楽天プレミアムカードのプライオリティ・パス完全ガイド|回数と使い方

今回は楽天経済圏の楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスについて話します。まずは診断を行い、自分に合っているか/合っていないかを判断してみてください。

楽天プレミアムカードの目玉として語られることが多いプライオリティ・パスですが、条件を細かく見ると印象が変わります。

楽天カード公式によると、本会員が無料で使えるのは年5回までで、同伴者には無料枠がなく1回目から有料です。

会員証も2025年1月に物理カードからアプリへ移行し、有効期限は発行から1年で自動更新されません。

利用できるのは世界各国の1,400カ所以上のラウンジ(2025年1月時点)で、運営元はPriority Pass (A.P.) Limited社です。

この記事では楽天カード公式サイトと公式FAQで確認できた内容だけを使い、回数の数え方・同伴者料金・申し込み方法・空港での使い方を順番に整理します(2026年8月時点)。

プライオリティ・パスが無料で持てるって聞いたんだけど、それだけで年会費の元は取れるの?

発行手数料はかからないよ。ただ無料で入れるのは年5回まで、しかも一緒に行く人は1回目から有料なの。誰と何回行くかで答えが変わるね。

楽天プレミアムカード

楽天市場をよく使う人で、年に数回でも旅行や出張に行く人におすすめだよ!
プライオリティ・パスを一番安く持てる1枚として人気!

メリットデメリット
楽天市場でポイント最大6倍(プレミアム限定で+2倍)
プライオリティ・パスが無料発行(年5回まで無料)
国内空港ラウンジは回数制限なし+旅行保険は最高5,000万円
年会費11,000円(税込)がかかる
家族カードは年会費550円がかかる
発行会社楽天カード株式会社
国際ブランドVisa、Mastercard®、JCB、American Express
還元率1.0%
年会費11,000円(税込み)
付帯保険海外旅行傷害保険:最高5,000万円
国内旅行傷害保険:最高5,000万円
動産総合保険・カード盗難保険
スマホ決済Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ、楽天Edy
ポイント楽天ポイント
入会条件20歳以上・安定した収入のある方
優待店舗楽天市場、楽天トラベル、楽天ぐるなび
追加カードETCカード(年会費無料)
家族カード(年会費550円)
監修者プロフィール
曽根原淳子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
曽根原淳子

大手通信会社に所属し、現在は金融事業会社に出向。金融領域の業務に従事しながら、FP2級に加え、証券外務員一種・二種、貸金業務取扱主任者などの資格を取得し、資産運用から証券、融資まで幅広い金融知識を有する。

私生活では、マイルやポイントを貯める「ポイ活」を実践。投資信託を中心に資産運用にも取り組み、投資歴は8年。金融業務で培った専門知識と実体験を活かし、資産形成やポイ活など、暮らしに役立つお金の情報をわかりやすく伝えることを大切にしている。

目次

【5問診断】年5回の無料枠、あなたは使い切れる?同伴者込みの自己負担はいくら?

5問・約30秒

年5回の無料枠、あなたは使い切れる?
同伴者込みの自己負担はいくら?

楽天カード公式の料金だけを使って、1年間の自己負担額を計算します

スタート前

楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは、本会員が年5回まで無料で、同伴者には無料枠がありません。5つの質問に答えると、1年間の自己負担額とあなたが気をつけるべきことがわかります。

  • 本会員は年5回まで無料/6回目以降は1回US$35(約5,522円)
  • 同伴者は1名につき1回US$35(約5,522円)・無料枠なし
  • 国内での利用も1回に数えられる回数のカウント方法
  • 家族カードの扱いと、1年で失効する有効期限の注意点
Q1 / 5

1年間で海外の空港ラウンジを使いそうな回数は?

往復で行き帰りに1回ずつ使えば「2回」です。幅のある選択肢は、少ないほう(安全側)の回数で計算します。

Q2 / 5

1回のラウンジ利用は、何人で入りますか?

本会員(あなた)以外は全員「同伴者」です。同伴者には無料枠がなく、1名につき1回US$35がかかります。

Q3 / 5

国内の空港ラウンジも使いますか?受付では何を出すつもりですか?

ここが無料枠の消費を左右します。出すものによって、残る回数が変わります。

Q4 / 5

家族にも空港ラウンジを使わせたいですか?

家族カードの扱いは、海外(プライオリティ・パス)と国内(カードラウンジ)でまったく違います。

Q5 / 5

プライオリティ・パスの有効期限の管理はできそうですか?

楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは自動更新されず、発行から1年で失効します。

診断結果

    【結論】楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは利用回数で判断する

    【結論】楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは利用回数で判断する

    楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは、海外の空港ラウンジを年に何回、誰と使うかで価値が決まる特典です。

    楽天カード公式によれば、本会員の利用は年5回まで無料で、6回目以降は1回あたりUS$35がかかります。発行手数料そのものは無料ですが、カードを持っているだけでは付いてきません。

    楽天e-NAVIからの申し込みが別途必要です。さらに、同じ「空港ラウンジ」でも国内のカードラウンジとはまったく別のサービスとして運用されています。

    年会費11,000円(税込み)に見合うかどうかは、「海外でラウンジを使う回数」を先に数えてから判断してください。この章では、判断に必要な3つの前提を整理します。

    先に、迷いやすい6項目の答えだけまとめます。

    スクロールできます
    確認したいこと楽天プレミアムカードの場合
    年間無料回数本会員は年5回まで無料
    6回目以降の料金1回あたりUS$35(US$1=157.77円換算で約5,522円)
    同伴者料金1名につき1回US$35。無料枠はなく1回目から有料
    家族カードの扱い申込対象外(本会員のみ/同伴者としてなら有料で利用可)
    対象施設国内・国外の「ラウンジ」のみ。「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」は対象外(世界1,400カ所以上・2025年1月時点)
    国内カードラウンジとの違い国内カードラウンジはカード本体の特典で回数制限なく無料。プライオリティ・パスの会員証で入ると年5回の枠を消費する

    ※利用料は2025年1月15日時点の楽天カード公式表記。超過分・同伴者分は各国際ブランドの決済為替レートに加えて別途海外事務手数料がかかります。

    ポイントは、無料枠が「本人だけ・年5回まで」という点です。

    同伴者の人数と海外へ行く回数で、自己負担額は大きく変わります。

    早見表に載せきれない前提(2026年8月時点・楽天カード公式情報)
    • 申込対象:楽天プレミアムカード・楽天ブラックカードの本会員のみ
    • 発行手数料:無料(ただし楽天e-NAVIからの申込手続きが別途必要)
    • 利用回数のカウント:デジタル会員証の発行日を基準に1年間(国内での利用も1回に数える)
    • 会員証の形態:プライオリティ・パス アプリのデジタル会員証(2025年1月15日に物理カードから移行)
    • 有効期限:発行から1年で失効。自動更新されない(楽天ブラックカードは自動更新)
    • 料金の時点:上記利用料は2025年1月15日時点(変更時は運営元 Priority Pass (A.P.) Limited 社より告知)

    無料利用回数と超過料金を確認する

    楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは、本会員が年5回まで無料で、6回目以降は1回あたりUS$35の有料になります。

    ここでいう「無料枠」は本会員だけのもので、一緒に入る同伴者には適用されません。同伴者は1名につき1回US$35が、1回目からかかります。

    つまり夫婦2人で1回利用した場合、本会員の無料枠が1回減ったうえで、同伴者分のUS$35が別途請求される形です。

    超過分と同伴者分の請求先は、プライオリティ・パス公式サイトでの会員登録時に設定したクレジットカードになります。

    楽天プレミアムカードで自動的に決済されるとは限らないため、登録したカードを覚えておきましょう。

    為替は各国際ブランドの決済為替レートが適用され、さらに別途、海外事務手数料がかかります。表示されているUS$35がそのまま日本円の負担額になるわけではない点に注意してください。

    なお、これらの利用料は2025年1月15日時点のもので、変更される場合は運営元のPriority Pass (A.P.) Limited 社より告知されます。

    スクロールできます
    利用区分料金補足
    本会員(年5回まで)無料デジタル会員証の発行日を基準に1年間でカウント
    本会員(6回目以降)1回あたりUS$35無料枠を超えた分は本人でも有料
    同伴者1名につき1回US$35無料枠なし。1回目から有料

    ※料金は2025年1月15日時点。超過分・同伴者分は各国際ブランドの決済為替レートが適用され、別途海外事務手数料がかかります。

    国内カードラウンジとは別サービス

    プライオリティ・パスと、楽天プレミアムカードで使える国内空港ラウンジ(カードラウンジ)は、まったく別のサービスです。

    ここを混同すると、条件の理解が最初からずれてしまいます。国内空港ラウンジは申し込みが不要で、楽天プレミアムカード・楽天ブラックカード・楽天ゴールドカードの会員が使えます。

    しかも家族カード会員も対象で、プレミアムとブラックは回数制限なしです。

    提示するのは本人名義のカード本体と当日の搭乗が確認できるもの(航空券もしくは半券)で、スマートフォンに表示されるカード画面では利用できません。

    一方のプライオリティ・パスは、楽天e-NAVIからの申し込みが必須で、家族カードでは申し込めず、提示するのはアプリのデジタル会員証です。

    「カードを持っているだけで使えるのが国内ラウンジ、申し込んで初めて使えるのがプライオリティ・パス」と覚えておくと迷いません。

    海外空港ラウンジの特典内容は楽天カード公式の解説ページにまとまっています。両者の詳しい違いは、後の章で表にして比較します。

    旅行回数が少ない人は年会費を回収しにくい

    ラウンジ以外の特典まで含めて年会費11,000円を回収できるかは楽天プレミアムカードはメリットがない?年会費を回収できる人を診断で診断できます。

    海外でラウンジを使う機会が年1回以下の人は、プライオリティ・パスだけで年会費11,000円(税込み)を回収するのは難しいというのが結論です。

    楽天カード公式が特典価値の試算に用いている前提(US$1=157.77円・
    2025年1月19日時点)で計算すると、プライオリティ・パスの1回分US$35は約5,522円にあたります。

    年会費11,000円をこの金額で割ると1.99回となるため、本人が年2回以上使えば年会費に見合う計算です。

    裏を返せば、年1回では約5,522円分にしかならず、残りは回収できません。しかも無料枠は年5回が上限なので、使えば使うほど得になる特典でもないのです。

    海外へ行く頻度が読めない人ほど、この前提を先に確認しておく価値があります。

    実際、ポイシェル編集部がクラウドワークス経由で実施した楽天プレミアムカード保有者アンケート(2026年8月・有効回答2名)でも、海外向け特典を使い切れていない声が挙がりました。

    なお有効回答は2名のため、統計的な代表性はありません。

    利用者の声

    アンケート回答者①(30代男性・楽天プレミアムカード保有1年未満・保有中)の声
    「国内出張で空港ラウンジはよく利用していますが、海外出張や海外旅行を年に5回行くわけではないので、海外向けの特典はあまることが多いです。」

    → 楽天カード公式の条件は年5回まで無料。この回答者のように国内の利用が中心の人は、無料枠5回を使い切れないままになりやすいことがうかがえます。

    なお、この方が利用したのは国内空港のカードラウンジであり、プライオリティ・パスの利用体験ではありません。

    海外へ行く回数が年1回以下でも、楽天市場の使い方次第で年会費の見え方は変わります。

    逆に「海外ラウンジは使わないが国内ラウンジは使う」という人なら、
    国内空港ラウンジが年2回まで無料(毎年9月1日〜翌年8月31日を1年とする)の楽天ゴールドカード公式ページも見比べておくと判断しやすくなります。

    年5回も海外に行かないから、ぼくは枠が余っちゃいそう。

    そこは正直に数えたほうがいいよ。余らせる人が多い特典だから、行く回数が先、年会費の判断は後ね。

    年に2回以上は海外に行く見込みがあるなら、特典の中身を公式で確認しておくと判断が早くなります。

    プライオリティ・パスの年会費回収診断

    プライオリティ・パスの年会費回収診断

    プライオリティ・パスで年会費を回収できるかは、「本人の年間利用回数」と「同伴者の年間のべ利用回数」の2つを数字にすれば判定できます。

    本人には年5回の無料枠がある一方、同伴者には無料枠がありません。この非対称さが、家族や友人と一緒に使う人ほど負担が増える理由です。

    この章では、まず自分の数字を書き込む試算表を用意し、次に楽天カード公式の数値だけを使った独自試算で「同伴者がいる場合の自己負担」を具体化します。

    最後に、プライオリティ・パスが付帯する他カードと年会費の水準を並べ、同伴者が多い人ほど別の選択肢も検討する余地があるという構造を確認します。

    数字はすべて2026年8月時点で公式ページから確認したものです。

    海外旅行回数と同行者数を入力する

    判定に必要なのは、①本人の年間ラウンジ利用回数②1回あたりの同伴者数③そこから計算する同伴者の年間のべ利用回数の3つだけです。

    下の表は読者が自分の数字を当てはめるための試算表なので、記入例を参考に「あなたの数字」の欄を埋めてください。

    ポイントは、本人の無料枠が年5回で頭打ちになること、そして同伴者の回数には無料枠が一切ないことです。

    本人が年5回を超えた分(超過回数)と、同伴者ののべ回数を足した合計が、そのまま有料になる回数になります。

    ここで数える「利用回数」は、デジタル会員証の発行日を基準にした1年間が対象で、国内での利用も1回に数えられる点に注意してください。

    カードの年度でも暦年でもないため、思っているより早く1年が切り替わることがあります。

    数字を書き出してみると、「本人の無料枠だけで収まるタイプ」なのか「同伴者分の支払いが毎年発生するタイプ」なのかが、はっきり分かれるはずです。

    判断に迷っている人ほど、記憶ではなく直近1年の実績で埋めてみてください。

    スクロールできます
    記入項目記入例あなたの数字
    A:本人の年間ラウンジ利用回数2回  回
    B:1回あたりの同伴者数1名  名
    C:同伴者の年間のべ利用回数(A×B)2回  回
    D:本人の無料枠の残り(5-A。マイナスなら0)3回  回
    E:本人の超過回数(A-5。マイナスなら0)0回  回
    F:有料になる合計回数(C+E)2回  回

    ※Fに1回あたりの料金US$35をかけた金額が、年会費とは別にかかる自己負担の目安です。

    無料枠・超過料金・年会費を試算する

    楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは、本人が年2回以上使えば年会費に見合います。

    一方で同伴者には無料枠がなく、1回あたり約5,522円(US$35・US$1=157.77円換算)が別途かかります。

    毎回2人で使う人は、同伴者料金だけで年会費を超えることがあります。

    これがポイシェル編集部の試算結果です。

    前提に使ったのは、楽天カード公式が明記している年会費11,000円(税込み)・本会員年5回まで無料・6回目以降US$35・同伴者1名1回US$35、
    そして楽天カード公式が特典価値の試算に用いている換算前提US$1=157.77円(2025年1月19日時点)の5つだけになります。

    計算過程は下の表に全て載せたので、自分の回数に置き換えて検証してみてください。「本人の無料枠で得をした分」と「同伴者で出ていく分」を分けて見るのが、この試算のコツです。

    なおポイント還元の話は本記事では扱いません。ラウンジ特典だけで年会費をどう見るか、という一点に絞った試算だと考えてください。

    スクロールできます
    区分内容
    前提条件年会費11,000円(税込み)/本会員は年5回まで無料、6回目以降1回US$35/同伴者は1名1回US$35で無料枠なし/換算は楽天カード公式が試算に用いるUS$1=157.77円(2025年1月19日時点)
    計算過程①1回あたりの円換算US$35 × 157.77円 = 5,521.95円 → 約5,522円
    計算過程②本人だけの分岐点11,000円 ÷ 5,522円 = 1.99回 → 年2回の利用で年会費相当
    計算過程③無料枠を使い切ったときの上限5,522円 × 5回 = 27,610円(これ以上は本人でも1回5,522円かかる)
    計算過程④年2回・毎回1名同伴本人0円(無料枠内)+ 同伴者5,522円×2回=11,044円 / 年会費と合わせた支出は22,044円
    計算過程⑤年3回・毎回1名同伴同伴者5,522円×3回=16,566円(年会費11,000円を上回る)
    結論数値本人だけなら年2回で年会費に見合う。毎回1名同伴すると、年2回で11,044円、年3回で16,566円の自己負担が年会費とは別に発生する
    注釈・免責あくまで試算であり、実際の負担は利用状況により異なります。US$1=157.77円は2025年1月19日時点の換算前提で、為替により変動します。超過分・同伴者分には各国際ブランドの決済為替レートが適用され、別途、海外事務手数料もかかるため、実際の負担は上記より大きくなります。利用料は2025年1月15日時点のものです。

    「使えば使うほど得」にはならない:本会員の無料枠は年5回が上限です。

    6回目以降は本人でも1回US$35(約5,522円)がかかるため、利用回数を増やしても無料で得られる価値は27,610円相当で頭打ちになります。

    回数を積み上げる前提で年会費を正当化しないようにしてください。

    他カードと楽天プレミアムカードを比較する

    プライオリティ・パスが付帯するカードを年会費で並べると、
    楽天プレミアムカードは11,000円(税込み)、JCBプラチナは27,500円(税込み)、楽天ブラックカードは33,000円(税込み)という順になります。

    ただし比較で気をつけたいのは、各社の公式ページが明記している内容の粒度がそろっていないことです。

    楽天カード公式は無料回数と同伴者料金まで公開していますが、JCB公式のプラチナ紹介ページには年間の無料利用回数や同伴者料金の記載がありません。

    そのためポイシェルでは、公式に書かれていない回数・同伴者条件は推測せず、書かない方針を取ります。下の表は、それぞれの公式が実際に案内している範囲だけをまとめたものです。

    構造として言えるのは、同伴者を毎回連れて行く人ほど、同伴者が無料になる条件を持つカードのほうが結果的に安く収まる場合があるという点です。

    どちらが得かは利用回数と同伴人数で反転するため、ここでは断定しません。

    スクロールできます
    カード年会費(税込み)プライオリティ・パスについて公式が案内している内容
    楽天プレミアムカード11,000円本会員は年5回まで無料、6回目以降は1回US$35/同伴者は1名1回US$35(無料枠なし)
    楽天ブラックカード33,000円本会員は回数制限なく無料/同伴者は2名まで無料、3名以降は1名1回US$35
    JCBプラチナ27,500円プライオリティ・パスが付帯。公式は「世界146の国や地域で空港ラウンジを無料で利用できます」と案内。特典価値の内訳に「入会金プレステージ($469)は除く」との記載あり

    ※JCBプラチナは公式ページに年間の無料利用回数・同伴者料金の記載がないため、本記事では回数・同伴者条件を記載していません。

    楽天ブラックカードは楽天プレミアムカードを保有し、かつ条件を達成した人のみ申し込める仕組みで、条件は公開されていません。

    同伴者が無料になるカードもあるんだね。単純に年会費が安いほうを選べばいいわけじゃないんだ。

    そう、毎回2人で入るなら同伴者の条件まで見ないと判断を間違えるよ。逆に1人で年1回なら、ラウンジ以外の使い道で選んだほうがいいね。

    海外へ行く回数が少なく、プライオリティ・パスを使う場面が想像しにくい場合は、この特典が付かない券種から始める選択もあります。

    年会費の負担を先に減らしておけば、必要になった段階で切り替えを検討できます。

    楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスの利用条件

    楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスの利用条件

    プライオリティ・パスの利用条件は、「誰が申し込めるか」「回数をどう数えるか」「同伴者はどうなるか」「どの施設で使えるか」の4点を押さえれば整理できます。

    特に誤解が多いのが、家族カードでは申し込めないこと、そして無料で使えるのは「ラウンジ」に分類される施設だけという2点です。

    回数のカウント方法も独特で、カードの年度や暦年ではなくデジタル会員証の発行日を基準とした1年間で計算されます。

    しかも国内での利用も1回に数えられるため、国内ラウンジのつもりで会員証を提示すると無料枠が減ってしまう点にも注意が必要です。

    条件を先に把握しておけば、現地で慌てたり想定外の請求を受けたりする事態を避けられます。ここからは4つの条件を順番に確認していきましょう。

    申込対象と会員ランク

    プライオリティ・パスを申し込めるのは、楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードの本会員だけです。

    家族カードは対象外で、この点は楽天カード公式FAQの複数の項目(No.58・No.179・No.19615)で明記されています。

    また、楽天ANAマイレージクラブカードでは申し込めません。券種の条件を満たしていても、カードを持っているだけでは付帯しない点にも注意してください。

    発行手数料は無料ですが、別途、楽天e-NAVIからの申込手続きが必要です。すでに楽天カード以外のサービスでプライオリティ・パスを持っている人でも、追加で申し込めます。

    ただし楽天e-NAVIの招待コードで発行されるのは、楽天ブラックカード・楽天プレミアムカードに付帯する別アカウントという扱いです。

    付帯するアカウントはそれぞれ1つまでで、ユーザー名・メールアドレスは既存アカウントとは別のものを入力する必要があります。

    利用回数・利用履歴・アカウント情報は既存アカウントと同期されません。

    家族カードでは申し込めません:プライオリティ・パスの申込対象は楽天プレミアムカード・楽天ブラックカードの本会員のみです。

    家族カード会員は申し込めないため、家族それぞれがプライオリティ・パスを持つことはできません。なお国内空港ラウンジは家族カード会員も対象で、条件が異なります。

    年間無料利用回数の数え方

    無料利用回数は、プライオリティ・パスのデジタル会員証の発行日を基準に、1年間で年5回までと数えます。

    ここを「カードの年度」や「1月から12月まで」と勘違いすると、残り回数の把握がずれてしまいます。基準はあくまで会員証の発行日なので、申し込んだ日付を控えておきましょう。

    さらに重要なのが、カウント対象の広さです。楽天カード公式によると、デジタル会員証を提示して利用するすべての施設が対象で、国内・国外どちらの利用も1回に数えられます。

    つまり、国内の空港でプライオリティ・パスの対象ラウンジに会員証を提示して入った場合も、年5回の枠が1回分減る仕組みです。

    国内の空港では、カードラウンジをカード本体で利用するのか、プライオリティ・パスの会員証で入るのかを意識的に使い分けたほうが無料枠を温存できます。

    無料枠を超えた6回目以降は、本人でも1回あたりUS$35の有料扱いです。残り回数は自己申告で管理するものではなく、アプリの利用履歴から確認する形になります。

    ただし履歴の反映には時間差があるため、直前の利用が反映されていない状態で残り回数を判断しないよう気をつけましょう。

    同伴者料金と家族カードの扱い

    同伴者には無料枠がなく、1名につき1回US$35が1回目からかかります。

    プライオリティ・パスの会員証を持たない人でも、カード会員本人と同伴であれば有料で利用できる仕組みです。

    本会員の年5回無料とはまったく別枠なので、「本人が無料だから2人でも無料」と考えないでください。同伴人数の上限についても注意が必要です。

    同伴できる人数の上限は各ラウンジによって異なります。何人まで一緒に入れるかは、利用前にPriority Pass 社のWebサイトで確認しておきましょう。

    料金の請求先は、プライオリティ・パス公式サイトでの会員登録時に設定したクレジットカードです。

    決済為替レートに加えて海外事務手数料もかかるため、US$35を単純に円換算した金額よりやや大きくなります。家族カードについては、前述のとおり申し込み自体ができません。

    家族と一緒に使う想定なら、家族カードではなく「同伴者としてUS$35を払う」形になると理解しておくのが正確です。

    レストラン・休憩施設の対象可否

    無料で利用できるのは、国内・国外の「ラウンジ」に分類される施設だけです。

    楽天カード公式FAQ(No.17736)では、「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」のカテゴリーに分類される施設は利用できないと明記されています。

    空港内のレストランやスパ、仮眠施設がプライオリティ・パスの提携先として表示されていても、楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティ・パスでは無料利用の対象外になるということです。

    施設がどのカテゴリーに分類されているかは、Priority Pass 社のアプリ・ウェブサイトのラウンジ情報で確認できます。

    行き先の空港で使うつもりの施設が「ラウンジ」表記かどうかを、出発前にチェックしておきましょう。

    加えて、海外空港ラウンジ(一部の国内ラウンジを含む)では、一部無料では利用できないサービスがあります。詳細は現地の空港ラウンジで確認する運用です。

    「ラウンジに入れる=中のすべてが無料」ではない点を覚えておくと、現地での想定外を減らせます。

    レストラン・休憩施設は無料利用の対象外:プライオリティ・パスで無料になるのは「ラウンジ」カテゴリーの施設のみです。

    「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」に分類される施設は利用できません。分類はPriority Pass 社のアプリ・ウェブサイトのラウンジ情報で必ず確認してください。

    プライオリティ・パスの申し込み方法

    プライオリティ・パスの申し込み方法

    プライオリティ・パスの申し込みは、楽天e-NAVIで招待コードを受け取り、プライオリティ・パス公式サイトで申し込み、アプリでデジタル会員証を取得するという流れです。

    申し込めるのは楽天プレミアムカードまたは楽天ブラックカードが手元に届いてからで、カードの到着前に先回りして手続きを済ませることはできません。

    2025年1月15日には物理のメンバーズシップカードからアプリのデジタル会員証へ移行しており、「カードが郵送で届くのを待つ」必要はなくなりました。

    そしてこの章で最も重要なのが、有効期限の話です。楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは自動更新されず、発行から1年で失効します。

    手順と合わせて、更新のタイミングまで確認しておきましょう。

    楽天e-NAVIから申し込む

    まだ楽天プレミアムカードを持っていない場合は、先にカードの切り替えが必要です。手順は楽天プレミアムカードへの切り替え方法で解説しています。

    申し込みの入口は楽天e-NAVI(楽天カードの会員専用オンラインサービス)で、ここで受け取る招待コードが手続きの起点になります。

    前提として、楽天ブラックカードまたは楽天プレミアムカードを受け取ってからの申し込みになります。

    公式も「カード到着後よりお申し込みいただけます」と案内しているため、旅行の予定がある人はカードの到着日から逆算して動いてください。手続きそのものは4つのステップで完結します。

    楽天e-NAVIにログインして招待コードを受け取り、プライオリティ・パス公式サイトで招待コードを入力して申し込み、
    アプリをダウンロードして、申込時に作成したユーザ名とパスワードでログインする流れです。

    申込時に決める「ユーザ名」と「パスワード」は、後でアプリにログインするときに使うので必ず控えておいてください。手続きの入口は楽天カード公式の楽天e-NAVIログインページです。

    STEP
    ステップ1:楽天e-NAVIで招待コードを受け取る

    楽天e-NAVIにログインし、招待コードを受け取ります。

    STEP
    ステップ2:プライオリティ・パス公式サイトで申し込む

    プライオリティ・パス公式サイトで申し込みます。このとき招待コードの入力が必要です。

    STEP
    ステップ3:プライオリティ・パス アプリをダウンロードする

    App Store またはGoogle Play からアプリをダウンロードします。

    STEP
    ステップ4:アプリにログインする

    アプリを立ち上げ、ステップ2で作成した「ユーザ名」と「パスワード」を入力してログインします。

    これから楽天プレミアムカードを作る人は、カードが手元に届いた時点でこの手続きに進めます。特典の全体像を確認したうえで検討してください。

    デジタル会員証を登録する

    アプリにログインした時点で、プライオリティ・パスは「即時ご利用いただけます」と楽天カード公式が明記しています。

    2025年1月15日より、付帯サービスであるプライオリティ・パスのメンバーズシップカード(物理カード)はプライオリティ・パス アプリ(デジタル会員証)へ移行しました。

    そのため、カードが郵送で届くのを待つ工程はありません。申し込みが終わってアプリにログインできれば、その場から使える状態になります。

    ここで注意したいのが、「アプリへの反映に5〜10営業日」という説明の意味です。

    これは利用したラウンジ・利用日・利用人数といった利用履歴がアプリに反映されるまでの時間であり、利用開始までに待つ日数ではありません。

    「申し込んでから使えるまで5〜10営業日かかる」と理解するのは誤りです。

    出発直前に申し込んだ場合でも、ログインが完了していれば利用できます。反対に、利用した直後にアプリの履歴が更新されていなくても、それは正常な挙動だと考えて問題ありません。

    「5〜10営業日」はどこにかかる日数か
    • 誤:申し込んでからプライオリティ・パスが使えるようになるまで5〜10営業日
    • 正:利用した履歴(利用ラウンジ・利用日・利用人数)がアプリに反映されるまで5〜10営業日ほどかかる場合がある

    利用開始そのものは、アプリにログインした時点で即時です。

    利用前に有効期限と対象施設を確認する

    この記事でいちばん見落とされやすいのが、楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは自動更新されず、発行から1年後に失効するという点です。

    楽天カード公式FAQ(No.166)は、楽天プレミアムカード会員には更新手続きが必要、楽天ブラックカード会員は更新手続き不要で有効期限日が自動更新される、と明確に区別しています。

    同じ楽天カードでも扱いが違うため、プレミアムの人は自分で更新する前提で考えてください。

    更新の案内は、有効期限日の前月末頃にメールで届きます。継続する場合、申し込めるのは有効期限日の翌日よりです。

    ここで実害につながりやすいのが、有効期限日の翌日以降でないと招待コードを発行できないという制約になります。

    「失効する前に更新しておこう」と早めに動いても手続きできないため、旅行の日程が有効期限をまたぐ人は特に注意してください。

    さらに、再申込時の「ユーザー名」は以前に利用していたものと同一のものが使えません(メールアドレスは同一のものを利用可能)。

    対象施設についても、無料で使えるのは「ラウンジ」カテゴリーだけという条件を出発前に確認しておきましょう。

    有効期限まわりで間に合わなくなる3つのポイント

    • 自動更新されない:楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは発行から1年後に失効します(楽天ブラックカードは自動更新)
    • 前倒しで更新できない:継続の申し込みは有効期限日の翌日より。有効期限日の翌日以降でないと招待コードを発行できません
    • 同じユーザー名は使えない:再申込時の「ユーザー名」は以前に利用していたものと同一のものは使用できません(メールアドレスは同一のものが使えます)

    更新の案内は有効期限日の前月末頃にメールで届きます。旅行の直前に気づくと間に合わないため、有効期限日はカレンダーに入れておきましょう。

    STEP
    ステップ1:楽天e-NAVIで招待コードを発行する

    有効期限日の翌日以降に、楽天e-NAVIで招待コードを発行します。

    STEP
    ステップ2:プライオリティ・パス公式サイトで申し込む

    発行した招待コードを使って、プライオリティ・パス公式サイトで申し込みます。ユーザー名は以前と別のものを設定します。

    STEP
    ステップ3:アプリでデジタル会員証を取得する

    プライオリティ・パス アプリでデジタル会員証を取得します。

    1年で切れるのに、早めに更新しておくこともできないの?

    そうなの。招待コードは有効期限日の翌日以降じゃないと発行できないから、旅行が期限をまたぐ日程だと詰みやすいのよ。期限日はカレンダーに入れておいてね。

    空港ラウンジでの使い方

    空港ラウンジでの使い方

    空港での流れは、対象ラウンジを事前に調べる → デジタル会員証を提示して入る → 利用明細と利用回数を確認するの3ステップです。

    難しい手続きはありませんが、同伴者の人数を確認・了承した時点で請求内容が確定するというルールがあるため、受付での確認だけは丁寧に行う必要があります。

    また、楽天e-NAVIに表示される明細の書き方が独特で、利用国が「香港」と表示され、利用日も実際と異なる場合がある点も知っておきたいところです。

    身に覚えのない海外利用だと勘違いして問い合わせる前に、この表記のクセを覚えておきましょう。

    なお、利用回数のカウント対象はデジタル会員証を提示して利用したすべての施設で、国内・国外どちらの利用も含まれます。

    ラウンジの利用そのものに関する問い合わせ先は運営元のPriority Pass (A.P.) Limited社で、楽天カードでは対応できません。

    ここでは、検索・受付・確認の3つの場面で押さえるポイントを整理します。

    対象ラウンジをアプリで検索する

    出発前にやるべきことは、行き先の空港に対象ラウンジがあるか、そして同伴者は何人まで入れるかを調べておくことです。

    プライオリティ・パスが使えるラウンジは世界各国の1,400カ所以上(2025年1月時点)ありますが、すべての空港・すべてのターミナルにあるわけではありません。

    検索はPriority Pass 社の公式サイトのラウンジ検索ページまたはアプリから行えます。ここで確認したいのが2点です。

    1つ目は施設のカテゴリーで、無料で使えるのは「ラウンジ」に分類された施設だけになります。「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」の施設は対象外です。

    2つ目は同伴人数の上限で、同伴できる人数の上限は各ラウンジにより異なります。楽天カード公式も、利用前にPriority Pass 社のWebサイトで確認するよう案内しています。

    空港に着いてから調べるのではなく、同行者に説明できる状態で出発するのが安全です。

    搭乗券と会員証を提示する

    ラウンジの受付で提示するのは、プライオリティ・パスのデジタル会員証です。

    2025年1月15日に物理のメンバーズシップカードから移行しているため、アプリを起動して会員証を表示できる状態にしておきましょう。

    同伴者がいる場合、プライオリティ・パスの会員証を持たない同伴者も、カード会員本人と同伴であれば有料で利用できます。

    このとき最も重要なのが人数の申告です。同伴者の人数は利用明細(バウチャー)または電子機器のパネルに記載され、人数を確認・了承した時点で料金の請求内容が確定します。

    署名やタップの前に、記載されている利用人数が合っているか必ず確認してください。人数が多く記載されたまま了承すると、その内容で請求が確定してしまいます。

    なお、国内空港のカードラウンジは提示するものが違います。

    カードラウンジでは本人名義のカード本体と当日の搭乗が確認できるもの(航空券もしくは半券)が必要で、スマートフォンに表示されるカード画面では利用できません。

    同じ空港でも、どちらのサービスで入るかによって手元に用意するものが変わります。

    利用伝票・利用回数を確認する

    利用後の確認は、アプリの利用履歴と楽天e-NAVIの明細の2カ所で行います。

    プライオリティ・パス アプリでは、利用したラウンジ・利用日・利用人数を確認できます。ただし反映には5〜10営業日ほどかかる場合があるため、利用直後に表示されなくても問題ありません。

    もう一方の楽天e-NAVIの明細には、「海外利用 Priority Pass (A.P.) 利用国:香港」という名称で表示されます。ここで驚く人が多いのですが、これは正常な表記です。

    利用日はプライオリティ・パス社のシステムの関係上、実際のラウンジ利用日と異なる場合があります。

    また利用国は基本的に香港と記載され、一部香港以外の国名になる場合もあり、実際にラウンジを利用した国とは一致しません。

    実際の利用日から楽天e-NAVIに明細が表示されるまでには日数がかかり、ラウンジごとに日数が変動します。「香港に行っていないのに香港の請求がある」と慌てる必要はありません。

    なお、ラウンジの利用そのものについて楽天カードでは対応できないため、疑問がある場合は運営元のPriority Pass (A.P.) Limited 社に問い合わせます。

    楽天e-NAVIの明細表記に注意

    • 名称:「海外利用 Priority Pass (A.P.) 利用国:香港」と表示されます
    • 利用日:システムの関係上、実際のラウンジ利用日と異なる場合があります
    • 利用国:基本的に香港と記載され、実際に利用した国とは異なります(一部香港以外の国名になる場合もあります)
    • 表示までの日数:実際の利用日から明細表示までは日数を要し、ラウンジごとに変動します

    明細に「香港」って出てたら、不正利用だと思っちゃいそう。

    それ、よくある勘違いなの。表記のクセだから覚えておくと安心だね。あとは受付で人数を了承する前に、伝票の人数だけは必ず見てね。

    空港での流れまで把握できたら、あとは自分の利用回数と同伴人数に当てはめて判断するだけです。特典の最新の内容は公式ページで確認できます。

    国内空港ラウンジとプライオリティ・パスの違い

    国内空港ラウンジとプライオリティ・パスの違い

    国内空港ラウンジとプライオリティ・パスの最大の違いは、申し込みが必要かどうかと、受付で提示するものです。

    どちらも楽天プレミアムカードに付く空港ラウンジ関連の特典ですが、対象カード・回数・同伴者の扱い・有効期限まで、条件はほとんど別物といえる内容になっています。

    名前が似ているために「ラウンジ特典はひとつ」と思い込むと、受付でカード本体を出せずに入れなかったり、
    国内でデジタル会員証を提示して年5回の無料枠を減らしてしまったりする行き違いが起こります。

    まずは下の比較表で、自分がどちらを使うつもりなのかを切り分けてください。

    スクロールできます
    項目プライオリティ・パス国内空港ラウンジ(カードラウンジ)
    対象カード楽天プレミアムカード・楽天ブラックカードのみ(家族カードは対象外)楽天ブラック・楽天プレミアム・楽天ゴールドの会員(家族カード会員も対象)
    申し込み必要(楽天e-NAVIで招待コードを取得 → プライオリティ・パス公式サイトで申し込み)不要(カード本体の提示だけで利用できる)
    提示するものデジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)本人名義のカード本体+当日の搭乗が確認できるもの(航空券もしくは半券)。スマートフォンに表示されるカード画面では利用できない
    回数楽天プレミアムカード本会員は年5回まで無料、6回目以降は1回US$35楽天プレミアム・ブラックは回数制限なし(ゴールドは年2回まで無料)
    同伴者1名につき1回US$35(無料枠なし)有料(本カードで支払う)
    有効期限発行から1年で失効し、自動更新されないカードを保有していれば継続して使える
    使える施設国内・国外の「ラウンジ」のみ。「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」のカテゴリーは対象外国内主要空港のカードラウンジ

    ※上記は楽天カード公式サイトおよび公式FAQの記載にもとづく内容です(2026年8月7日時点)。

    利用料は2025年1月15日時点の金額で、変更時は運営元のPriority Pass (A.P.) Limited社より告知されます。

    どっちも「楽天プレミアムカードでラウンジが使える」って話だから、同じものだと思ってた……。

    そこがいちばんの落とし穴ね。国内ラウンジはカード本体を出すだけ、プライオリティ・パスは先に申し込んでアプリを出す。出すものが違うから、勘違いしたまま空港に行くと入れないことがあるよ。

    利用できるラウンジの種類

    プライオリティ・パスで無料になるのは世界各国1,400カ所以上(2025年1月時点)の「ラウンジ」、国内空港ラウンジ特典で使えるのは国内主要空港のカードラウンジです。

    プライオリティ・パスは国外だけの特典と思われがちですが、実際は国内の対象ラウンジでも使えます。

    ただし、楽天カード公式FAQによれば、利用回数のカウント対象はデジタル会員証を提示して利用するすべての施設で、国内・国外どちらの利用も年5回の枠に含まれます。

    国内ラウンジのつもりで会員証を出すと、海外用に取っておきたかった枠が減る点には注意が必要です。

    一方、国内空港ラウンジ特典の対象は楽天ブラック・楽天プレミアム・楽天ゴールドの各会員で、家族カード会員も含まれます。

    楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードは回数制限なし、楽天ゴールドカードは毎年9月1日から翌年8月31日までを1年として年2回まで無料です。

    羽田空港は第1・第2旅客ターミナルにそれぞれラウンジがあり、第1ターミナルのラウンジは到着後、到着ロビーに出る前にも利用できます。

    関西国際空港は出国審査を終えた人が使えるラウンジと、一般エリア(制限区域外)で使えるラウンジに分かれ、後者は到着後や乗り継ぎの際にも使えます。

    どのラウンジが対象かは、プライオリティ・パスはプライオリティ・パス公式サイト、国内ラウンジは楽天カード公式の対象ラウンジ一覧で、出発前に確認してください。

    飲食・シャワー・休憩設備

    ラウンジの設備は共通ではなく、アルコール飲料やシャワールームなどは一部有料です。

    楽天カード公式は国内空港ラウンジの案内で「ラウンジによっては、アルコール飲料やシャワールーム等、一部有料のサービスがある」と明記しています。

    実際、羽田空港のラウンジにはフリードリンクのサービスがあり、有料のシャワールームを備えたラウンジもあります。

    関西国際空港のラウンジにも、フリードリンクのほかに有料のアルコール類があるという案内です。

    設備はラウンジごとに異なるため、個別の施設で何が無料になるかは事前に確認するしかありません。

    プライオリティ・パス側にも同じ注意点があります。

    公式FAQは、海外空港ラウンジ(一部国内ラウンジを含む)により、一部無料では利用できないサービスがあると案内しており、詳細は現地の空港ラウンジで確認するよう求めています。

    さらに見落としやすいのが施設の分類です。

    プライオリティ・パスで無料になるのは「ラウンジ」に分類される施設だけで、「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」のカテゴリーに分類される施設は利用できません。

    空港のレストランやシャワー施設が無料で使えると思い込むと、現地で想定外の支払いが発生します。

    施設の分類は、Priority Pass社のアプリやウェブサイトのラウンジ情報で必ず確認してください。

    「プライオリティ・パスがあれば空港内のレストランもタダ」は誤解です。無料の対象は「ラウンジ」カテゴリーのみで、「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」のカテゴリーは対象外です。

    国内空港ラウンジ側も、アルコールやシャワールームは有料の場合があります。

    同伴者と家族カードの条件

    同伴者と家族カードの扱いは、プライオリティ・パスのほうが明確に厳しいです。

    プライオリティ・パスの同伴者は1名につき1回US$35で、本会員の年5回とは別枠、しかも無料枠がなく1回目から有料になります。

    US$1=157.77円(2025年1月19日時点の楽天カード公式の試算前提)で換算すると1回あたり約5,522円です。

    超過分はプライオリティ・パス公式サイトでの会員登録時に設定したクレジットカードに請求され、各国際ブランドの決済為替レートが適用されるうえ、別途、海外事務手数料もかかります。

    家族カードの扱いも対照的です。プライオリティ・パスに申し込めるのは楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードの本会員のみで、家族カードは対象外です。

    これに対し、国内空港ラウンジ特典は家族カード会員も対象に含まれます。つまり「家族の分もプライオリティ・パスを発行して一緒に無料で入る」という使い方はできません。

    なお、楽天ブラックカードは本会員が回数制限なく無料、同伴者も2名まで無料で、3名以降が1名につき1回US$35です(条件は楽天カード公式の海外空港ラウンジページ で確認できます)。

    家族や恋人と毎回2人でラウンジに入る予定なら、同伴者料金を年会費と合わせて計算してから申し込みを決めましょう。

    ここまでの条件を踏まえて「自分は本人だけで年に何回使うのか」がはっきりした人は、申し込み前にカードのスペックをもう一度確認しておくと判断がぶれません。

    実際の利用者の声|空港ラウンジで提示してから入室するまで

    実際の利用者の声|空港ラウンジで提示してから入室するまで

    この章で紹介するのは国内空港のカードラウンジを利用したときの声であり、プライオリティ・パス(海外空港ラウンジ)の利用体験ではありません。

    声の出どころは、ポイシェル編集部がクラウドワークス経由で実施した楽天プレミアムカード保有者へのアンケート(有効回答2名・2026年8月)です。

    有効回答は2名のみで、統計的な代表性はありません。あくまで個人の感想として読んでください。

    国内カードラウンジの体験として扱う理由は2つあります。1人目の回答者は、冒頭で紹介したとおり海外向けの特典を使い切れていないと回答しており、海外の空港ラウンジを使っていません。

    また、利用した阿蘇くまもと空港の「ラウンジASO」も、2人目が使った羽田空港のラウンジも、楽天カード公式が国内空港ラウンジの対象施設として案内している場所です。

    とはいえ、受付で何を出すのか、混雑しているとどうなるのか、人数の制限にどう対応するのかは、プライオリティ・パスでも共通して起こる実務です。

    ラウンジ利用のリアルな温度感として参考になります。

    出発前に確認したこと

    国内カードラウンジの利用で出発前にしていたのは、どのラウンジが使えるかを事前に調べる程度でした。

    保有1年未満・年間利用額50〜100万円の30代男性(2026年2月に阿蘇くまもと空港のラウンジ「ASO」を利用)は、
    出発前の準備について「体験談ですが、国内旅行での特別な準備は、利用可能なラウンジを事前に調べておく程度でした」と回答しています。

    保有5〜10年・年間利用額50〜100万円の50代男性(2019年〜2023年に羽田空港を利用)も「特に不便を感じませんでした」としており、
    国内ラウンジは事前準備の負担が軽いことがうかがえます。

    ここがプライオリティ・パスとの分かれ目です。

    国内ラウンジは申し込みが不要でカード本体を持っていけば足りますが、
    プライオリティ・パスは楽天e-NAVIでの申し込みという手順が先に必要で、しかも発行から1年で失効し、自動更新されません。

    加えて無料で使えるのは「ラウンジ」カテゴリーの施設に限られます。

    プライオリティ・パスを使う旅行では、「対象ラウンジの確認」に加えて「申し込み済みか」「有効期限は切れていないか」の2点を、出発前チェックに足しておくと安全です。

    受付で提示したもの

    受付では、アプリの会員証・搭乗券・カード本体のすべてが確認されたという回答が寄せられました。

    前出の30代男性(2026年2月・阿蘇くまもと空港のラウンジ「ASO」)は、受付の流れを次のように説明しています。

    利用者の声

    「入場受付においては、事前に用意したスマートフォンアプリの『デジタル会員証(QRコード)』と『当日の搭乗券』を提示いたします。

    受付で楽天プレミアムカード(現物)の端末スキャンが実施されました。また搭乗券も確認されました。

    照合完了後はスムーズに入場案内がなされ、特典として無料のビール券が付与されました」(保有1年未満・
    年間利用額50〜100万円の30代男性/2026年2月・阿蘇くまもと空港のラウンジ「ASO」)

    この回答にある「デジタル会員証(QRコード)」が、プライオリティ・パスのアプリを指すのか、ラウンジ運営側が用意する会員証を指すのかは、回答内容からは特定できません。

    本記事では逐語のまま紹介し、どちらであるかは断定しません。

    一方で、楽天カード公式が国内空港ラウンジの利用条件として案内しているのは、本人名義のカード本体と当日の搭乗が確認できるもの(航空券もしくは半券)の提示です。

    さらに公式は、スマートフォンなどでの支払方法として表示されるカード画面の提示では利用できず、必ずカード本体を提示するよう明記しています。

    50代男性(2019年〜2023年・羽田空港)も「カードや搭乗券など、空港の利用状況がわかるものを提示した記憶があります」と回答しており、この条件と整合します。

    国内ラウンジに行くときは、スマホだけで済ませずカード本体を財布に入れておいてください。

    混雑・同伴者利用で気づいた注意点

    ラウンジは混雑すると入室を断られたり、人数や時間の制限がかかったりするという声が両者から挙がりました。

    30代男性(保有1年未満)は混雑について「混雑していた・待ち時間があった」を選び、「ラウンジ利用者が多く、
    ANA、JALマイラーの会員も利用していたので、毎回混雑してます」と回答しています。

    50代男性(保有5〜10年)は「入室を断られた/人数や時間の制限があった」を選択し、「空港が混雑する時期はどうしてもラウンジも混んでいました」と述べています。

    この体感は公式の案内とも一致します。

    楽天カード公式は国内空港ラウンジについて、ラウンジによって利用時間の制限がある場合、満席時に利用できない場合、営業時間が変更される場合があると明記しています。

    プライオリティ・パス側も同様で、同伴人数の上限は各ラウンジによって異なるため、Priority Pass社のウェブサイトでの事前確認が必要です。さらに請求面の注意点がもうひとつ。

    同伴者の人数は利用明細(バウチャー)または電子機器のパネルに記載され、人数を確認・了承した時点で料金の請求内容が確定します。

    受付で人数を確認されたら、了承する前に人数が合っているかを必ず見てください。繁忙期は入れない前提で、搭乗までの時間の使い方を複数用意しておくと落ち着いて動けます。

    ラウンジって空いてるイメージだったけど、けっこう混むんだね。

    そうなの。混雑する時期は満席で断られることもあるよ。同伴者の人数を確認されたら、了承する前に数を見るクセをつけておくといいね。あとから「1人多く請求されてる」と気づいても手遅れになりやすいの。

    プライオリティ・パス目的で楽天プレミアムカードを選ぶべき人

    プライオリティ・パス目的で楽天プレミアムカードを選ぶべき人

    プライオリティ・パス目的で楽天プレミアムカードを選ぶべきなのは、本人が年に2回以上、海外の空港ラウンジを使う人です。

    年会費11,000円(税込み)に対し、プライオリティ・パスの1回あたりの価値はUS$35=約5,522円(US$1=157.77円換算・
    2025年1月19日時点)なので、本人利用が年2回に届けば年会費に見合う計算になります。

    逆に、旅行が年1回以下の人、同伴者と一緒に入ることが前提の人、国内のラウンジしか使わない人は、この特典だけで年会費を判断すると期待外れになりがちです。

    判断の軸は「海外渡航の回数」と「誰と入るか」の2つだけと考えると迷いません。ここでは3つのタイプに分けて、選ぶべきかどうかを整理します。

    プライオリティ・パス目的で楽天プレミアムカードが向いている人
    • 本人が年2回以上、海外の空港ラウンジを使う予定がある人
    • 出張などで1人で移動することが多い人
    • 年5回の無料枠を使い切れる見込みがある人
    • 申し込みと1年ごとの更新手続きを面倒に感じない人
    プライオリティ・パス目的では向いていない人
    • 海外へ行くのが年1回以下の人
    • 毎回、同伴者と2人以上でラウンジに入る人(同伴者は1回目からUS$35)
    • 家族カード会員にもラウンジを使わせたい人(プライオリティ・パスは家族カードが対象外)
    • 使うのが国内の空港ラウンジだけの人

    年に複数回海外へ行く人

    年に複数回、海外へ行く人にとって、プライオリティ・パスは年会費のもとが取りやすい特典です。

    楽天プレミアムカードの本会員は年5回まで無料で、6回目以降は1回US$35(約5,522円)がかかります。

    無料枠を5回すべて使った場合の価値は約27,610円分になり、年会費11,000円(税込み)を大きく上回ります。

    ただし上限は年5回なので、そこから先は本会員でも1回ごとに支払いが発生し、「使えば使うほど得が積み上がる」わけではありません。

    見落とされやすいのが、無料枠が余るケースです。

    冒頭で紹介した30代男性(保有1年未満)の回答も、国内出張ではラウンジをよく使う一方で海外渡航は年5回に届かず、海外向けの特典が余ってしまうという内容でした。

    年5回という枠は、海外渡航が多い人にとっては十分でも、国内移動が中心の人には持て余す数字だということです。

    自分の直近1年の海外渡航回数を数えてから、申し込むかどうかを決めてください。

    なお、回数のカウントはデジタル会員証の発行日を基準にした1年間で、カード年度や暦年ではない点も計算に入れておきましょう。

    国内カードラウンジだけで十分な人

    国内の空港ラウンジしか使わないなら、プライオリティ・パスを申し込まなくても不便はありません。

    楽天プレミアムカードの国内空港ラウンジ特典は回数制限なしで、しかも申し込みが不要、家族カード会員も対象です。

    カード本体と当日の搭乗が確認できるものを持っていけば、そのまま受付を通れます。

    楽天カード公式が特典価値の試算に用いている羽田空港ラウンジの利用料は1,320円なので、国内出張が多い人はこの特典だけでも一定の価値を受け取れる計算になります。

    年会費を抑えたい場合は、楽天ゴールドカードという選択肢もあります。国内空港ラウンジは年2回まで無料(毎年9月1日〜翌年8月31日を1年とする)で、プライオリティ・パスは付きません。

    実際、アンケートに答えた50代男性は楽天プレミアムカードを5〜10年保有したのち、現在は一般カード・ゴールドカードへ切り替えています(総合満足度は5と回答)。

    国内ラウンジしか使わないなら、年会費11,000円を払い続ける理由があるかを一度立ち止まって考えましょう。

    券種を下げる判断や、楽天経済圏そのものとの付き合い方に迷う人は、実際にやめた人の声も参考になります。

    同伴者利用が多く他カードも比較すべき人

    毎回だれかと一緒にラウンジへ入る人は、他カードとの比較を先にしたほうが安全です。

    プライオリティ・パスの同伴者には無料枠がなく、1名につき1回US$35(約5,522円)がかかります。

    年2回、毎回1名を同伴すると同伴者分だけで約11,044円、年3回なら約16,566円で、いずれも年会費11,000円(税込み)と同等かそれ以上の自己負担です。

    しかも同伴者の料金には別途、海外事務手数料がかかり、為替レートによっても変動します。

    比較先として名前が挙がるのは、楽天ブラックカード(年会費33,000円・税込み)とJCBプラチナ(年会費27,500円・税込み)です。

    楽天ブラックカードは本会員が回数制限なく無料、同伴者も2名まで無料で3名以降が1名につき1回US$35ですが、
    申し込めるのは楽天プレミアムカード保有者のうち条件を達成した人のみで、その条件は公開されていません。

    JCBプラチナはプライオリティ・パスが付帯し、公式は「世界146の国や地域で空港ラウンジを無料で利用できます」と案内しています。

    ただしJCBの当該ページには年間の無料利用回数や同伴者料金の記載がないため、本記事では回数・同伴者条件の比較は行いません。

    同伴者が多い人ほど、年会費の安さだけでカードを選ばないことが大切です。どの経済圏のカードを軸にするかから迷っている人は、経済圏単位での比較から入ると判断が早くなります。

    2人で行くつもりだったから、同伴者が無料じゃないのは正直きついなあ。

    そこは事前に知っておきたいポイントね。本人の無料枠5回は「1人分」の枠だと考えるのが正解よ。2人で毎回入るなら、同伴者の支払いを年会費に上乗せして考えてね。

    楽天プレミアムカード プライオリティパスに関するよくある質問

    楽天プレミアムカード プライオリティパスに関するよくある質問

    楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスで最も多い疑問は、無料回数・家族カードの可否・同伴者料金の3つです。

    ここでは、その3つに国内空港ラウンジとデジタル会員証を加えた5問を、楽天カード公式サイトと公式FAQの記載にもとづいて答えます。

    誤解が生まれやすいのは、名前が似ている国内空港ラウンジと混同してしまうことと、
    2025年1月15日に物理のメンバーズシップカードからアプリ(デジタル会員証)へ移行したことを知らないまま古い情報を読んでしまうことの2点です。

    迷ったときは、この5問だけ読み返せば申し込みの可否を判断できます。なお条件や料金には時点があり、改定されることもあるため、申し込み前には必ず最新の公式ページで確認してください。

    楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは何回無料ですか?

    本会員は年5回まで無料で、6回目以降は1回あたりUS$35です。カウントの基準はデジタル会員証の発行日から1年間で、カード年度や暦年ではありません。

    国内・国外どちらの利用も対象になるため、国内で会員証を提示した分も5回に含まれます。なお楽天ブラックカードの本会員は回数制限なく無料です。

    家族カードでも申し込めますか?

    申し込めません。プライオリティ・パスに申し込めるのは、楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードの本会員のみで、家族カードは対象外です。

    ただし国内空港ラウンジ特典のほうは家族カード会員も対象なので、家族の分は国内ラウンジで使う、という切り分けになります。

    同伴者は無料になりますか?

    無料にはなりません。楽天プレミアムカードの場合、同伴者は1名につき1回US$35で、本会員の無料枠5回とは別に1回目から有料です。

    同伴人数の上限は各ラウンジによって異なるので、複数人で入る予定ならPriority Pass社のウェブサイトで事前に確認してください。

    楽天ブラックカードは同伴者2名まで無料、3名以降が1名につき1回US$35です。

    国内空港ラウンジも利用できますか?

    2つのルートがあります。プライオリティ・パスのデジタル会員証で国内のラウンジを使うこともできますが、その利用も年5回の無料枠にカウントされます。

    もう1つが楽天プレミアムカード本体の国内空港ラウンジ特典で、こちらは申し込み不要・回数制限なしです。

    ただし提示するものは本人名義のカード本体と当日の搭乗が確認できるもの(航空券もしくは半券)で、スマートフォンに表示されるカード画面では利用できません。

    デジタル会員証はすぐ発行されますか?

    手続きが済めばすぐ使えます。

    楽天e-NAVIで招待コードを受け取り、プライオリティ・パス公式サイトで申し込み、アプリにユーザ名とパスワードでログインすれば「即時ご利用いただけます」と公式が案内しています。

    ただし申し込めるのはカードが手元に届いてからです。

    よく誤解される「5〜10営業日」は、利用したラウンジ・利用日・利用人数といった利用履歴がアプリに反映されるまでの時間であり、使えるようになるまでの日数ではありません。

    結論|楽天プレミアムカード プライオリティパスは条件を整理して自分に合う選択をしよう

    結論|楽天プレミアムカード プライオリティパスは条件を整理して自分に合う選択をしよう

    楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは、「年5回まで無料」という数字だけで判断せず、誰と行くか・いつ更新するか・どこで使えるかの3点で自分に合うかを決めるのが正解です。

    本人が年2回以上、海外の空港ラウンジを使うなら年会費11,000円(税込み)に見合いますが、同伴者に無料枠はなく1名につき1回US$35(約5,522円)が別途かかります。

    そして有効期限は発行から1年で、自動更新されません。無料で使えるのも「ラウンジ」カテゴリーの施設だけです。

    判断のチェックポイントは3つ
    • 誰と行くか:同伴者は1名1回US$35で無料枠なし。毎回2人なら年2〜3回で同伴者料金が年会費と並ぶ
    • いつ更新するか:楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは発行から1年で失効し、自動更新されない。有効期限日の翌日以降に楽天e-NAVIで招待コードを取り直す
    • どこで使えるか:無料は「ラウンジ」のみ。「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」のカテゴリーは対象外で、国内利用も年5回にカウントされる

    この3点に照らして「自分は本人だけで年に2回以上、海外のラウンジを使う」と言い切れるなら、申し込む価値は十分あります。

    逆に、国内のラウンジしか使わない人は、申し込み不要・回数制限なしの国内空港ラウンジ特典で足りることがほとんどです。

    どちらに当てはまるかを決めてから、カードと特典の申し込みに進んでください。

    申し込みは楽天e-NAVI(https://www.rakuten-card.co.jp/e-navi/members/)から、招待コードの発行という形で始まります。

    結局のところ、自分がどっちのタイプかを決めるのが先ってことだね。

    そういうことね。「1人で年2回以上、海外のラウンジを使うか」がいちばん分かりやすい線引きよ。当てはまるなら申し込んで、1年後の更新だけカレンダーに入れておいてね。

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