは500円÷2%=25,000円が必要です。使用量に戻すと約644kWhで、通常の世帯利用では到達しにくい水準だと分かります。
燃料費調整額を比較するときの注意
燃料費調整額はdポイント還元の対象外です。そのため還元額を計算するときは、請求総額ではなく基本料金+電力量料金で計算する必要があります。
請求総額をそのまま還元率に掛けると、獲得ポイントを多く見積もってしまうんです。この記事の試算も、燃料費調整額を除いた金額を基準にしています。
比較のときは、GreenとBasicで燃料費調整額の扱いが同じであることも押さえておきましょう。同じエリア・同じ使用量なら差は生じないため、損得の判定には影響しません。
再エネ賦課金も同様に両プランで共通です。したがって差額を見るときは、基本料金の500円と還元率差だけに注目すれば十分です。
検針票の請求総額をそのまま使うと、還元額を実際より多く見積もってしまいます。この記事の数値と比べるときは、必ず基本料金+電力量料金の部分だけを取り出してください。
燃料費調整額の欄は検針票に別記されているので、そこを除いて計算する習慣をつけましょう。
- 燃料費調整額はdポイント還元の対象外
- 還元額は請求総額ではなく、基本料金+電力量料金で計算する
- 請求総額に還元率を掛けると、獲得ポイントを多く見積もってしまう
- 再エネ賦課金も両プラン共通。差を見るときは基本料金の500円と還元率差だけに注目
ドコモでんきへ切り替える手順と注意点


切り替えは工事不要・立会い原則不要で、最短5分で申込が完了します。現在の電力会社への解約連絡も自分で行う必要はありません。
必要なのは検針票に載っている情報の準備だけです。供給エリアと現在のプランを確認してから申し込めば、手続きでつまずく場面はほとんどないでしょう。
申込はWebで完結し、来店の必要もありません。従来型メーターの家庭だけ、スマートメーターへの交換が入ります。
対応エリアは沖縄電力エリア全域と一部離島を除く日本全国です。手続きの流れは以下の4ステップに整理できます。
切り替え後も電気の供給元は変わらないため、停電のしやすさに変化はありません。
公式サイトの供給エリアページで、自宅が対象地域に含まれるかを確認します。
供給地点特定番号・お客さま番号・契約者名義・契約アンペア容量を手元にそろえます。
GreenかBasicを選び、Webから申込内容を入力します。最短5分で完了します。
工事は不要で立会いも原則不要です。従来型メーターの場合のみスマートメーターへの交換が行われます。



立会いがいらないなら、平日休めなくても大丈夫だね。



そこは助かる部分ですね。メーター交換が必要な場合でも立会いは原則不要ですよ。
供給エリアと現在のプランを確認する
最初にやるべきは供給エリアの確認です。ドコモでんきは沖縄電力エリア全域と一部の離島を除く全国が対象で、それ以外の地域では申し込めません。
非対応となるのは北海道・東北・東京・北陸・中国・九州の一部離島です。該当するかどうかは公式サイトのエリアページで確認できます。
現在契約している電力会社のプランも合わせて見ておきましょう。オール電化向けプランや時間帯別プランからの切り替えでは、料金体系が変わって損得が動く場合があります。
契約アンペアの確認も忘れないでください。ドコモでんきの基本料金はアンペアごとに決まるため、現在の容量がそのまま毎月の固定費に反映されます。
筆者が周囲に案内するときは、まずエリアと現行プランの2点だけ先に確認してもらっています。ここが合っていれば、あとの手続きは迷いにくいですよ。
時間帯別プランを使っている家庭は、切り替え前の比較がとくに重要です。単純な使用量だけでなく、時間帯ごとの単価差も踏まえて判断してください。ドコモでんきの供給エリアは公式サイトで調べられます。
切り替えに必要な情報
申込に必要な情報は検針票かWeb明細でそろいます。具体的には供給地点特定番号、お客さま番号、契約者名義、契約アンペア容量の4点です。
供給地点特定番号は22桁の数字で、電気の引き込み場所を特定するために使われます。この番号を間違えると申込が進まないため、入力時にもう一度見直すのが確実です。
お客さま番号は現在契約中の電力会社が発行しているものです。検針票が手元にない場合は、電力会社の会員ページからも確認できます。
契約者名義は現在の契約と一致させる必要があります。世帯の中で名義が異なると手続きが止まるので、事前に誰の名義かを確かめておきましょう。
情報がそろえば申込自体は最短5分です。切り替え時の工事費用も無料なので、初期費用の心配はいりません。
4点を事前にメモしておくだけで、途中でつまずかずに完了できます。手元に検針票を用意してから申込フォームを開くとスムーズです。
料金・ポイント条件は申込前に再確認する
料金と還元条件は改定される可能性があるため、申込前の再確認が欠かせません。この記事の数値は2026年7月時点のもので、以降に変更されることもあります。
とくに注意したいのは、dカード PLATINUMの還元率です。初年度12%から、2年目以降は6〜12%へ変わります。
6%まで下がるとdカード GOLDと同じ条件になります。長期で使う前提なら、この変動も織り込んで判断したいところです。
エリアによる違いも確認しておきましょう。中部・関西・九州エリアはGreenの還元率が高く、この記事の関東基準の試算より有利に出ます。
還元対象が基本料金+電力量料金であることも押さえておきたい点です。燃料費調整額が対象外なので、請求総額から計算すると見込みがずれます。
判断に迷ったら、公式のdカード還元ページで自分のカード種別を確認するのが早道です。数字を1つ押さえるだけで、GreenとBasicの答えが決まります。
申込直前の再確認を習慣にしておくと、条件変更による不一致を防げます。とくにキャンペーンや還元率の改定は予告なく行われることもあるため注意してください。
ドコモでんき Green Basic どっちに関するよくある質問


ここでは検索されやすい疑問をまとめて解消しましょう。どの回答も関東エリア・契約30Aを基準とした2026年7月時点の概算に基づいています。
料金・還元率・手続きの3つの観点から11問を用意しました。気になる項目だけ拾って読んでも判断できる構成にしています。
筆者が周囲から実際に聞かれた質問も多く含めています。とくにカード種別と一人暮らしの可否は、相談されることが多い項目です。
回答はすべて関東エリアの公式単価に基づく概算なので、自分の条件と照らし合わせて読んでください。
ドコモでんきGreenとBasicはどちらが安いですか?
基本料金はBasicが月500円安く、電力量料金は同額です。ただしdポイント還元率はGreenが高いため、実質額ではdカード GOLDで月約336kWh、PLATINUM初年度で月約133kWhを超えるとGreenが有利になります(関東エリア・契約30Aの概算)。
Greenの追加料金はポイントで回収できますか?
カードの種類と使用量によります。dカード GOLDなら月400kWhで月約104円、PLATINUM初年度なら月約1,011円のプラスになります。一般カードは月約644kWhが必要で、通常の世帯利用ではほぼ回収できません。
一人暮らしにはどちらがおすすめですか?
基本的にBasicです。月150kWhの想定では、一般カードで月約388円、dカード GOLDで月約276円のマイナスになります。例外はPLATINUM初年度で、月約60円のプラスに届きます。
切り替えに工事は必要ですか?
工事は不要で、立会いも原則不要です。切り替え時の工事費用は無料で、申込は最短5分で完了します。従来型メーターの場合のみスマートメーターへの交換が行われますが、その際も立会いは原則不要です。
dカード GOLDがないとお得になりませんか?
Greenを選ぶ場合はカードのランクが判定を大きく左右します。一般カードでは還元率差が2ポイントしかなく、月約644kWhが必要になるためです。GOLDがない場合はBasicで一律2%を受け取るほうが確実でしょう。
ドコモ回線がなくてもドコモでんきは使えますか?
使えますが還元率は下がります。回線なしの場合はBasic1%・Green2〜3%で、差は1〜2ポイントです。この条件では月500円の追加料金を回収するのは現実的ではありません。
GreenからBasicへ変更できますか?
どちらのプランも契約期間の縛りと解約金がありません。そのため使用量の実績を見てから変更する運用が可能です。ただし条件は改定される場合があるため、変更前に公式サイトで最新の記載を確認してください。
中部・関西・九州エリアだと判断は変わりますか?
変わります。これらのエリアはGreenの還元率が高く、dカード GOLD・GOLD Uが10%、PLATINUMが初年度20%・2年目以降10〜20%です。関東基準の試算よりGreen有利に振れます。
dポイントは電気料金の何に対して付きますか?
対象は基本料金と電力量料金です。燃料費調整額は対象外で、計算は100円(税抜)につきという単位で行われます。請求総額に還元率を掛けると多く見積もってしまう点に注意してください。
契約アンペアを下げると判断は変わりますか?
変わります。基本料金が下がると請求額も下がるため、還元差の金額が小さくなります。たとえば関東エリアのBasic基本料金は10Aで311.75円、30Aで935.25円と3倍以上の差があります。
dカード PLATINUMは2年目以降も有利ですか?
還元率が初年度12%から2年目以降6〜12%に変わります。6%まで下がるとdカード GOLDと同じ条件になり、分岐点は月約336kWhへ上がります。更新のタイミングで再確認するのがおすすめです。
疑問が解消したら、自分のカード種別の還元率とエリアの条件を公式で確かめておきましょう。
結論|ドコモでんき Green Basic どっちは条件を整理して自分に合う選択をしよう


最後に整理します。GreenかBasicかは「ドコモ回線・dカードの種類・電気使用量」の3点で決まります。
この3点がそろわない限り、月500円の追加料金を回収するのは難しいでしょう。逆にそろえば、年間で数千円から2万円台の差が生まれます。
判断に迷ったら、まず検針票で直近数か月の使用量を確認してください。そのうえで分岐点と比べれば、答えは自然に決まります。
筆者自身も試算する前は「Greenのほうが何となく得」という印象でした。実際は条件次第で逆転すると分かり、数字で確認する大切さを実感しています。
- Greenが有利:ドコモ回線あり+dカード GOLD以上+月336kWh超(PLATINUM初年度は月133kWh超)
- 条件次第:GOLDで月120〜300kWh、PLATINUM初年度で月120kWh前後
- Basicが有利:一般カードのみ、ドコモ回線なし、または使用量が少ない世帯
- 共通:電力量料金は同額、契約期間・解約金なし、工事不要で最短5分申込
- Green固有の価値:CO2排出量実質ゼロという環境価値



結局、カードと使用量を見れば決まるってことだね。



そうです。迷ったらBasicから始めて、使用量の実績を見て動くのが安全ですよ。
解約金がないので、最初の選択を重く考えすぎる必要はありません。使用量の実績が見えてから、有利なほうへ移す進め方が現実的でしょう。
自分の条件が分岐点を超えているか、公式の料金表と還元率で最終確認してみてください。







