楽天証券をやめるべきかどうかは、あなたの投資スタイルと楽天経済圏の利用状況によって異なります。
この記事では、診断チャート・具体的なポイントシミュレーション・SBI証券やPayPay証券との比較を通じて、2026年最新情報をもとに「あなたにとってのベストな選択」をお伝えします。

楽天証券って「やめたほうがいい」ってよく見るけど、本当にダメなの?



一概にダメとは言えないよ。楽天カードを持っていて投信積立がメインなら、クレカ積立+楽天キャッシュで月最大15万円分のポイントが貯まるからね。ただ、IPO投資がメインの人には向かないんだ。
筆者自身も「なんとなく楽天証券を使い続けるべきか?」と悩んだことがありますが、自分の投資スタイル(毎月の積立投資がメイン)と楽天市場の利用頻度を考えると、楽天証券を続けるのが最適だと判断しました。
次の章では、この診断の背景にある「やめたほうがいいと言われる理由」と「それでも選ばれる理由」を、具体的な数値とともに解説していきます。
【診断チャート付き】簡単診断であなたの答えがわかる
まずは簡単な診断チャートで、楽天証券があなたに合っているかチェックしてみましょう。「楽天経済圏をどれだけ使っているか」と「投資スタイルが長期か短期か」の2軸がポイントです。
楽天証券やめるべき?診断チャート
Q1. 楽天カードを持っている(または作る予定がある)?
→ はい → Q2へ
→ いいえ → やめたほうがいいかも。楽天証券の強みはクレカ積立のポイント還元。カードがないとメリット半減です。
Q2. 楽天市場で月1回以上買い物をする?
→ はい → Q3へ
→ いいえ → Q3へ(SPUの恩恵は小さいが、クレカ積立だけでもメリットあり)
Q3. 投資信託の長期積立がメインの投資スタイル?
→ はい → 楽天証券がおすすめ!クレカ積立+楽天キャッシュで月最大15万円分のポイントが貯まります。
→ いいえ → Q4へ
Q4. IPO投資や短期売買を重視している?
→ はい → やめたほうがいいかも。IPOの主幹事実績が少なく、短期売買向けのツールはSBI証券の方が充実しています。
→ いいえ → 楽天証券で問題なし。手数料0円(ゼロコース)で、ポイント投資もできます。
楽天カードを持っていて、投資信託の積立がメインなら、楽天証券のメリットを最大限に活かせます。
一方、IPO投資や短期売買がメインの方は、主幹事実績の多いSBI証券や、ツールが充実した他社を検討した方がいいでしょう。
【結論】楽天証券は「人によってはやめたほうがいい」


楽天証券は「全員がやめるべき証券会社」ではありません。
ただし、投資スタイルや楽天経済圏の利用度合いによって、向き不向きがはっきり分かれます。以下に評価をまとめました。
- 楽天経済圏ユーザーで長期積立派 → メリット大。クレカ積立+楽天キャッシュで年間最大9,000ポイント獲得可能
- 楽天をあまり使わない人 → メリット小。SBI証券など他社の方が合う可能性あり
- IPO・短期売買重視 → やめたほうがいい。主幹事実績が少なく不利
やめたほうがいいケース
楽天証券をやめたほうがいいのは、主に以下の3パターンに当てはまる方です。それぞれ理由も含めて確認しておきましょう。
- 楽天カードを持っておらず、作る予定もない方(クレカ積立のポイント還元を受けられない)
- IPO投資を重視している方(楽天証券は主幹事実績が少ない)
- 楽天市場をほぼ使わない方(SPUの恩恵を受けられない)
- ポイント制度の変更に振り回されたくない方
- シンプルな手数料体系を求める方
特にIPO投資を重視する方にとっては、楽天証券は不利な環境です。
IPOの主幹事になる機会が少ないため、当選確率が低くなります。SBI証券のように主幹事実績の多い証券会社を選んだ方が合理的でしょう。
続けたほうがいいケース
一方、楽天証券を続けた方がいいのは以下のような方です。楽天経済圏との相性が良い方ほどメリットが大きくなります。
- 楽天カードを持っていて、投資信託の積立をしている(またはこれから始める)方
- 楽天市場で定期的に買い物をしている方(SPUで+1倍の恩恵あり)
- 楽天銀行の口座を持っている方(マネーブリッジで普通預金金利が年0.38%に)
- 楽天ポイントを日常的に貯めている方
- 長期のインデックス投資を考えている方
楽天経済圏をすでに活用している方にとって、楽天証券は「投資するだけでポイントが貯まり、そのポイントで楽天市場の買い物がさらにお得になる」という好循環を生み出せる証券会社です。
楽天証券





投資デビューなら、楽天証券から始めよう!
ポイントで“お得に”“気軽に”投資できるよ。
少額からでも始めやすくて、はじめての人にも安心!
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 楽天ポイントで投資ができる 楽天銀行との連携で普通金利の優遇 手数料が安い 取引ツールが充実している | IPOの取扱銘柄が少ない 対面でのサポートがない 外国株式の取扱エリアが限定的 |
| 口座の種類 | ネット証券。来店不要で、スマホ/PCから申込み可能 |
|---|---|
| 初期費用/口座維持費 | 無料。口座維持手数料などなし |
| 取扱商品 | 投資信託、国内株、海外株(米国・中国・アセアン等)、ETF、金・プラチナなど、幅広く対応。 |
| 投資信託の最低購入額 | 100円〜(少額から積立/購入が可能) |
| 国内株式取引手数料 | 「ゼロコース」なら売買手数料 0円 |
| ポイント投資対応 | 楽天ポイントで株や投信の購入が可能 |
| 取引ツール/情報提供 | スマホアプリ「iSPEED®」やPCツールあり |
| 特典・連携サービス | 楽天銀行 との連携「Money Bridge」で自動入出金・優遇金利あり |
楽天証券はやめたほうがいいと言われる理由


楽天証券が「やめたほうがいい」と言われる最大の理由は、ポイント制度の改悪が続いたことです。
ただし、2026年現在でも楽天経済圏ユーザーにとっては十分にメリットのある水準を維持しています。



「やめたほうがいい」って言われる理由って、具体的に何なの?



大きく分けると4つあるよ。ポイント制度の複雑さ、還元率の条件付き変動、過去の改悪、そしてIPOの弱さだね。順番に見ていこう。
ポイント制度が複雑でわかりにくい
楽天証券のポイント制度は、条件が複数あり初心者にはわかりにくい仕組みになっています。
ポイントを最大限貯めるには、以下の複数の条件を満たす必要があります。
- 「楽天ポイントコース」の設定(楽天証券ポイントコースではSPU対象外)
- 楽天銀行との口座連携「マネーブリッジ」の設定
- 楽天カードまたは楽天キャッシュでの積立設定
- SPU達成には月3万円以上のポイント投資(投資信託・米国株それぞれ)
ただし、一度設定してしまえば毎月自動で条件を満たせるので、最初のハードルさえ越えれば問題ありません。
還元率が条件によって変わる
楽天証券のクレカ積立の還元率は一律ではなく、楽天カードの種類によって異なります。
2026年3月時点の還元率は以下の通りです。
注目すべきは、年会費無料の通常カードでも0.5%の還元率が得られる点です。
多くの競合記事では「楽天証券のクレカ積立還元率は0.5%〜1%」と記載されていますが、実は招待制の楽天ブラックカードなら2%還元を受けられます。
また、楽天証券の公式サイトによると、還元率の判定は「信託報酬のうち販売会社が受け取る手数料(代行手数料)」に基づいて行われます。



結局、年会費無料の楽天カードだと還元率は0.5%なんだよね?少なくない?



クレカ積立単体で見ると0.5%だけど、楽天キャッシュ積立(月5万円・0.5%還元)も併用できるんだ。合わせて月15万円分のポイントが貯まるから、トータルで見ると悪くないよ。
ポイント制度の改悪が続いている
楽天証券のポイント制度は、過去数年で段階的に変更されてきました。
「改悪」と呼ばれることが多い変更内容を時系列で振り返ります。
- 2022年:クレカ積立の還元率が一部ファンドで1%→0.2%に引き下げ
- 2022年:楽天キャッシュ積立の導入(月5万円まで0.5%還元)で補完措置
- 2023年:還元率の体系が現在の形に再整理
確かに「以前より還元率が下がった」のは事実です。
しかし、2026年現在でも年会費無料の楽天カードで0.5%還元が得られるのは、ネット証券の中では標準的な水準です。
よくある誤解ですが、「改悪されたから楽天証券にはメリットがない」というわけではありません。
後述するように、クレカ積立に加えて楽天キャッシュ積立やSPU、マネーブリッジなどを組み合わせれば、楽天経済圏全体でのポイント獲得量はかなりの金額になります。
IPOや短期投資には向かない
楽天証券がIPO投資に向かないのは、主幹事を務める機会が極めて少ないためです。
IPO投資で当選確率を高めるには、「主幹事証券」から申し込むのが鉄則です。
楽天証券のIPO取扱数自体は2024年で56銘柄(2025年は43社)と少なくありませんが、主幹事の実績はほぼありません。
一方、SBI証券は主幹事実績が豊富で、IPO取扱数も業界トップクラスです。
短期売買においても、楽天証券のゼロコースはRクロスとSOR利用が前提です。
これは注文が東証ではなくダークプール(私設取引システム)に回される場合があることを意味します。
短期売買で約定タイミングにこだわる方には、この仕組みが気になるかもしれません。
【体験】実際に使って感じたデメリット


筆者が楽天証券を実際に使ってみて感じたデメリットは、「思ったほど単純にポイントが貯まるわけではない」という点です。ここでは実体験をもとに、事前に知っておきたい注意点を共有します。



実際に使ってみてどうだった?本当にポイント貯まるの?



正直に言うと、条件を知らないまま始めると「あれ、思ったより貯まらない」と感じることがあるよ。年会費無料の楽天カードで月5万円積立だと、月250ポイント・年間3,000ポイントだからね。
思ったよりポイントが貯まらないケースがある
楽天証券のクレカ積立で「思ったよりポイントが少ない」と感じるケースがあります。
その原因と対策を具体的に見ていきましょう。
ただし、これはあくまでクレカ積立単体の話です。
楽天キャッシュ積立の併用やSPU、マネーブリッジの金利優遇を合わせると、トータルのリターンはもっと大きくなります(詳しくはシミュレーションの章で解説します)。
条件を理解していないと損する
楽天証券で損をしやすいのは、「条件を知らずに使っている」パターンです。
筆者が実際に見落としかけた条件は以下の3つです。
- SPU達成には「楽天ポイントコース」の設定が必須。「楽天証券ポイントコース」では対象外
- SPU達成には投資信託・米国株それぞれで月3万円以上のポイント投資が必要(1ポイントでも使えばOK)
- マネーブリッジの申し込みタイミングによっては、SPU対象が翌月からになる
ポイントコース設定に注意
特に「ポイントコースの選択」は盲点になりやすいです。楽天証券の公式サイトによると、95%のお客様が楽天ポイントコースを選んでいますが、逆に言えば5%の方は楽天証券ポイントコースを選んでおり、SPUの恩恵を受けられていない可能性があります。
楽天銀行との連携が前提になっている
楽天証券のメリットを最大限に活かすには、楽天銀行の口座開設がほぼ必須です。
楽天銀行が必要になる場面を確認しておきましょう。
- マネーブリッジ(普通預金金利の優遇、年0.38%)を使うため
- SPU条件の「マネーブリッジ設定」を満たすため
- 自動入出金(スイープ)で証券口座への資金移動を手間なく行うため
- ハッピープログラムでの楽天ポイント付与を受けるため
ただし、これは逆に言えば「楽天銀行+楽天証券+楽天カード」の3つを揃えることで大きなメリットが生まれるということでもあります。
楽天経済圏に入る覚悟がある方には、むしろ強みになるポイントです。
楽天銀行





銀行口座でムダな手数料、もったいないよ!
ATMも振込もおトクで、ポイントも貯まる!
はじめて口座を持つ人にもおすすめだよ
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ATMで24時間365日利用可能 ATM手数料0円(最大月7回まで) 他行への振込手数料0円(最大月3回まで無料) 楽天ポイントが貯まる!使える!! 口座開設がスマホ・WEBで完結 普通預金金利の優遇 提携ATMが豊富 | 「ネット銀行」なので、対面サポートはなし 入出金の手数料が高め 振込手数料を無料にするためには条件がある |
| 銀行の種類 | ネット銀行 |
|---|---|
| 口座開設のしやすさ | スマホ/PCで申込・来店不要。最短で翌営業日口座開設可能 |
| 会員ステージ | 「ベーシック」「アドバンスト」「プレミアム」「VIP」「スーパーVIP」の5段階 |
| ATM手数料無料回数/月 | ステージに応じて変動。最大で 7回/月 無料 |
| 他行あて振込(送金)無料回数/月 | ステージに応じて変動。最大で 3回/月 無料。 |
| 普通預金金利 | 0.20%(他サービス連携(例:証券口座との連携サービス等)で優遇あり) |
| 楽天ポイント還元/利用 | 取引や振込などでポイント獲得 貯まったポイントを振込手数料などに充当 |
| サービスの使いやすさ | 〇(スマホアプリで口座管理・振込・入出金確認など。来店・通帳不要で、いつでもどこでも利用可能) |
| 他サービスとの連携 | 楽天証券 など楽天関連サービスと連携可。 預金金利優遇や自動入出金(スイープ)などのメリットあり |
それでも楽天証券が選ばれる理由


楽天証券が1,300万口座を超える人気を誇る最大の理由は、楽天経済圏との連携によるポイント獲得の仕組みが充実しているからです。
具体的な強みを一つずつ見ていきましょう。



デメリットもあるのに、なんで1,300万口座も開設されてるの?



楽天カード・楽天銀行・楽天市場を使っている人にとっては、投資するだけでポイントが貯まる仕組みが強力だからだよ。クレカ積立と楽天キャッシュを併用すれば、月最大15万円分のポイントが得られるんだ。
クレカ積立+楽天キャッシュで月最大15万円のポイント獲得
楽天証券の最大の強みは、クレカ積立と楽天キャッシュ積立を併用することで、月最大15万円分の投信積立でポイントが貯まる点です。
楽天証券の公式サイトによると、楽天カードクレジット決済(月10万円まで)と楽天キャッシュ決済(月5万円まで)を併用できます。
| 決済方法 | 月額上限 | 還元率(通常カード) | 月間ポイント |
|---|---|---|---|
| 楽天カードクレジット決済 | 5万円 | 0.5% | 250ポイント |
| 楽天カードクレジット決済 | 10万円 | 0.5% | 500ポイント |
| 合計 | 15万円 | — | 750ポイント |
年会費無料の楽天カード(通常)でも、月15万円のフル活用で年間9,000ポイントを獲得できます。
この「クレカ+キャッシュ併用」の戦略は、多くの競合記事で触れられていません。
楽天証券のクレカ積立だけ見ると「還元率0.5%で普通」と思われがちですが、楽天キャッシュを組み合わせることで月15万円までポイント還元の対象になるのは大きなメリットです。
楽天ポイントで投資ができる
楽天証券では、楽天ポイントを使って投資信託や株式を購入できます。
通常ポイント1ポイント=1円から利用可能です。楽天証券の公式サイトによると、ポイント投資の対象商品は以下の通りです。
- 投資信託(1ポイントから)
- 国内株式(1ポイントから)
- 米国株式(1ポイントから)
- バイナリーオプション
注意
期間限定ポイントは投資に使えません。ポイント投資に使えるのは「通常ポイント」のみです。
国内株式の取引手数料が0円(ゼロコース)
楽天証券の国内株式取引は、ゼロコースを選択すれば現物・信用ともに取引手数料0円です。
楽天証券の公式サイトによると、ゼロコースの条件は「RクロスとのSOR利用」です。
単元未満株の「かぶミニ」も買付・売却ともに0円で利用できます。
口座開設費・口座維持費もすべて0円なので、「手数料で損をする」心配はほぼありません。投資信託の買付手数料も0円です。
米国株式は約定代金の0.495%(上限22米ドル)の手数料がかかりますが、リアルタイム為替取引の為替手数料は0銭です。
マネーブリッジで普通預金が年0.38%(2026年改定)
楽天銀行と楽天証券の口座を連携する「マネーブリッジ」を設定すると、楽天銀行の普通預金金利が大幅に優遇されます。
2026年2月1日以降の優遇金利は以下の通りです。
| 預金残高 | 優遇金利(税引前) | 優遇金利(税引後) |
|---|---|---|
| 1,000万円以下 | 年0.38% | 年0.302% |
| 1,000万円超 | 年0.32% | 年0.254% |
この金利は、メガバンクの普通預金金利と比べると非常に高い水準です。
2026年のポイント
以前はマネーブリッジの最高金利が適用される残高上限は300万円でしたが、2026年1月から1,000万円に引き上げられました。これにより、より多くの預金に対して年0.38%の金利が適用されるようになっています。
仮に300万円を楽天銀行に預けた場合、年間の利息は約11,400円(税引前)です。
これは「預けておくだけで得られるリターン」なので、投資のリスクなしに受け取れるメリットとして見逃せません。
よくある誤解
一部の競合記事ではマネーブリッジの金利を「年0.10%」や「年0.28%」と記載しているケースがあります。これは古い情報であり、2026年3月時点の正確な金利は1,000万円以下で年0.38%です。
投信残高ポイントプログラムで保有するだけでポイントが貯まる
楽天証券には、対象の投資信託を保有しているだけで楽天ポイントがもらえる「投信残高ポイントプログラム」があります。
楽天証券の公式サイトによると、対象ファンドと年率は以下の通りです。
| ファンド名 | 年率還元率 |
|---|---|
| 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 0.017% |
| 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド | 0.028% |
| 楽天・プラス・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド | 0.033% |
| 楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド | 0.053% |
| 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド | 0.050% |
| 楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド | 0.050% |
たとえば楽天・プラス・S&P500を100万円保有している場合、年間約280ポイントが自動的に付与されます。
金額としては大きくありませんが、保有しているだけで「もらえるポイント」なので、長期投資をする方にとっては嬉しい仕組みです。
注意
対象ファンドは「楽天プラスシリーズ」の6本のみです。eMAXIS Slimなど他社のインデックスファンドを積み立てている場合は対象外になるので注意してください。
投資商品が豊富で長期投資に強い
楽天証券の投資信託取扱数は約2,600本(2026年1月時点で2,612本)と、ネット証券の中でもトップクラスの品揃えです。
NISAのつみたて投資枠・成長投資枠の両方に対応しており、人気のeMAXIS SlimシリーズやiFreeシリーズ、楽天プラスシリーズなど、主要なインデックスファンドはほぼ全て購入可能です。
国内株式だけでなく、米国株式(約4,500銘柄)やその他の外国株にも対応しています。
「長期のインデックス投資を軸にしつつ、個別株にも挑戦したい」という方に適した品揃えです。
【シミュレーション】ポイ活目線で楽天証券を最大活用するといくら得する?
楽天証券をポイ活目線でフル活用した場合、年間約15,000ポイント以上を獲得できます(投信残高ポイント除く)。ここでは具体的なシミュレーションで金額感をつかんでいきましょう。
注意
以下のシミュレーションは2026年3月時点の公式情報に基づく試算です。投資信託の運用成績は含まれておらず、元本割れリスクがあります。将来のポイント制度変更や運用成績を保証するものではありません。
月5万円積立の場合のシミュレーション
月5万円を積み立てる場合、クレカ積立のみを利用するケースを見てみましょう。
手軽に始められる金額感での獲得ポイントがわかります。
| 項目 | 月間 | 年間 |
|---|---|---|
| クレカ積立ポイント(5万円×0.5%) | 250ポイント | 3,000ポイント |
月5万円の積立だけでは年間3,000ポイントです。
「少ない」と感じるかもしれませんが、これは「投資をするだけで自動的にもらえるポイント」です。銀行預金にはないメリットとして考えると、決して小さくありません。
月10万円積立の場合のシミュレーション
月10万円をクレカ積立(10万円)で積み立て、さらに楽天キャッシュ積立(5万円)も併用した場合のシミュレーションです。
| 項目 | 月間 | 年間 |
|---|---|---|
| クレカ積立ポイント(10万円×0.5%) | 500ポイント | | 6,000ポイント |
| 楽天キャッシュ積立ポイント(5万円×0.5%) | 250ポイント | 3,000ポイント |
| 合計 | 750ポイント | 9,000ポイント |
月15万円の併用積立で、年間9,000ポイントを獲得できます。
楽天経済圏フル活用時のSPU効果
上記の積立に加えて、SPU条件を満たし、楽天市場で月5万円の買い物をしている場合の合算シミュレーションです。
楽天経済圏の「合わせ技」でどこまでお得になるか確認しましょう。
| ポイント獲得源 | 年間ポイント | 備考 |
|---|---|---|
| クレカ積立(月10万円×0.5% | 6,000ポイント | 楽天カード(通常・年会費無料) |
| 楽天キャッシュ積立(月5万円×0.5%) | 3,000ポイント | 楽天ポイントコース設定必須 |
| SPU+1倍(楽天市場月5万円利用時) | 6,000ポイント | 投信+米国株で月各3万円ポイント投資 |
| 合計(投信残高ポイント除く) | 約15,000ポイント | 年会費無料カードでこの成果 |
年間約15,000ポイント=約15,000円分の還元
年会費無料の楽天カード利用時のシミュレーションです。これに加えて、マネーブリッジの金利優遇(300万円預金で年間約11,400円の利息)や、投信残高ポイント(S&P500を100万円保有で年間約280ポイント)も上乗せされます。
※投資には元本割れリスクがあります。将来を保証するものではありません。
ポイントだけで見れば「年間15,000ポイント」です。しかし、マネーブリッジの利息やSPUの楽天市場還元を含めると、楽天経済圏全体で年間2万円以上のメリットを受けられる計算になります。
他の証券会社と比較するとどう?
楽天証券の強みと弱みは、他社と比較するとより明確になります。
ここでは年会費無料カード同士の公正な条件で比較していきます。
SBI証券との違い
まず、SBI証券の基本スペックについて確認していきましょう。
SBI証券





手数料業界最安水準!
投資信託2,600本以上・IPO取扱数No.1
初心者から上級者まで対応
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ○国内株・米国株・海外ETFの売買手数料が0円 ○投資信託の取扱本数が約2,600本と業界最多水準 ○IPO取扱数が業界トップクラス(2025年実績62銘柄/65社中) ○クレカ積立で最大3.5%のポイント還元(三井住友カード) ○夜間取引(PTS)も手数料無料で対応 | ✕取引画面が多機能で初心者には複雑に感じやすい ✕アプリが商品ごとに分かれており切り替えが必要 ✕IPO当選確率が低い(口座数が多くライバルが多い) ✕メンテナンスや一時的なシステム障害が起こる場合あり |
| 口座の種類 | ネット証券。来店不要で、スマホ/PCから申込み可能 |
|---|---|
| 初期費用/口座維持費 | 無料。口座維持手数料なし |
| 取扱商品 | 国内株、米国株(5,190銘柄以上)、9カ国外国株、ETF、REIT、投資信託(約2,600本)、IPO、iDeCo、CFDなど |
| 投資信託の最低購入額 | 100円〜(積立投資の場合) |
| 国内株式取引手数料 | 0円(現物・信用取引ともに原則無料。一部ETF・REITを除く) |
| ポイント投資対応 | Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイルなど複数ポイントに対応 |
| 取引ツール/情報提供 | SBI証券 株アプリ、HYPER SBI 2(高機能PC版)、米株アプリなど。四季報・銘柄分析ツールが無料利用可能 |
| 特典・連携サービス | 住信SBIネット銀行との連携で外貨購入コスト削減/三井住友カードつみたてでポイント最大3.5%還元/IPOチャレンジポイント制度あり |
さらに楽天証券はSBI証券は、ネット証券の2大巨頭として比較されることが最も多い組み合わせです。
年会費無料カード同士での比較をまとめました。
重要な違い
SBI証券の三井住友カード(NL)は、2025年の改定で「前年度の年間カード利用額が10万円以上」でないとクレカ積立のポイント還元が0%になります。一方、楽天証券の楽天カード(通常)は無条件で0.5%還元です。「年会費無料カード同士」で比較した場合、楽天証券の方が条件面でシンプルかつ確実にポイントを得られます。
SBI証券が有利なのは、IPOの取扱数・主幹事実績です。IPO投資を重視するならSBI証券一択と言っても過言ではありません。
一方、ポイ活目線で「確実にポイントが貯まるか」という観点では、楽天証券に軍配が上がります。楽天キャッシュ積立(月5万円・0.5%還元)という追加のポイント獲得手段もSBI証券にはありません。
PayPay証券との違い
PayPay経済圏を利用している方が検討する「PayPay証券」との比較です。
クレカ積立還元率の高さとそのトレードオフを見てみましょう。
| 比較項目 | 楽天証券 | PayPay証券 |
|---|---|---|
| クレカ積立還元率 | 0.5%(楽天カード) | 0.7%(PayPayカード) |
| 投資信託取扱数 | 約2,600本 | 約132本 |
| 国内株式手数料 | 0円(ゼロコース) | 基準価格の0.5%(立会時間内) |
| 米国株手数料 | 約定代金の0.495% | 基準価格の0.5〜0.7% |
| 少額投資 | 100円から | 100円から |
| 注文方法 | 指値・成行 | 成行のみ |
| ポイント投資 | 楽天ポイント | PayPayポイント |
| 詳細はこちら | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
PayPay証券のクレカ積立還元率0.7%は楽天証券の0.5%より高いですが、投資信託の取扱数が約132本と圧倒的に少ないのが弱点です。
また、国内株式の手数料が0.5%かかるのに対し、楽天証券はゼロコースで0円です。
「PayPay経済圏を使っていて、投資信託の積立だけやりたい」という方にはPayPay証券も選択肢になりますが、商品の幅広さや手数料を考えると、楽天証券の方が総合力で上回ります。


比較まとめ表
3社の特徴を一覧で比較します。自分に合った証券会社選びの参考にしてください。
楽天証券をやめたほうがいい人・おすすめな人
楽天証券が向いている人と向いていない人は、楽天経済圏の利用度と投資スタイルで明確に分かれます。
ここまでの情報を踏まえて、最終判断のポイントを整理します。
やめたほうがいい人の特徴
以下に当てはまる方は、楽天証券以外の証券会社を検討した方がいいでしょう。
- 楽天カードを持っておらず、作る予定もない方 → クレカ積立のポイント還元を受けられないため、楽天証券を使う最大のメリットが失われます
- IPO投資を重視する方 → 主幹事実績が少ないため、SBI証券の方が有利です
- 楽天市場をほぼ使わない方 → SPUの恩恵が受けられず、ポイントの活用先も限られます
- ポイント制度の変更に敏感な方 → 過去に複数回の改悪があったため、今後も変更の可能性があります
- シンプルな投資体験を求める方 → ポイント制度やSPU条件が複雑で、設定が手間に感じる場合があります
おすすめな人の特徴
以下に当てはまる方は、楽天証券をおすすめします。
- 楽天カードを持っている方 → 年会費無料のカードでもクレカ積立0.5%還元が得られます
- 楽天市場で定期的に買い物をする方 → SPU+1倍の恩恵で楽天市場の還元率がアップします
- 楽天銀行の口座を持っている(または開設予定の)方 → マネーブリッジで普通預金金利が年0.38%に
- 投資信託の長期積立をしたい方 → クレカ+楽天キャッシュで月15万円までポイント獲得可能
- 投資初心者の方 → ポイント投資で元手ゼロから始められ、アプリも使いやすいと評判です
- 楽天ポイントを日常的に貯めている方 → 貯まったポイントで投資ができ、さらにポイントが貯まる好循環
楽天証券を迷った場合の選び方
楽天証券にするか他社にするか迷ったときは、自分の「投資の目的」で選ぶのが一番シンプルです。
目的別にベストな選択肢を紹介します。
とにかく簡単に始めたいなら
投資を初めて始める方で、「とにかく簡単に始めたい」なら、楽天証券がおすすめです。
楽天ポイントを使って100円(1ポイント)から投資信託を購入できるので、「お試し」のハードルが最も低い証券会社の一つです。
楽天カードを持っていればクレカ積立の設定も簡単で、毎月自動でポイントが貯まります。
口座開設もスマホで完結し、最短で翌営業日から取引を始められます。
\ 最短5分で申し込み完了 /
ポイ活・還元重視なら
「投資でポイントを効率よく貯めたい」というポイ活目線の方には、楽天証券が最も適しています。
クレカ積立(月10万円・0.5%還元)+楽天キャッシュ積立(月5万円・0.5%還元)の併用で年間9,000ポイント。さらにSPU+1倍を達成すれば、楽天市場での買い物でもポイントが上乗せされます。
「投資でポイントを貯めて、そのポイントで楽天市場の買い物をお得にする」というサイクルを回せるのは、楽天経済圏ならではの強みです。
本格的に投資するなら
「IPO投資もやりたい」「海外ETFを幅広く取引したい」「短期売買もしたい」という本格派の方は、楽天証券だけでなくSBI証券の口座も開設しておくのがおすすめです。
楽天証券は長期の投信積立とポイ活に、SBI証券はIPO投資やより幅広い投資商品のカバーに、というように使い分けるのが合理的です。
ネット証券の口座開設は無料なので、複数口座を持つことにデメリットはほぼありません。
筆者も楽天証券とSBI証券の両方に口座を持ち、目的に応じて使い分けています。
楽天証券でよくある質問(FAQ)
楽天証券に関するよくある質問と、公式情報に基づく回答をまとめました。
気になる項目をチェックしてみてください。
Q. 楽天証券は本当にやめたほうがいい?
A. 楽天証券は「全員がやめるべき」証券会社ではありません。楽天カードを持っていて、投資信託の積立をメインにする方にとっては、クレカ積立のポイント還元やSPU、マネーブリッジの金利優遇など、多くのメリットがあります。一方、IPO投資を重視する方や楽天経済圏を使わない方には、他社の方が向いています。
Q. 初心者でも使える?
A. 楽天証券は投資初心者に向いている証券会社です。楽天ポイントを使って1ポイント=1円から投資信託を購入できるため、元手ゼロで投資を始められます。アプリの操作性も直感的で、口座開設もスマホで完結します。
Q. SBI証券とどっちがいい?
A. どちらが良いかは投資スタイルによって異なります。楽天経済圏を活用していて長期積立がメインなら楽天証券、IPO投資を重視するならSBI証券がおすすめです。年会費無料カードのクレカ積立では、楽天証券は無条件で0.5%還元、SBI証券は年間利用額10万円以上の条件付きで0.5%還元です。
Q. 改悪は今後もある?
A. 過去の傾向からすると、ポイント制度が今後も変更される可能性はあります。ただし、楽天証券は口座数1,300万超の競争力を維持するため、大幅な改悪は行いにくい状況です。変更があった場合は公式サイトで告知されるので、定期的に確認することをおすすめします。
Q. 楽天証券のクレカ積立の還元率は?
A. 2026年3月時点で、楽天カード(通常・年会費無料)は0.5%、楽天ゴールドカードは0.75%(年会費2,200円)、楽天プレミアムカードは1%(年会費11,000円)、楽天ブラックカードは2%(招待制)です。月額上限は10万円です。
Q. 楽天キャッシュ積立とクレカ積立はどっちがお得?
A. 還元率はどちらも0.5%(通常カードの場合)で同じです。クレカ積立は月10万円まで、楽天キャッシュ積立は月5万円まで。両方を併用して月最大15万円の積立でポイントを貯めるのが最もお得な方法です。
Q. マネーブリッジの金利は今いくら?
A. 2026年2月1日以降、1,000万円以下の部分は年0.38%(税引後年0.302%)、1,000万円超の部分は年0.32%(税引後年0.254%)です。以前は300万円までが最高金利の適用上限でしたが、2026年1月から1,000万円に引き上げられました。
Q. SPUの条件は?投資でポイント何倍?
A. 楽天証券のSPU条件は、楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定した上で、月3万円以上のポイント投資を行うことです。投資信託で+0.5倍、米国株式(円貨決済)で+0.5倍、合計で最大+1倍です。月間獲得上限は投資信託2,000ポイント、米国株式2,000ポイントの合計4,000ポイントです。
Q. 楽天証券でNISAはできる?
A. 楽天証券はNISA(つみたて投資枠・成長投資枠)に対応しています。投資信託の買付手数料は0円で、クレカ積立やポイント投資もNISA口座で利用可能です。
Q. 楽天ポイントで投資できる?期間限定ポイントは?
A. 楽天ポイントで投資信託・国内株式・米国株式・バイナリーオプションに投資できます。ただし、使えるのは「通常ポイント」のみで、期間限定ポイントは投資に利用できません。1ポイント=1円から利用可能です。
Q. 楽天証券が潰れたら資産はどうなる?
A. 証券会社には「分別管理」が法律で義務付けられており、顧客の資産と会社の資産は別々に管理されています。万が一楽天証券が破綻しても、原則として顧客の資産は保護されます。さらに、日本投資者保護基金にも加入しており、1人あたり1,000万円まで補償される制度があります。
まとめ|楽天証券は「使い方次第」で評価が分かれる
楽天証券は、楽天経済圏を活用しているかどうかで評価が大きく変わる証券会社です。
最後にこの記事のポイントを振り返りましょう。
- 楽天証券は「全員がやめるべき」ではなく、「人によってはやめたほうがいい」が正確な答え
- クレカ積立+楽天キャッシュ積立の併用で月最大15万円分のポイントが貯まる(年間9,000ポイント)
- マネーブリッジの金利は2026年改定で1,000万円以下が年0.38%に(以前は300万円が上限)
- SPU+1倍で楽天市場の買い物もお得に(投信+米国株で月各3万円ポイント投資が条件)
- 年会費無料カード同士の比較では、楽天証券のクレカ積立は無条件で0.5%還元(SBI証券は年間利用額条件あり)
- IPO投資や短期売買を重視する方はSBI証券の方が向いている
- 投資信託の長期積立×ポイ活なら、楽天証券のメリットが最大化される
- 迷ったら楽天証券とSBI証券の両方を開設して使い分けるのがベスト
楽天証券を「やめたほうがいい」と一括りにするのではなく、自分の投資スタイルと経済圏に合わせて判断することが大切です。
楽天カード・楽天銀行・楽天市場をすでに使っている方にとって、楽天証券は「投資するだけでポイントが貯まり、そのポイントでさらにお得になる」という好循環を生み出せる、数少ない証券会社です。
\ 楽天経済圏ユーザーにおすすめ /
\ IPO投資なら併用がベスト /



